演題募集

演題募集期間

演題募集を締め切りました。

多数のご登録をいただきありがとうございました。

2015年3月3日(火)9時30分~4月23日(木)正午
5月7日(木)正午

主題演題の指定演者(学術集会事務局よりご依頼を差し上げた演者)は、 こちらよりご登録ください。

募集演題

下記演題を募集いたします。多数のご応募をお待ちしております。

  • 主題演題:シンポジウム
    ビデオシンポジウム
    パネルディスカッション
    ビデオパネルディスカッション
    ワークショップ
    ビデオワークショップ

    ※抄録の本文は例年通り日本語となりますが、タイトルのみ、英語と併記としてください。

    本学術集会では、上記セッションの発表スライドはすべて英語で作成となります。
    (日本語の併記も可)発表言語は日本語、英語、どちらでも可といたします。

  • 要望演題
  • 一般演題:口演・ポスター

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演題募集方法

インターネットを用いたオンライン登録による方法に限定いたします。
本ページ下部の「登録ボタン」よりお申し込みください。

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ご応募に際して

  • 学術集会抄録集は学会誌第68巻9号となります。オンラインで登録いただいた内容が最終原稿となります。入力ミスがあってもそのまま印刷されますのでご注意ください。
  • 登録締切後の原稿の変更はできません。共同演者の追加、変更等もできませんので、重要な共同演者が漏れていることのないようご確認ください。
  • 発表はPCのみとさせていただきます。
  • 登録締切までは、抄録を自由に確認・修正することができます。
  • 登録した演題の確認・修正・削除には、登録時に発行される「登録番号」と、ご自身で設定する「パスワード」が必要です。第三者による閲覧・悪用を防ぐため、登録番号・パスワードのお問い合わせには応じられません。登録番号・パスワードは必ず別に記録してください。
  • 締め切り間際は登録や修正が多く、アクセスしにくくなる可能性がありますので、早めの登録や修正をお願いいたします。

    ※UMINオンライン演題登録システムでは、Internet Explorer、Netscape、Safari、FireFox以外のブラウザでは演題登録できません。それ以外のブラウザはご利用にならないようお願いいたします。Safariにおきましては、ver.2.0.3(417.9.2)以降のバージョンでご利用可能です。

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応募資格

筆頭演者、共同演者ともに、非会員の方は登録できませんのでご注意ください。
未加入の方は演題申込みまでに必ず入会手続きをしてください。

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非会員の方へ

下記「日本大腸肛門病学会入会案内」の全ての手続きが完了しなければ入会となりません。登録手続き完了までには2週間程度を要しますので、予め余裕を持って入会手続きをいただけますようお願いいたします。

日本大腸肛門病学会 入会案内

【新規会員番号の発行・会員番号の確認について】

日本大腸肛門病学会ホームページの『各種手続き』より、『入会案内』をご覧ください。

※入会に関するお問い合わせ:日本大腸肛門病学会 事務局 TEL:03-6277-2340

※学術集会に関するお問い合わせは、運営事務局(TEL:052-950-3369)までお願いいたします。

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メディカルスタッフの方へ

  • メディカルスタッフの方も日本大腸肛門病学会の会員であれば演題登録が可能です。未加入の方は演題申込みまでに必ず入会手続きをしてください。なお、入会には評議員の推薦が必要です。もし、お心当たりの推薦者がいらっしゃらない場合は、運営事務局()までお問い合わせください。
  • 登録演題について、筆頭・共同演者が会員であるかどうかの確認を学術集会運営事務局にて行います。登録画面で会員番号を入力される際は、ご自身の会員番号の記号(平仮名またはアルファベット1文字)と番号4桁(2桁や3桁の場合は、前に"0"をつけてください)を入力してください。

