開催概要
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第65回日本胸部外科学会定期学術集会を開催するにあたって


第65回日本胸部外科学会定期学術集会
会長 藤田 博正
久留米大学医学部外科学教室 教授

 この度、第65回日本胸部外科学会学術集会を担当させていただくことになりました。会期は平成24年10月17日~20日、会場は福岡市の福岡国際会議場、福岡サンパレスホテル&ホールを予定しています。
 日本胸部外科学会は戦後間もない昭和23年に設立されましたが、その後の心臓血管外科、呼吸器外科、食道外科の目覚ましい発展は皆様ご存じの通りです。今や会員数は7,700名を超え、外科関係では最も会員数が多く、伝統のある学会の一つであります。久留米大学では、第22回の西村正也教授、第38回の古賀道弘教授に続いての担当となりますが、このような歴史と伝統のある本会を主催させていただきますことは、日本胸部外科学会の会員として、また久留米大学の一員として大変光栄に存じております。
 第65回定期学術集会の総合テーマは「Specialist must know everything of something, something of everything. —学際と統合—」としました。この言葉は卒業式で医学部長より送られたものと記憶しています。未だ若く自分の専門を極めることで精一杯であった時期には忘れかけていた言葉ですが、年と共にこの言葉の重みを感じるようになりました。日本胸部外科学会は学際的統合学会です。胸部外科領域では日本心臓血管外科学会、日本呼吸器外科学会、日本食道学会というそれぞれ専門学会があります。各専門学会とは別に日本胸部外科学会が存在する理由は、「学際と統合」にあります。従って、その学術集会は「胸部疾患の外科的治療」という共通点を有する専門家が互いに「知恵」を出し合う場であると共に、後継者に幅広い教育を行う場でもあると考えています。
 第65回の学術集会はこのテーマのもと、「胸部外科」を縦横に勉強する、すなわち各分野の歴史的背景とともに、各分野に共通する病態あるいは複数の分野にまたがる疾病の診断や治療法について会員から治験を集める予定です。
 多くの会員の皆様のご参加をお待ち申し上げます。