予定プログラム(2012年5月現在)
変更は随時更新いたします。


Featured Session(会長特別企画)
時代を変えた科学者たち
 
座長: 北 徹 (神戸市立医療センター中央市民病院)
  佐々木 淳 (国際医療福祉大学)


特別企画 ガイドライン2012
改訂「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012
  Revised JAS Guideline 2012 for the Prevention of Atherosclerotic Diseases
 
座長: 寺本 民生 (帝京大学 医学部内科)
  佐々木 淳 (国際医療福祉大学)



明日へのシンポジウム
明日へのシンポジウム1
動脈硬化性疾患と抗血栓療法: 最近の進歩と問題点
  Anti-thrombotic Therapy for Atherosclerotic Diseases: Update
  動脈硬化巣および心房内での血栓形成は、心筋梗塞や脳梗塞など虚血性動脈疾患発症の要因となる。血栓形成の分子機構の研究が進み、新規の抗血小板薬、抗凝固薬が相次いで開発され、t-PAによる線溶療法も進められている。これらの抗血栓・線溶療法による恩恵は大きいが、一方で出血などの副作用も問題となっている。現状を踏まえて血栓性疾患の予防・治療戦略を考える。
 
座長: 鈴木 宏治 (鈴鹿医療科学大学 薬学部)
  浅田 祐士郎 (宮崎大学医学部 病理学)


明日へのシンポジウム2
脂質異常症と遺伝子の変異
  Genomic Background for Dyslipidemia
  脂質異常症は、環境因子と個体の持つ反応性の相互作用によって発症する病態であり、すなわち主として食生活と運動量に規定される「生活習慣」の蓄積がその個体の持つ遺伝子の制御システムの限度を超えたときに起こる。我が国の生活習慣は次第に「欧米化」しつつあるとはいえ、脂質異常症発症への「生活習慣」の寄与は、未だ相対的には欧米より低い水準に留まっていると考えられ、その分遺伝子による支配が無視できないであろう。こうした観点から、このシンポジウムでは、我が国に於ける脂質異常症に対する遺伝子変異の関与を臨床医学的にとらえ、それらの公衆衛生学的重要性を考察したい。具体的なテーマとして、その高い頻度から重要である家族性高コレステロール血症とCETP欠損症を、また多様な遺伝子変異の背景を持つ高トリグリセライド血症を取り上げ、さらに多くの疾患との関連が示唆されながらその解明が進まないapoEとその関連領域について考察する。また、我が国に於けるこうした遺伝子変異のデータベースの構築の取り組みについて、報告する。
 
座長: 横山 信治 (中部大学応用生物学部)
  島野 仁 (筑波大学内分泌代謝内科)



シンポジウム
  シンポジウム1
動脈硬化の最先端分子イメージング: 診断から治療へ
State-of-the-art Molecular Imaging in Atherosclerosis: Diagnosis and Therapeutics
最先端の分子イメージングを用いることで、動脈硬化性疾患における特定の分子および細胞の役割が明らかとなり、動脈硬化の形態診断に質的情報が加わるようになった。
本セッションでは、最先端分子イメージングを用いた動脈硬化性疾患の診断と、分子/細胞標的技術の治療応用を議論する。
座長: Matthias Nahrendorf   (Harvard Medical School)
  江頭 健輔 (九州大学大学院医学研究院 循環器病先端医療研究開発学)



  シンポジウム2
生活習慣病の疫学研究から動脈硬化を予防する
Epidemiological Studies Indicate New Ways to Prevent Atherosclerosis
動脈硬化は生活習慣病の最終段階であり、心血管疾患の原因となる。
現在、生活習慣病の疫学的研究も進み、わが国における実態も明らかになりつつある。
本学会ではいくつかの研究施設にその成果を報告してもらい、その結果を正しく理解することで動脈硬化性疾患の診断や治療の向上に役立てる。
座長: 上島 弘嗣 (滋賀医科大学 生活習慣病予防センター) 予定
  林  純 (九州大学病院総合診療科)
 