    例) 会員番号   入力時
      J 111 J 0111

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利益相反

本学会では、平成24年1月より「臨床研究の利益相反に関する指針」を施行しております。それに伴い、本学会学術集会で発表・講演を行う筆頭演者は、演題応募や抄録提出時に筆頭演者の利益相反状態の有無を明らかにしなければなりません。筆頭演者が開示する義務のある利益相反状態は、発表内容に関連する企業または営利を目的とする団体に係るものに限定されます。なお、開示が必要な利益相反状態は抄録提出1年前から発表時までの下記「開示事項」に関する事項となります。

※利益相反状態を開示するにあたり提出した資料は、発表・講演の終了後速やかに廃棄されます。

<筆頭演者COI自己申告の基準>

種類 内容の説明 申告の基準
役員・顧問職 1つの企業・営利を目的とした団体からの年間報酬額 100万円以上
1つの企業についての年間の株式による利益(配当、売却益の総和)または当該全株式の保有率 100万円以上
または
5%以上
特許権使用料 1つの特許権に対する使用料の年間合計額 100万円以上
講演料等 1つの企業・営利を目的とした団体からの、会議の出席(発表)に対し、研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当、講演料の年間総額 100万円以上
原稿料 1つの企業・営利を目的とした団体からの、パンフレットなどの執筆に対して支払われた原稿料の年間総額 100万円以上
研究費 1つの臨床研究に対して支払われた年間総額 200万円以上
奨学寄付金
(奨励寄付金)
1つの企業・団体から1名の研究代表者に支払われた年間総額 200万円以上
その他報酬 研究とは無関係な旅行、贈答品などについて、1つの企業・団体から受けた報酬の年間総額 5万円以上

※利益相反状態については、発表スライド、あるいはポスターの最後に、「筆頭演者の利益相反自己申告書」(様式1)にしたがって開示いただく必要があります。

※不明点は本学会ホームページ内、「利益相反に関する指針」をご参照ください。

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発表形式と分類項目

(1)主題演題

シンポジウム、ビデオシンポジウム、パネルディスカッション、ビデオパネルディスカッション、ワークショップ、ビデオワークショップ、要望演題にご応募いただけます。

主題演題/要望演題 カテゴリーおよびテーマ

シンポジウム1

肛門疾患治療の標準化
Standardization of Treatments for Anorectal Diseases

司会のことば
前回69回の本学術集会の時,本邦初めての肛門疾患診療ガイドライン(痔核・痔瘻・裂肛)が上梓された.古来より多くの人々が病んできたこの疾患領域に漸く,診療に関する共通した土俵が生まれたわけである.これを踏まえて肛門疾患治療に対する標準化をテーマとしたシンポジウムを開くのは非常にタイムリーであり,意義深いと思われる.
日常頻回に遭遇する良性疾患領域であるからこそ,担当医の経験・技量,治療施設の診療形態,患者の要望,コスト面などの現場背景によって,バリエーションのある診療が行われているのが現状であり,ガイドラインが出現したからといって統一化できるものではない.しかしこの領域で病める患者さんが同様に一定レベル以上の治療効果を望むときには,標準化された治療法が必要であり,治療に当たる関係者の共通した治療方針の理解があってしかるべきであろう.
今回のシンポジウムでは,ガイドラインに合わせて痔核・痔瘻・裂肛の三疾患に限定し,標準化した治療として我が国で認められる具体的な治療法について,手術法・成績・合併症・将来的展望等を含めて議論し,標準化への大きな前進になるよう熱いシンポジウムにしたいと思う.
シンポジウム2

大腸癌に対する集学的治療
Multimodal therapy for colorectal cancer

司会のことば
大腸癌の治療成績向上のため,手術による局所の完全切除が可能な結腸癌症例では,手術後に補助化学療法が考慮され,適応基準,regimen,期間が議論されている.一方直腸癌においては,標準的な手術方法としてTME手術が国際的に確立しているが,本邦では下部進行直腸癌に対しては側方郭清の追加がしばしば行われるが,国際的には手術前に化学放射線療法,化学療法と化学放射線療法を併用する治療が標準的に行われてきた.また局所の浸潤が高度の症例には,手術前に化学療法または化学放射線療法が施行されることがあるが,regimenや切除のタイミングなど現在多くの議論がある.
本シンポジウムでは,これらの様々な症例に対する集学的治療の有効性と今後目指すべき方向性について,各施設の現状を具体的に示していただきたい.
シンポジウム3

