ワークショップ3   胆管・膵管ステンティングの現状と展望 司会： 小澤　栄介（長崎大学病院 消化器内科） 階子　俊平（熊本大学病院 消化器内科） 胆管・膵管ステンティングは様々な胆管・膵管の狭窄・閉塞疾患に対する標準的な治療法として確立され、多くの施設で実施されているが、 実際には、 対象疾患(良性/悪性)、 狭窄部位(肝門部領域胆管/遠位胆管/膵管)、 ステントの種類(plastic/metal(cover, uncover))、 留置法など、 未だ多くのdiscussion pointがある。 更には、 逆流防止弁付きステントやアンカー付きステントの有効性、 EUS下ドレナージの実際と有効性、 胆嚢ステントの有効性と長期予後、 術後再建腸管症例における最適なドレナージ法など、 近年新たなdiscussion pointも出現している。 本ワークショップで、 各施設における胆管・膵管ステンティングの実際についてご発表いただき、 情報を共有し、 治療の最適化を目指したいと考えている。 多数の演題登録を期待する。