第19回日本心不全学会学術集会

会長挨拶

人工関節学会開催にあたって

会長:大園 健二
(関西労災病院 副院長/整形外科部長)

 第46回日本人工関節学会を平成28年(2016年)2月26日(金)~27日(土)の2日間にわたり大阪の地で開催させていただきますこと、関西労災病院整形外科ならびに母教室の大阪大学整形外科同門会一同、大変光栄に存じております。近年、人工股関節、人工膝関節の年間症例数はそれぞれ5万例、8万例を超え、大腿骨頚部骨折などに対するバイポーラ人工骨頭のユニット数も6.5万例に達しています。また肩関節・肘関節、その他の部位に対する人工関節や腫瘍用人工関節のニーズも高まっており、本学会の果たすべき役割がますます重要になっています。
 学会のテーマは「知行合一~理想の人工関節技術の追究」とさせていただきました。「人工関節技術」とは単に人工関節を埋設する手術手技だけでなく、その歴史、固定様式、デザインと材質、バイオメカニクス、アプローチ、周術期管理、コンピューター技術の知識や術後の正確なフォローアップ体制、若手医師の養成まで非常に包括的な意味を持っています。「知行合一(ちこうごういつ)」とは知識に基づく実践というより、実践から得られた知識こそ真の知識ということです。基礎と臨床の両輪がかみ合い、実践した臨床経験をすべて観察してこそ真の知識となり、人工関節に対する科学的な取り組みができると信じます。「知行合一」的な演題の応募を心よりお待ちしております。
 会場は、北梅田のグランフロント大阪内にあり、大阪駅からのアクセスは徒歩数分と大変便利な場所です。多数の皆様に参加ご発表いただき、熱い議論が繰り広げられることを期待しております。