会頭挨拶

第106回日本皮膚科学会総会
会頭 玉置 邦彦

 第106回日本皮膚科学会総会をお世話することになりました。今回は103回総会から始まった京都・横浜の両会場で交互に総会を開催すること、日本研究皮膚科学会に引き続いて行なうDermatology Weekとして行なうことの試みの一応の区切りである4回目ということになります。日本皮膚科学会総会は107回を再び京都で平成20年4月に行なうことになりましたが、同年5月にInternational Investigative Dermatologyが京都で開催されることによりDermatology Weekとはなりません。総会の内容を教育的なものにするという方針は106回でも堅持致します。プログラムの内容は従来のプログラム委員でご検討いただいておりますが、新たに日本皮膚科学会理事会のひとつの委員会として発足した総会プログラム委員会(委員長:飯塚一教授)の下で 更にご検討いただく予定としております。
 今回は、ポスターと企業展示は別棟の展示ホールで行なうと共に、会員懇親会もその場で行なうべく企画しております。

 このような一連の総会の変化は、原田昭太郎前理事長当時に日本皮膚科学会理事長の諮問機関であった「これからの皮膚科を考える会」が日本皮膚科学会第100回記念座談会において語られた内容(日本皮膚科学会誌:111巻4号719-732,2001)に基づいて行なわれています。一度目を通していただければと存じます。最近、各科の専門医制度がいろいろな方面から取り上げられて問題になっています。総会は我々の専門性を更に向上させることを最大の目的としていることを明確に打ち出しているわけです。我々の専門性を向上させること以外には専門性を保証する方策はないことも明らかです。できるだけ多くの日本皮膚科学会会員の皆様に参加していただいて、もう一度それぞれの専門性を再確認すると共に、今後の皮膚科診療・研究の上でのひとつの契機にしていただければと存じます。横浜の学会場は、みなとみらい線が中華街まで伸び便利になりました。周辺も整備され、赤レンガ倉庫群から山下公園・元町・中華街まで海を観ながら歩くのも気分転換によいと思います。大勢の皆様に学会場でお会いできるのを楽しみにしております。

▲ UP