肛門疾患に対する治療 -本邦のオリジナリティー-
Treatment of anal disease – Originality of Japan

司会のことば
肛門疾患の治療は最近の10年間で大きく変化してきました.痔核に関しては,保存的療法と結紮切除術を標準治療として,5%PAO硬化療法,ゴム輪結紮療法,分離結紮療法が一般に行われていましたが,最近の10年でPPH,ALTA療法が加わり,適応も様々で,本邦独自の進歩をとげてきました.また超音波検査,CT検査,MRI検査の解像度もよくなり,痔瘻に対する解剖学的な考え方や治療方針も変わり,より本邦独自のより侵襲の少ない術式が考案されてきました.裂肛の治療にも,肛門狭窄と肛門括約筋を考慮した様々な治療が考案されてきました.骨盤臓器脱(POP),排便障害に関しても,大腸肛門機能,直腸肛門括約筋の機能を考慮した本邦独自の治療法が考案されてきました.肛門疾患の本邦のオリジナリティーを発表していただき,世界に発信していく礎にしたいと思います.
シンポジウム4

ストーマ合併症の現状と治療
The status and treatment of intestinal stoma complication

司会のことば
平成6年2月に日本大腸肛門病学会(JSCP)と日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会(JSSCR)が合同して「消化管ストーマ造設の手引き」を発刊したが,その事業の継続として「ストーマ合併症のケアと治療」が企画されている.一般的にストーマ合併症はストーマ保有者が排泄とストーマ管理を行うことが困難であり,日常生活に支障をきたしている状態とされているが,「合併症の定義」,その亜分類としての外科的合併症,管理的合併症などの言葉を含め,使用法や定義が曖昧なこと,早期/晩期など時期的な分類や合併症の重症度分類が未だ明確ではなく,それらを標準化することが求められる.さらにストーマ造設後早期/後期に出現する合併症には,どのような合併症が含まれ,その中で外科的介入を要するものは,どのような病態のものか,またストーマケアを行う上で管理が困難となり相対的に再造設が求められる病態とは何かを整理する必要がある.今回のシンポジウムではストーマ合併症の現状と治療について全体的(総論的)にまとめながら討論を進展させたい.
ビデオシンポジウム

大腸領域におけるロボット手術の現状と展望
Robotic surgery for colorectal cancer : current status and future prospects

司会のことば
2014年4月時点,大腸癌に対するロボット手術は全国30施設で導入され,622例の手術が施行されているが,95%以上は直腸癌症例である.肥満症例や狭骨盤症例,骨盤内側方リンパ節郭清などにおいて安定した術野と多関節機能は大きな利点である.一方で,費用対効果の評価や先進医療,保険収載などは今後の課題である.米国で導入されたda Vinci Xiが本邦で承認されると,これまで苦慮したポート位置や鉗子およびロボットアームの干渉等のストレスは大幅に軽減されると期待される.本ビデオシンポジウムでは,da Vinci SおよびSiモデルを用いた直腸癌ロボット手術における問題点とその解決法,手術手技の工夫等をビデオとともに提示いただきたい.これまでの経験のみならず,将来の手術手技の標準化にむけた展望についても十分な考察を希望する.
パネルディスカッション1

大腸肛門病診療における女性医師の意義
Significance of female doctor in Coloproctology practice

司会のことば
女性医師の増加が言われて久しいですが,2012年末の時点で全体の19.7%の5万9641人となり,医学部入学者の3割が女性です.受診する側からは「同性の医師の方が相談しやすい」などの好意的意見が多くみられます.
一方,肛門科診療に携わる医師の数は決して充分といえるものではありません.そのような中で,大腸肛門病診療の現場における女性医師の進出は目を見張るものがあります.そして女性医師の活躍に伴い,女性肛門疾患患者の受診数は増加しているものと思われます.
今回,女性肛門科医師の診療におけるメリットを女性医師特有の感性や診療上の配慮や経営的な面も含め,第65回・第69回大肛学会学術集会に引き続きご発表いただき,これからの在り方に繋がる討論の場となる事を望みます.
また,女性医師特有の出産や育児を考えた働きやすい環境整備などに関するご報告やご提案もいただきたいと思います.
パネルディスカッション2

進行結腸癌における腹腔鏡手術はどこまで標準化できるか?
Can laparoscopic surgery be standardized for advanced colon cancer?