  シンポジウム3
動脈硬化から脳虚血へ 〜その分子メカニズムを探る
Molecular Mechanism of Cerebral Arteriosclerosis and Ischemia
脳梗塞は、種々の病態からなる疾患群である。脳動脈硬化はその主たる原因のひとつであるが、脳動脈硬化の発症・進展機構は多岐にわたり、血管径によっても異なる。これらの血管病変が脳循環調節機構に与える影響も異なると考えられる。脳梗塞の治療戦略を考える上で、脳動脈硬化の進展機序や脳循環調節機構について基礎的検討が必要である。
本セッションでは、これらの領域における最新の基礎的知見をもとに、脳動脈硬化の分子メカニズムと脳虚血病態におけるこれらの役割についてまとめる。
座長: 松本 昌泰 (広島大学大学院 病態探究医科学講座 脳神経内科学)
  北園 孝成 (九州大学大学院医学研究院 病態機能内科学)
 


  シンポジウム4
トランスレーショナルリサーチ : 動脈硬化性疾患の近未来医療へ向けて
Regulatory Issues for Translational Research for Atherosclerotic Diseases
医薬品および医療機器の規制に詳しい演者にご講演を頂き、動脈硬化性疾患に対する出口(臨床応用)を見据えた開発戦略を考える。
座長: 森下 竜一 (大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学)
  米満 吉和 (九州大学大学院薬学研究院 バイオ医薬創成学)
 


  シンポジウム5
動脈硬化を操る細胞内シグナルネットワークの構築から創薬へ
Aiming Inside: Understanding the Intracelullar Signal Network in Atherosclerosis to Look for Therapeutic Targets.
座長: 酒井 寿郎 (東京大学先端科学技術研究センター 代謝医学分野)
  野村 政壽  (九州大学医学部 病態制御内科学(第三内科))
 


  シンポジウム6
動脈硬化性疾患の臨床と病理 —臨床と病理の接点をさぐる—
Pathology and Clinical Medicine of Atherosclerosis: Impact of Plaque Histology
動脈硬化は、時間的、空間的にきわめてheterogeneityな病変である。したがって、動脈硬化を基礎病変とする動脈硬化性疾患の臨床像は複雑である。
そこで、画像やバイオマーカーなどを含めた臨床像と動脈病変の病理像を対比し、臨床像のもととなる病理像を探り、理解することで動脈硬化性疾患の診断や治療の向上に役立てる。
座長: 坂田 則行 (福岡大学医学部 病理学教室)
  上田 真喜子 (大阪市立大学大学院医学研究科 病理病態学)
 


  シンポジウム7
全身病である動脈硬化をどう侵襲的に治療するか? 〜内科・外科を越えて
How to Develop the Strategy to Treat Systemic Atherosclerotic Diseases ?
全身病である動脈硬化性疾患について、内科・外科の立場、そして各種主要臓器の立場から講演して頂き、エビデンスに基づいた、そして患者にとって最もベネフィットが得られる治療戦略を提言する。
座長: 木村 剛 (京都大学医学部附属病院 循環器内科)
  古森 公浩 (名古屋大学大学院医学系研究科 血管外科)
 


  シンポジウム8
動脈硬化を操る代謝シグナルネットワークの解明から治療へ
The Atherosclerosis Puzzle: Bringing Up New Metabolic Pieces
動脈硬化性疾患の最大の危険因子は糖尿病やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病である。
したがって、これら多因子疾患である生活習慣病を個体、細胞レベルそれぞれのネットワークとして理解し、動脈硬化性疾患の予防・治療戦略を考える。
座長: 下村 伊一郎 (大阪大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学)
  片桐 秀樹 (東北大学大学院医学系研究科 代謝疾患学分野)
 


  シンポジウム9
急性心筋梗塞症のメカニズムに迫る
臨床病理と動物モデルから動脈硬化性プラーク不安定化・破綻の原因を探る
Mechanism of Atherosclerotic Plaque Rupture Leading to Myocardial Infarction: Lessons from Human Pathology and Animal Models
冠動脈における動脈硬化性プラークの不安定化および破綻は急性心筋梗塞の主因とされ、重要な医学的課題である。
本セッションでは、基調講演にてヒトのプラーク不安定化・破綻の病理を理解し、次いで、動物モデルを使った動脈硬化性プラーク不安定化・破綻のメカニズム解析と治療研究について議論する。
座長: 葛谷 雅文 (名古屋大学大学院医学研究科 地域在宅医療学・老年科学教室)
  吉田 雅幸 (東京医科歯科大学生命倫理研究センター)
 


