ご挨拶

公益社団法人日本精神科病院協会(日精協)が主催する第5回日本精神科医学会学術大会が、平成28年11月16日(水)・17日(木)の両日、宮城県の仙台国際センターにおいて開催されます。
今回のテーマを、「多難な時代の精神科医療~震災・医療経済・少子高齢社会・・・・・・希望そして創造」とし、会長講演、厚生労働省担当部局講演、招待講演、教育講演等を予定しており、シンポジウムや演題発表を通して、様々な困難に直面している精神科医療の方向性に活発な議論が展開されることを期待しております。
宮城県は、国宝建築に指定されている瑞厳寺や大崎八幡宮など、歴史的寺社仏閣の数々を有し、松島や秋保大滝、磐司(ばんじ)などでは雄大な自然の恵みを目の当たりにすることができます。仙台エリアでは、独眼竜伊達政宗に纏わる歴史文化にも触れることができ、また、牛タンや笹かまぼこなどこの地ならではの食品も堪能できます。東日本大震災から5年が経ちますが、復興がまだ道半ばの所も依然としてあります。しかし、日精協の皆様のおかげで本大会を開催できる所まで来ました。大会翌日には被災地の視察ツアーも予定しておりますので、是非、宮城県へ足を運んで頂き、本大会へご参加頂きたいと思います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第5回日本精神科医学会学術大会
大会長 後藤 時子
(日精協東北地区代表)