司会のことば
1990年初頭より導入された腹腔鏡手術は,日本内視鏡外科学会アンケート調査結果によると,その実施件数は年々増加し,2013年には全結腸癌手術の57%に施行され,その2/3が進行癌を対象としている.一方,大腸癌に対する腹腔鏡手術と開腹手術の海外の第Ⅲ相試験は,リンパ節郭清手技や開腹移行頻度が本邦と異なるため,その結果をそのままわが国の医療に外挿するのは適切ではないと考えられている.進行結腸癌に対する腹腔鏡下手術をどこまで標準化できるかを考えた場合,単に癌のステージだけで論じるのではなく,漿膜浸潤の有無や大きさ,局在などの腫瘍因子,また性別や肥満度,高齢などの患者因子,手術を行うチーム力などの施設因子を考慮した上で,標準化できる領域を明確化する必要がある.本パネルディスカッションでは,進行結腸癌(ステージⅡ,Ⅲ,Ⅳ)に対する腹腔鏡手術の腫瘍因子・患者因子・施設因子に関する治療成績を示し,進行結腸癌に対する腹腔鏡手術をどこまで標準化できるか一定の見解を示したい.
パネルディスカッション3

痔核に対する治療 -これまでとこれから-
Treatment for Hemorrhoids : Past, Present and Future

司会のことば
肛門疾患診療ガイドラインが作成され,痔核の外科的治療法の種類と効果について適応や利点・欠点が明示された.痔核に対する治療法として,従来フェノールアーモンド油による硬化療法,ゴム輪結紮療法などの外来処置的なものから,古典的な分離結紮法や標準術式としては基本的な痔核結紮切除術(LE)が行われてきた.近年はLEの際のデバイスとして超音波メス,vessel sealing systemやレーザーを使用した治療法やPPH法,ALTAによる硬化療法なども行われている.根治性のみでみれば,LEがすべての痔核に対応でき最も優れているが,術後出血や疼痛の点で社会復帰までの時間を要する.最も理想的な治療法は,根治性が高く,合併症の少ない,患者負担の少ない術式となるが,痔核の病態は様々で最も適した術式も,有床か無床か,医師一人か多数かにより,どの観点に重点を置くかにより異なる.各施設の術式の変遷と成績,術式の問題点と対策を述べて頂き,これからの痔核治療法を探っていきたい.
パネルディスカッション4

大腸肛門機能の諸問題
Various problems in colon and anal function

司会のことば
機能性疾患は患者のQOLを著しく損なうことがある.大腸肛門機能の異常については欧米を中心に半世紀前から種々の報告がなされ近年RomeⅢの中で体系づけられた.一方,我が国では便秘と便失禁のガイドラインの作成が行われようとしている.しかし,疾患の定義,診断基準,病態の把握などについてはいまだに多くの疑問や矛盾点が残されている.肛門機能検査においても便秘や便失禁,あるいは直腸癌術後の排便機能障害の臨床像と検査データとの矛盾に気づくこともある.検査データの異常から治療法をどのように選択するかも重要な課題である.薬物療法やバイオフィードバック療法などの保存的治療も施設によって異なる方法がとられている.一部の重篤な便秘患者に対する大腸切除術や人工肛門の造設については不明な点が多く,便失禁に対する仙骨神経刺激療法もその機序は解明されていない.
そこで本セッションでは,大腸肛門機能についての疑問や矛盾点を明確にし,今後,便失禁,便秘あるいは術後排便機能障害の患者に対しての治療戦略,外科的治療の適応,手術方法,治療成績と術前検査との関連,合併症やその予防方法などについて論じて頂きたい.
パネルディスカッション5