  シンポジウム10
日本における大規模臨床研究(現状と欧米との差異)
Clinical Mega Study in Japan (Current Status and Comparison to Data in Western)
最近、日本においても大規模な臨床疫学研究が実施され、その結果は各種ガイドラインに反映されている。
しかし、いまだ生活習慣病の多くのエビデンスは欧米のものである。人種、生活習慣の違いもあり、わが国独自のエビデンスの構築が必要である。
本シンポジウムでは、日本人のエビデンスの現状と欧米のデータとの差異を論ずる。
座長: 山崎 力 (東京大学大学院医学系研究科 臨床疫学システム)
  古野 純典 (九州大学 予防医学分野)
 


  シンポジウム11
心・血管病の性差
Gender Specific Medicine in Atherosclerosis
動脈硬化の進行、さらに心血管疾患の発症に性差が存在することはよく知られている。このような動脈硬化に関する性差には、性ホルモンが深く関わっていると考えられる。そこで本シンポジウムでは性の分化から、性ホルモン分泌、性ホルモンの生理作用、動脈硬化と性ホルモン、心血管疾患発症と性ホルモン、動脈硬化疾患治療における性ホルモンの役割等、性ホルモンと動脈硬化の関わりを広範に議論したい。即ち血管における性ホルモンの役割を発生の段階から検討していく。
座長: 諸橋 憲一郎 (九州大学大学院医学研究院 分子生命科学系部門 性差生物学)
  犀川 哲典 (大分大学医学部 臨床検査診断学講座 循環器内科)
 



ワークショップ
ワークショップ1
脂質関連リスクの測定とその臨床的位置づけ
Measurements of Lipid Risks and Their Clinical Relevance
この数年、LDLコレステロールの測定を巡り、脂質関連動脈硬化リスク因子の測定の考え方について、様々な議論がされてきた。またHba1c の測定値を巡る国際的標準化の中でも、臨床検査における 測定の標準化が問題提起されてきた。治療ガイドラインに基づく大規模な予防医学が臨床医学の主要な役割を演ずるようになり医療の標準化が課題となってきた今日、臨床検査の標準化は、かつてない大きな医療上の問題となってきている。このワークショップでは、脂質関連リスク指標の標準化について、LDLコレステロール直接法の精度の自主検定試験の結果も交え、克服すべき課題と解決の方向性を議論したい。
座長: 寺本 民生 (帝京大学医学部内科)
  横山 信治 (中部大学応用生物学部)



  ワークショップ2
HDLをどうする?
How Do We Deal HDL?
HDLは動脈硬化症発症のリスクを左右する極めて重要な因子であることは疑いがなく、LDL上昇の疫学的リスクが欧米ほど大きくない我が国においては、HDLの公衆衛生学的重要性は相対的に大きい。これを裏付けるHDLの機能とその反応機構については、我々の理解はこの20年間に大きく前進したといえる。しかし、これをリスク低下のための介入の臨床的技術に結びつけるための努力は、未だ十分に実を結んだとは言い難い。本ワークショップでは、現在のHDL管理の臨床的意義について整理し、これを動脈硬化の予防と治療に結びつけるための研究課題について、いくつかの問題とトピックスを提起したい。
座長: 横山 信治 (中部大学応用生物学部)
  池脇 克則 (防衛医科大学校 内科学講座老年内科)




パネルディスカッション
  パネルディスカッション1
  超高齢社会におけるリスク管理
  Management of Risk Factors for Super-aged Subjects
  これからの高齢化の主体となる後期高齢者に焦点を絞って、マルチプルリスクや要介護高齢者といった高齢者診療の現場から動脈硬化のトータル管理を考えるパネルとする。
座長: 横出 正之 (京都大学大学院医学研究科 臨床創成医学分野)
  秋下 雅弘 (東京大学大学院医学系研究科 加齢医学)



  パネルディスカッション2
  メタボリックシンドローム最前線-腸管免疫と慢性炎症-
  Cutting Edge Research in Metabolic Syndrome -Gut Immunity and Chronic Inflammation-
  内臓脂肪の蓄積によるメタボリックシンドロームは様々な生活習慣病や動脈硬化症性疾患の危険因子である。この領域における最近のトピックのなかで、特に注目されている腸管免疫および慢性炎症領域の若手研究リーダーとメタボリックシンドロームに病態メカニズムについて討論する。公募演題を2題程度採択する予定なので、奮って応募いただきたい。
座長: 横手 幸太郎 (千葉大学大学院医学研究院 細胞治療内科学)
  平田 健一 (神戸大学 医学研究科 内科学講座 循環器内科学分野)




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