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医療人の恊働と明日を拓く力〜人間50年から100年へ〜

ご挨拶

会長挨拶

第60回日本病院学会
学会長 山田 實紘
社会医療法人厚生会 木沢記念病院 病院長

 伝統ある日本病院学会を、関係の皆様方の多大なご支援のもと、平成22年7月22日(木)23日(金)の両日、岐阜の地で開催させていただくことに感謝申し上げます。
 本学会は回を重ねること60回、還暦の年を迎えることになりました。この記念すべき年に、戦国時代日本統一の足がかりとなった場所で、日本の病院医療の未来について皆様と共に考える機会を得ることができましたことを大変光栄に存じております。
 さて、医療界はいま長く続いている混迷期にあります。医療制度改革が次々と実施され、病院の体系化と医療費抑制の影響により病院数は減少しています。また、医師を始めとする人材確保も深刻さを増しています。このような時代であるからこそ、医療に携わる私たちが、日本の医療の将来を守るために一丸となって改善していかなければなりません。
 本学会の特徴は、医師だけの学術集会とは異なり、社団法人日本病院会の会員である病院の全職種の方々が参加し、日頃の研究や業務改善の成果等の発表を通じて互いに研鑽し、病院全体の質の向上に寄与していくことにあると考えております。
 そこで、本学会のテーマを「医療人の協働と明日を拓く力」としました。日本に必要な医療について、講演やシンポジウムなどを通じて議論を深めていただければ幸いと存じます。また、ワークショップ、ランチョンセミナー、一般口演、ポスターセッション等において、各病院の職員が真摯に取り組まれてきた研究等について、多数の皆様より発表をいただき、学びの場になりますことを期待しております。
 岐阜は、清流の地であります。長良川の鵜飼、飛騨高山、白川郷、奥美濃(郡上おどり)、下呂温泉といった、古い文化の地でもあります。この機会に岐阜の観光もお楽しみください。
 本学会は岐阜県病院協会会長、松波英一氏を名誉学会長として、岐阜県病院協会会員病院の協力のもと準備を進めております。
 終わりに、この学会が多くの皆様に楽しく学んでいただき、実り多い学習の場になりますよう心から祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。