IBD治療における内科と外科の連携
Cooperation of medical and surgical management for IBD

司会のことば
近年,IBDに対する内科的治療は生物学的製剤の開発,免疫調節薬や免疫抑制剤の応用など新たな治療法が導入され,飛躍的な治療成績向上が見られた.CDの狭窄病変に対しても内視鏡的な狭窄拡張術が試みられるようになっている.しかし,これらの治療法に対しても抵抗性を示す難治例の存在や易再燃例の問題,副作用を含めた合併症の問題が解決したわけではない.一方,IBDに対する外科治療は術式の確立,周術期管理の進歩などにより安定した治療成績が得られ,術後QOLも向上が見られている.UCでは根治術,CDでは高率に生じる腸管合併症に対する治療法として位置づけられる.内科的治療の限界を的確に判断し,手術時期をどう決定するかなど,内科と外科がいかに適切な連携を行うかが,IBD患者の短期予後だけでなく長期予後にも大きな影響を与える.QOLはもちろん年齢や併存疾患などの背景も考慮する必要がある.本パネルディスカッションでは,内科的治療の有効性・成績とともに,その限界をどう見極めるか,外科治療のタイミング,方法や工夫などについて,活発な議論を行いたい.
パネルディスカッション6

IBDに対する癌サーベイランスの現状と今後の展望
The present status and future perspectives of surveillance for colitis-associated cancer in patients with IBD

司会のことば
潰瘍性大腸炎(UC)の長期経過例において慢性炎症を背景としたdysplasia・癌の発生リスクが高いことが知られており,早期発見を目的とする定期的なサーベイランスが重要である.dysplasia・癌の発見・診断は容易でないことが少なからずあり,これまで海外では数十個のrandom biopsyによる粘膜採取が推奨されてきたが,最近の研究により色素法やtarget biopsyの有効性も報告されてきている.また拡大内視鏡や画像強調内視鏡の開発は大腸癌局在診断・深達度診断能の向上に寄与しているが,UC関連dysplasia・癌の診断に対する有用性については明らかではない.一方クローン病(CD)では肛門病変や狭窄,瘻孔部位に発生するため,内視鏡下生検によるサーベイランスは困難であり,進行癌で発見される症例が多いのが現状である.本パネルディスカッションではUC,CDに関連したdysplasia・癌の実態を明らかにするとともに,早期発見のための各施設でのサーベイランス方法や発見率を上げるための工夫について,さらに発見されたdysplasia・癌の手術適応に関する問題点・課題について,多くの施設からの発表,討論を期待する.
ビデオパネルディスカッション

IBDに対する手術 -開腹・腹腔鏡・ロボット-
Surgery for IBD - Open, Laparoscopie & Robotic Surgery

司会のことば
IBDに対する手術は,近年の手術デバイスの開発やロボット工学の発展に伴い,腹腔鏡やロボット手術で実施されるなど様相が変化しつつある.しかしながら,これらそれぞれのアプローチにおいてIBDに対する利点についてはいまだ議論の続いているところである.先ごろ示された国内のガイドラインでも,現時点では腹腔鏡やロボット手術は専門的施設での実施が推奨されているが,創に関する利点以外に,開腹手術に対して明らかな長期手術成績の差は示されていない.今後,それぞれのアプローチの適応を明確にするために,各手術成績をさらに蓄積し,様々な観点から比較して行かなければならない.
本セッションでは,IBDに対する開腹手術,腹腔鏡,あるいはロボット手術の適応ならびに手術成績を明らかにし,それぞれの術式を標準化・成績向上させるための工夫やトレーニング方法,あるいは医療経済的な観点についての議論も行っていただきたい.
ワークショップ1

