■ 事務局
東海大学医学部付属病院診療技術部
臨床検査科 大島 利夫
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大会長あいさつ

 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 この度日本遺伝子診療学会第22回大会の会長を務めさせていただくこととなりました。2015年7月17日(金)~19日(日)に「かながわ労働プラザ」(横浜市中区寿町1-4)における開催に向けて準備を進めております。

 近年、遺伝子関連検査の開発と実用化、すなわち疾患の診断、治療や予防への応用は目覚ましい展開を示しています。特に、ヒトゲノムシークエンス配列の生物学的・臨床的意義の解明の結果、単一遺伝子疾患のみならず、遺伝要因と環境要因とが複雑に関与する薬物反応性や疾患罹患性の個体差に影響するゲノムの多様性が解明され、分子標的薬およびコンパニオン診断薬の開発に基づく個別化医療が推進されています。さらに1つの検体から検出すべき遺伝子や変異の数が増加し、多項目同時解析(マルチプレッス)や包括的分析による次世代シークエンシングの遺伝子解析装置が開発され、臨床利用されつつあります。これら新しい技術に基づく遺伝子解析システムの臨床検査利用において、適正な実施と利用による良質なヘルスケアが求められ、技術の進歩に呼応した検査診断の質保証、情報提供サービスに基づく診療の質の確保について、国際的な議論が活発化しています。

 このような情勢を鑑み、今回の第22回大会の総合テーマは「遺伝子診療における検査・診断と診療の質保証」としました。遺伝子診療関係者が一同に会して、現状の課題整理と方向付けのために充実した機会となり、我が国の遺伝子診療の発展と質向上に寄与できる大会にしたいと考えています。

 

第22回日本遺伝子診療学会大会
大会長  宮地 勇人