2017年6月8日(木)〜10日(土) 第54回 日本リハビリテーション医学会学術集会 「エビデンスに基づく地域包括ケアシステムの推進」

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ご挨拶

大会長 椿原彰夫 この度、2017年(平成29年)に開催されます第54回日本リハビリテーション医学会学術集会の大会長を務めさせて頂くこととなりました。わが国におけるリハビリテーションの領域を代表する伝統ある学術集会を担当いたしますことは、身に余る光栄と心から感謝申し上げます。この分野における医療福祉学の発展に貢献できるよう全力を尽す所存ですので、多くの皆様にご指導とご協力を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

会期は2017年(平成29年)6月8日(木)〜10日(土)で、岡山市にあります岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)を中心として開催する予定です。本学術集会のテーマは、「エビデンスに基づく地域包括ケアシステムの推進」とさせていただきました。わが国は既に未曾有の高齢化社会に突入し、加速する少子化と相俟って、2025年には4人に1人が75歳以上という超高齢社会が到来します。医学的のみならず、社会的、経済的にも重大な問題を抱えることが予想され、医療福祉、看護、介護、保健、生活支援の統合されたサービスの提供が必要となります。その具体的な方策については、「地域包括ケアシステム」を理想に近い形として築き上げるべく、いくつかの事業が既に着手されています。障害をもつ高齢者に高いQOL(quality of life)を提供するためには、その成果を客観的に示すことが重要ですが、その取り組みはまだ十分ではありません。そこで、本学術集会が学術的なエビデンスを提示する方向性を打ち出す契機となることを大きく期待いたしております。一般演題発表では急性期や回復期の医学的リハビリテーションに加えて、生活期の医療福祉に関する科学的データが報告されることを願っております。

詳細なプログラムはプログラム委員会によって計画される予定ですが、特別なプログラムとして海外招聘者講演や特別講演、教育講演、シンポジウム、パネルディスカッション等に加えて、多数のEnglish Sessionを企画し、国際交流を促進する予定です。アジア諸国をはじめとして、世界中のリハビリテーション科医が参加し易い魅力的な学会にしたいと考えております。また、関連専門職演題を本学術集会の中で並行して開催し、種々の専門職の方々による発表と情報交換の場を提供する予定です。7,000名を超える方々を岡山にお迎えし、満足のできる情報を持ち帰っていただきたいと願っております。

本学会の会員のみでなく、多くの皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

第54回日本リハビリテーション医学会学術集会
大会長 椿原 彰夫
(川崎医療福祉大学 学長)