cT3N1下部直腸癌に対する治療戦略
The treatment strategy of cT3N1 lower rectal cancer

司会のことば
cT3N1下部直腸癌に対する標準治療は,本邦では側方郭清を伴うTSME(Tumor Specific Mesorectal Excision)+術後補助化学療法で,欧米ではTSME+術前補助放射線(化学)療法です.局所再発率は10%程度と報告され同等です.しかし,それぞれの治療における合併症は異なり,症例および社会的背景を考慮しての治療選択が望ましいと思われます.近年,本邦のエキスパートたちは,腹腔鏡補助下手術やロボット手術で,側方郭清も含めて,より低侵襲に進行下部直腸癌根治術を完遂します.一方,開腹術も含めて,側方郭清における自律神経温存,至適郭清範囲については議論の余地があると思います.
下部直腸癌は,上部直腸癌に較べて肺転移と局所再発の頻度が高く,相対的に予後不良です.
補助化学療法,放射線治療にも改善の余地があると思われます.本ワークショップにおいては,集学的治療を必要とするcT3N1下部直腸癌の治療戦略について多角的なご討議を頂きたいと思います.
ワークショップ2

直腸癌局所再発の治療戦略
Surgical Strategy of Locally Recurrent Rectal Cancer

司会のことば
直腸癌局所再発に対して,最も治療効果が高い治療法が根治的切除であることは明らかである.しかし,直腸癌局所再発の手術には,RO切除を目指してもR1/2に終わる症例が多い,しばしば多臓器合併切除が必要でそういった手術は難度が高く侵襲が大きい,さらに術後合併症が高率で術後QOLも大きく損なわれる,など多くの課題が有る.さらに,化学療法や放射線治療とどう組み合わせていくべきかについてのエビデンスに乏しい.そのため,局所再発手術への取り組みには施設間の格差が大きい.このワークショップでは,各施設における局所再発の治療方針とその根拠について意見を交換し,今後の直腸癌局所再発の治療戦略を考えたい.
ワークショップ3

便排出障害に関する諸問題と対策
Controversies in the management of evacuation disorders and their appropriate treatment measures

司会のことば
便排出障害とは,直腸内にある糞便の排出困難感や残便感を主訴とする病態で,英語ではevacuation disorders,defecation disordersやoutlet obstructionと呼ばれる.便排出障害の原因は多岐にわたり,直腸瘤,直腸重積,S状結腸瘤,小腸瘤,会陰下降症候群などの解剖学的な異常による器質性便排出障害と,骨盤底筋群の協調運動障害や腹圧低下などの機能的な異常による機能性便排出障害に大別される.これらは本邦における人口の高齢化とともに,とくに女性で増加している疾患でもある.
診断には,排便造影検査,motion MRI,超音波検査などの画像診断が必須であるが,肛門内圧検査などの生理学的検査,transit studyなどの補助診断も有用である.また,便排出障害の重症度の評価やQOL評価も治療方針の決定に必要である.治療は疾患の重症度に応じて,バイオフィードバックや薬物治療を含めた内科的治療が基本であるが,難治例では手術が選択されることも多い.
このワークショップでは,各施設で便排出障害をきたす疾患に対して行っている診断と治療について,その成績および問題点を御提示いただきたい.外科的治療については,適応,術式とその成績を御提示いただきたい.
ワークショップ4

大腸診療における多職種チーム医療
Team approached medicine for colorectal diseases

司会のことば
多職種チーム医療の必要性,重要性は年々高まっており,有効な活用によって安全性の向上とともに質の高い医療の提供にも貢献する.大腸診療においても,内視鏡などの検査室や手術室での各種器材管理や安全,円滑な治療サポート,化学療法を含む薬剤管理,NSTに代表される栄養管理,ストーマを含む排泄ケア,終末期医療などにおいて,看護師,薬剤師,栄養士,臨床工学士など多職種チーム医療の実践により多くの成果が上がっている.
このワークショップでは各施設で行われているチーム医療について,職種間のコミュニケーションや実際の取り組みなど実例をあげて発表いただきたい.そしてより効果的,効率的な方法,独創的なアイデア,さらに問題点をふまえて新たな多職種チーム医療の可能性について議論したい.医師以外の職種からの発表も大いに歓迎する.
ワークショップ5

