拝啓

日本腎臓学会は腎臓学や腎臓疾患に関する研究や一般市民に対する啓発・普及活動などを行うために設立され、これまでに学術集会、研究会、市民公開講座の開催や学会誌、その他の出版物の刊行および関連各団体との協力など幅広い活動を展開してきました。
お蔭様で本学会は2007年の第50回学術総会を契機として創立50周年記念事業を行うこととなり、その一環として最近注目を集めている慢性腎臓病(Chronic Kidney Diseases; CKD)についての啓発活動を推進したいと考えております。ご存知のようにCKDはいわゆる慢性腎不全よりは程度の軽い腎障害・腎臓病を含む疾患概念ですが、国内外の幾多の臨床研究などにより心・血管系の大きなリスクファクターとなることが既に示されております。したがって早期腎障害、すなわちCKDの初期段階から厳格な血圧管理・尿蛋白への対策、および食事指導など総合的な治療戦略が求められています。しかしながら心・血管系のリスクファクターとしてのCKDの意義につきましては、未だ幅広い認知を受ける段階には至っておりません。
こうした状況を鑑み、日本腎臓学会では50周年記念事業委員会を発足させ、下記の要領でCKDに関する教育・啓発講演会の開催を全国規模で企画することにいたしました。
何卒よろしくご協力の程、お願い申し上げます。

敬具

日本腎臓学会理事長 菱田   明
(浜松医科大学第一内科教授)

日本腎臓学会50周年記念事業委員長 藤田 敏郎
(東京大学腎臓・内分泌内科教授)


ページTOP
Copyright © 2006-2007, 社団法人 日本腎臓学会. All Rights Reserved.