会長挨拶
このたび第21回日本サイトメトリー学会学術集会を2011年6月25日(土)~26日(日)の2日間に京都市国際交流会館において開催させていただくことになりました。
本学会は、我が国の医学会の中でも比較的新しい学会でありますが、サイトメトリー技術が基礎医学や細胞生物学のみならず、細胞治療、免疫細胞療法、移植医療など臨床医学にも大きく寄与したことも周知であります。その結果、本学会の果たすべき社会的責任は益々大きくなっております。
今回は、「フローサイトメトリー技術の革新的進歩と臨床医学への応用」を主題とさせて頂き、最新のフローサイトメトリー技術を用いた基礎研究と、体性幹細胞の細胞治療、移植医療への応用を目指した臨床研究のほか、ES細胞、iPS細胞などの再生医療への応用などに関する特別講演、招請講演、シンポジウム、ワークショップなどを企画させていただく予定です。中でも、造血幹細胞、間葉系幹細胞、癌幹細胞など幹細胞生物学に関する最近の進歩について取り上げる予定です。
本学会は、外科、内科、産婦人科、泌尿器科などの臨床医と、免疫学、再生医学、病理学、細胞診断学などの基礎研究医のほか、輸血部や臨床検査部の臨床検査技師により構成されています。そこで、上記の企画に加えて、毎年開催されているフローサイトメトリー症例カンファレンスの充実や、認定サイトメトリー技術者試験対策セミナーなども新たに企画したいと考えています。また、本学会の特徴の一つであるフローサイトメトリー技術の革新的進歩や新開発の機器についてもご紹介したいと考えています。
本学会が京都で開催されるのは、20年の歴史の中で初めてになります。会場となります京都市国際交流会館は、南禅寺のすぐ近くにあり、休憩時間の散策には最適な環境にあります。
6月は新緑がまばゆく感じられる頃であり、お時間が許せば、嵐山、高尾、大原など郊外の景勝地の観光も楽しんで頂けます。
今回の学術集会では、学会活動の利便性を高めるために提出演題数制限を撤廃し、また、非会員の発表も自由にして頂けるようにさせて頂きました。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。
第21回 日本サイトメトリー学会学術集会
会長 薗田 精昭
(関西医科大学大学院医学研究科幹細胞生物学)