ISRの現状と展望
Intersphincteric resection for lower rectal cancer – current status and future perspective

司会のことば
低位直腸癌に対する括約筋間切除術は1990年代初頭に紹介されてから本邦においても徐々に認知され施行される手術手技となっている.
手術の手技的な問題とともに,手術根治性および術後機能が重要な評価項目であるが,これらに関してはいまだ確立された大規模な研究は少ない.
手術手技に関しては腹腔内からのアプローチとともに重要な肛門側のアプローチをどのように施行するとよいのか.根治性が確保でき,かつ術後機能を担保できる手術適応をどのように考えるのか.手術適応の拡大は術前,術後治療によって可能かどうか.pESRの適応はどうか.側方郭清,鼡径部郭清をどのように考えるかなど,本ワークショップではISRを施行するための適応を含めた各施設の考え方,方法および成績を提示していただき,現在の本邦におけるISRの現状と今後の展望について議論していただきたい.
ビデオワークショップ1

大腸疾患に対するreduced port surgeryの手技と工夫 -適応と限界も含めて-
Technical Notes on reduced port surgery for colorectal disease

司会のことば
大腸癌や憩室などの大腸疾患に対する腹腔鏡手術は,標準手術のひとつとして位置づけられつつある.そして最近ではよりいっそうの低侵襲または整容性を求めて,創をひとつにしたSingle incision laparoscopic surgery(SILS)または,ポートの省略や細径化など,いわゆる「Reduced port surgery」(RPS)が多くの施設で試みられている.
SILSやRPSに対する適応は施設によって大きく異なっているのが現状であり,視野展開の困難性や,癌に対する手術としての妥当性など問題や議論の多いところである.これらの問題を解決することがRPSに求められている.
本ビデオワークショップでは,各施設におけるReduced port surgeryの手技の実際,工夫など,使用デバイスを含めた具体的方法をビデオで提示していただき,その有用性と妥当性,臨床的意義を提示していただきたい.
また,短期・長期成績から通常腹腔鏡手術に対する非劣性および優越性を示していただき,現段階の適応や安全性そして限界についても議論したい.
ビデオワークショップ2

大腸内視鏡治療 -私の工夫-
Therapeutic colonoscopy - my ingenuities -

司会のことば
近年の内視鏡機器や周辺デバイスの進歩と経験症例の蓄積によって大腸ESDのハードルはずいぶん低くなってきたが,まだまだ誰にでも出来る手技にはなっていない.本セッションでは,大腸ESDを行う上でのデバイスの選択,手技のコツとピットフォール,を十二分に披露して頂きたい.また,大腸腫瘍に対する内視鏡的切除の大多数を占めるEMR手技は内視鏡治療の基本であり非常に重要である.EMRについても,スネアの選択,局注の工夫,スネアリングのコツや計画的分割EMRの実際を含めて,手技のコツとピットフォールを見せていただきたい.「大腸ESD/EMRガイドライン」で定義された「ハイブリッドESD」や「Precutting EMR」の呈示も要望する.また,治療手技選択の決め手となる診断過程のVTRも含めて頂ければ有り難い.切除手技のみならず,腫瘍摘除に関連した穿孔や出血に対する対策や工夫の呈示も是非ともお願いしたい.VTRを用いた本セッションが,聴講者の明日からの大腸腫瘍の内視鏡治療に応用できる実践的で実りの多い発表を期待する.大腸内視鏡治療の守備範囲は広範囲にわたるが,本セッションでは大腸腫瘍に対する内視鏡的切除に焦点を絞って演題を公募する.
要望演題1

大腸癌内視鏡切除後,追加切除例の現状と展望

要望演題2

直腸腫瘍に対する治療 -内科から外科から-

要望演題3

横行結腸癌に対する治療戦略

要望演題4

直腸手術後の肛門機能

要望演題5

高齢者大腸癌に対する治療戦略

要望演題6

直腸脱に対する治療の考え方と成績

要望演題7

排便機能障害に対する治療戦略

要望演題8

骨盤臓器脱に対する最良な治療は何か?

