角膜カンファランス2018

会長挨拶

角膜カンファランス2018
第42回日本角膜学会総会/
第34回日本角膜移植学会
会長:近間 泰一郎
広島大学大学院視覚病態学(眼科学) 准教授

角膜カンファランス2018開催にあたって

 角膜カンファランス2018は広島で開催させていただきます。開催にあたりまして、日本角膜学会ならびに日本角膜移植学会の会員の皆様に厚くお礼申し上げます。
中国地方での開催は2004年に鳥取で開催されて以来14年ぶりとなります。また、1999年山口県宇部市で山口大学(会長:西田輝夫先生)が担当させていただいた際には事務局長を務めさせていただきました。実に19年の歳月が経ちました。そして、この度広島で初めての開催となります。

 今回の角膜カンファランスは、「結集!!角膜の神秘を科学しよう。」のテーマのもと特別講演、招待講演、シンポジウムを予定いたしております。「発生からみた再生医療」をメインテーマとして角膜再生医療の現状と未来についてプログラムを企画いたしました。
 招待講演として、Winston Kao教授(Cincinnati大学)に角膜の発生について基礎研究を中心にお話をお願いいたしております。さらに、日本発の再生医療で初めて保険適応となった「三次元自家培養軟骨移植」を開発され、2015年には「自家培養軟骨の開発」の研究成果により紫綬褒章を受章された日本の再生医療を先導してこられた越智光夫広島大学学長に特別講演をお願いいたしております。
 シンポジウム1は、角膜疾患の治療に臨床応用されている再生医療の現状と今後再生医療につながっていくと期待されている基礎研究について、シンポジウム2は、光エネルギーを用いた角膜疾患治療としてそれぞれの臨床・研究を推し進めている先生方に講演いただきます。ディスカッションの時間にはフロアからの参加も積極的にできるように配慮したいと考えています。

 広島は、昨年「神ってる」カープのセリーグ制覇で大変盛り上がりました。今年も連覇さらには日本一が期待できる好調さを維持しています(5月末現在)。また、J1でチャンピオンをとる実力を持ち合わせたサンフレッチェやバレーボールVリーグのJTサンダーズ、バスケットボールBリーグのドラゴンフライズなどといったプロチームが本拠地とするスポーツの盛んな街です。また、冬の広島といえば「牡蠣」に代表されますが、お好み焼きやつけ麺といったB級グルメもあります。さらには、お土産にはさまざまな種類のもみじまんじゅうなどスイーツも各種取り揃えております。穏やかな瀬戸内の気候で育まれた海の幸や山の幸を一年通して楽しんでいただけます。
 会場となりますグランドプリンスホテル広島は、広島の海の玄関である宇品港に位置し、瀬戸内の海と空を満喫できるすばらしいロケーションです。客室数534室、約1,200名までの宿泊が可能です。2,000名まで利用できる中四国最大級のメインバンケットホールをはじめ、同フロアに分科会等に使用できる小宴会場8室を有しており、各会場間の移動がスムーズに行えます。また、ホテルならではの細やかな心配りも期待できます。市中心部からはやや離れた場所に位置しますが、参加される皆様の多くが宿泊されることで、時間を気にすることなくフレンドリーにかつアカデミックなディスカッションを思う存分できる環境を提供できると確信しています。

 今回の試みとして、従来のポスター発表のなかから選ばれる優秀ポスター賞(北野賞、内田賞、真鍋賞)に加えて、参加者が選ぶ最も興味深かった演題を投票していただき表彰したいと考えています。また、1人で参加してもチームで参加しても楽しめるレクレーションをいま思案中です。
 この学会の伝統である「よく学び、よく遊べ」の精神をしっかりと引き継ぎ、ご参加の皆様にとって実りのある角膜カンファランス2018になるよう広島大学眼科医局員一同が総力を挙げて準備いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。