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会長挨拶

第79回日本消化器内視鏡学会総会を2010年5月13日(木)~15日(土)の3日間、グランドプリンスホテル新高輪で開催いたします。

近年の消化器内視鏡医学・医療の進歩は著しく、消化器疾患の早期発見・診断、病態の解明ならびに治療面に貢献し、さまざまな低侵襲的治療として結実しています。

消化管、肝・胆・膵すべての領域に対する機器開発・改良、内視鏡診断・治療法の研究開発から臨床応用・普及、そして教育・啓蒙活動において本学会の果たしてきた役割はきわめて大きいものです。

本学会での発表は、実地医療に即した内容であると同時に世界の最先端の臨床研究成果であり、活発な討論が展開されてきました。

このような内視鏡の時代的背景と評議員の先生方のご意見を反映すべく、本総会では特別講演、招待講演、宿題講演、シンポ・パネルはもちろん、数多くの一般演題が発表される予定で、最新の機器を用いた実技も呈示されます。

特別講演、招待講演、宿題講演は国内外の多分野の方々にご講演いただき、教育講演は各分野で第一人者として活躍している先生3名に最近数年間の内視鏡updateをレビューしていただきます。コンセンサス2010では、本学会で熱心に繰り返し発表・討論されてきた重要なテーマについて、一定のコンセンサスを会員の皆様に提示する予定です。

多方面にわたる最先端の知識や技術に関する情報が得られると同時に、実践的な医療を行っていくうえで今日の消化器内視鏡に必要不可欠な内容をわかりやすく整理して把握できるように工夫しています。

本総会のメインテーマは「内視鏡医療のさらなる発展―グローバル時代の日本の課題―」としており、内視鏡医療の進歩と今後のさらなる発展のために日本における産学官共同研究のあり方を特別企画として取りあげます。

また3日間を通じて国際シンポジウムを企画し、欧米とアジア各国から多くの先生を招聘して親密な交流のなかで、国際的視野からも日本消化器内視鏡学会の発展に寄与する学会にすべく、鋭意準備をすすめています。

2010年春の本総会が消化器内視鏡医学・医療の発展の一助になることを願うとともに、多くの会員の皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

第79回日本消化器内視鏡学会総会
会長 田尻 久雄
東京慈恵会医科大学 消化器・肝臓内科/内視鏡科 教授