ワークショップ4  
大腸ポリープの治療戦略(Hot vs Cold)
司会: 西山 仁(独立行政法人国立病院機構長崎医療センター 消化管内科)
下田 良(佐賀大学医学部附属病院 光学医療診療部)
大腸ポリープの治療は、従来のEMR(endoscopic mucosal resection) に加え通電を用いないCSP(cold snare polypectomy)も普及しつつあり、又UEMR(underwater EMR)等の新しい手技も報告されている。CSPは従来法と比較して合併症の頻度が少ないとされているが抗血栓薬内服下における安全性の報告はまだ少なく、また技術上粘膜下層の組織は殆ど採取できない事、病理学的評価が困難な事等課題もある。UEMRについては、その有用性や適応について今後の検討が待たれる。本ワークショップではこれら切除法を比較し、各施設での適応や手技の実際について報告いただきたい。たくさんの演題応募をお待ちしております。