ワークショップ4  
胆膵悪性腫瘍への取り組み
 膵癌、胆道癌は難治癌の代表格であり、治療成績向上が切望されている。予後が良いと考えられていた膵神経内分泌腫瘍もひとたび転移を伴えば、決して満足できる治療成績ではない。胆膵悪性腫瘍の予後向上には、早期診断・内視鏡診療・外科治療・放射線(粒子線)治療・化学療法・緩和ケアなど、あらゆる面からのアプローチが必要であり、正に集学的治療が求められている。本セッションでは、胆膵悪性腫瘍に対する各施設の診療成績や予後向上への取り組みを呈示して頂き、難治癌の突破口となるような議論を期待したい。胆膵内視鏡(EUS・ERCP関連手技)、術前・術後補助療法を含む外科手術成績、切除不能症例に対する化学療法など、内科・外科双方から幅広く演題を募集する。