要望演題9

進行結腸癌に対する外科手術の現状と展望

要望演題10

IBDにおけるストーマ合併症と長期経過における問題点

要望演題11

IBDにおける術式別の術後QOLの評価

要望演題12

炎症性腸疾患に対する緊急対応

要望演題13

高齢者IBDに対する臨床的特徴と問題点

要望演題14

高齢者IBD手術症例の予後

要望演題15

NETに対する治療戦略

要望演題16

内視鏡治療の限界と対策

要望演題17

ストーマに対する腹腔鏡手術

要望演題18

痔核・痔瘻・裂肛 -私の流儀-(ビデオセッション)

要望演題19

裂肛,肛門狭窄のstrategy

要望演題20

稀な肛門周囲疾患に対する私の治療

要望演題21

診療形態(体系)の違いによる肛門疾患に対する治療戦略

要望演題22

男性と女性,肛門疾患治療において違いはあるか?

要望演題23

肛門の解剖

要望演題24

『消化管ストーマ造設の手引き』発刊後のストーマ造設

要望演題25

閉塞性大腸癌の治療戦略

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(2)一般演題

口演、ポスターにご応募いただけます。

【一般演題応募カテゴリー】

希望分類( I )
A01 結腸早期癌
A02 直腸早期癌
A03 結腸進行癌
A04 直腸進行癌
A05 転移転移
A06 再発
A07 遺伝性大腸癌
A08 その他の悪性腫瘍
A09 NET
A10 カルチノイド
A11 良性腫瘍
A12 クローン病
A13 潰瘍性大腸炎
A14 虚血性腸炎
A15 大腸憩室
A16 その他の炎症性腸疾患
A17 虫垂疾患
A18 大腸穿孔
A19 イレウス
A20 機能性腸疾患
A21 直腸脱・POP
A22 便失禁・排便障害
A23 痔核
A24 痔瘻
A25 裂肛
A26 直腸肛門痛
A27 その他の肛門疾患
A28 ストーマ
A29 STDにともなう肛門疾患
A30 高齢者
A31 その他
希望分類( II )
B01 診断
B02 内視鏡診断
B03 化学療法
B04 放射線治療
B05 内科治療
B06 内視鏡治療
B07 鏡視下手術
B08 緊急手術
B09 手術治療
B10 局所切除
B11 術後合併症
B12 術後機能
B13 術後フォローアップ
B14 生理機能
B15 病態
B16 病理
B17 機能温存
B18 周術期管理
B19 緩和医療
B20 ガイドライン
B21 クリニカルパス・地域連携
B22 チーム医療
B23 症例報告
B24 基礎・実験
B25 女性医師
B26 その他

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抄録作成に際しての注意

抄録は以下の要領にて作成してください。

  • 本学会用語集を参照し、適切な用語を用いること【大腸肛門病学用語集
  • 演題名:文字数制限なし
  • 最大著者数(筆頭著者+共著者):20名以内
  • 最大所属施設数:7施設以内
  • 抄録本文:全角900文字以内
  • 総文字数:著者名・所属・演題名・抄録本文の合計で全角1,075文字以内

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  あ111 あ0111
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  • 演題登録が完了すると、登録完了通知メールがご入力いただいた筆頭演者のメールアドレス宛に自動配信されます。演題登録時に電子メールアドレスを正確にご記入ください。
  • 演題の採否並びに発表セッションの決定は、会長にご一任ください。
  • 採否通知は、7月中に、演題登録の際にご入力いただいた筆頭演者のメールアドレス宛にお送りいたします。メールが届かない場合は運営事務局までご連絡ください。
  • 主題演題で採用されなかった場合、第2希望で一般演題での発表を希望した際には一般演題での採用となることがあります。予めご了承ください。

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演題登録の際お預かりした、個人情報は、当学会の学術論文発表目的以外での使用はいたしません。事務局にて厳重に管理させていただきます。

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