会長挨拶

教授 山田 治基

第45回日本股関節学会学術集会
会長 山田 治基
藤田保健衛生大学整形外科 教授 

第45回日本股関節学会学術集会を平成30年10月26日(金)、27日(土)の二日間にわたり、名古屋国際会議場にて開催させていただきます。我が国における股関節研究の基幹となる本学術集会を当教室で担当させていただくことは大変な光栄であり、このような機会を与えていただきました会員の方々に心より感謝申し上げます。

本学術集会のテーマは「青は藍より出でて」としました。このことわざは荀子の言葉で、「青は藍より出でて藍より青し」が全文です。「藍」とは、染料に使う藍草のことで、藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となるので、その関係を弟子と師匠にあてはめて、弟子が師匠の学識や技術を越えるという意のことわざです。学問や努力により持って生まれた資質を越えることができるということを示すと言われています。日本の股関節学は過去に大変、高名な先生方のご努力、ご指導により大きく発展しましたが、これからもどんどん若手が出て新しい方向へ発展していって欲しい、そのためには若手を育てていくという方向性が重要であるということを示すテーマと考えております。若い会員の方々に将来、先輩を越えて行けるように、多くのものを持ち帰っていただけるような企画、内容にしたいと思っております。

招待講演としては、2018年にNew Orleansで開催されるORS会長であるRush University Medical CenterのProfessor D Rick Sumner先生に人工股関節の生物学的固定と骨融解について、Samsung Medical CenterのProfessor Youn Soo Park先生に人工股関節置換術のスキルについて、Catholic University of Koreaの Professor Yong-Koo Kang先生に同種骨移植の成績について、藤田保健衛生大学リハビリテーション科教授 才藤栄一先生に運動器リハビリテーションの最前線という内容でご公演をいただく予定です。

本学術集会は日本股関節学会が一般社団法人化された後の初めての学術集会となります。一般社団法人となり、国民のかかえる股関節領域の諸問題に対する責任は一段と重くなりました。この点をふまえ、日本股関節学会理事長である久保俊一先生に「法人化された日本股関節学会の課題」と題した特別講演をいただくことになっております。我々、学会員がどのような問題意識をもって進んでいくべきかをご教示いただけると思っております。本学会は一般社団法人化されたことにより、国民からの目線を考慮した学術集会の運営が要求されることとなりました。学術集会に参加される方々には、何かと窮屈な思いをなされるかもしれませんがご容赦いただくようお願い申し上げます。

超高齢化社会に突入した我が国では、我々の努力にもかかわらず股関節の障害により要介護となられる方が急速な勢いで増加しております。一人の医療者の努力により治療できる患者さんの数は限られています。股関節の障害により第一線から退かざるを得なかった患者さんに様々な治療により再度、社会復帰していただくことが我々、日本股関節学会に属する者の責務です。第45回の学若い先生方に将来、先輩を越えて行けるように、多くのものを持ち帰っていただけるような企画、内容にしたいと思っております。術集会が股関節の障害を患う患者さんの治療に少しでも貢献できることを心より願ってご挨拶とさせていただきます。

主催事務局

藤田保健衛生大学整形外科
〒470-1192
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98
TEL:0562-93-2169 FAX:0562-93-9252
E-mail:hip45@fujita-hu.ac.jp

運営事務局

株式会社コングレ中部支社
〒460-0004 愛知県名古屋市中区新栄町2-13
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E-mail:hip45@congre.co.jp

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