会長挨拶

第33回日本末梢神経学会学術集会の開催に際して

第33回日本末梢神経学会学術集会
大会長岡野 栄之
慶應義塾大学医学部生理学教室
池田 徳彦

 このたび日本末梢神経学会学術集会を2022年9月9日(金)、10日(土)の2日間で開催させて頂くことになりました、慶應義塾大学の岡野栄之でございます。

 本学術集会のテーマとしては、「末梢神経学の新しい展開:基礎から臨床まで」を掲げさせて頂きました。内科・外科・整形外科・形成外科・リハビリテーション医学など様々な臨床科の先生方が参加されているだけでなく、産業医学や基礎医学の研究者を幅広く包含し、世界に末梢神経に関する情報を発信し続けている非常に伝統ある学会を開催させて頂くこととなり、非常に名誉に感じております。

 海外招請講演としては、カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)のマリアンヌ・ブロンナー教授(Professor Marianne Bronner)をお招きして「Fixing broken hearts with neural crest cells」と題し、末梢神経の周囲に必ず寄り添うSchwann細胞の起源であるNeural Crest(神経堤)についての最前線の研究についてお話し頂きます。また教育講演3題、特別講演2題、大会・理事会企画シンポジウムは合計7枠を予定させて頂いており、末梢神経に関する新しい展開を現場で議論を深めるために基礎から臨床まで様々な企画を準備しております。

 新型コロナウイルス感染症の動向は依然として不透明ではございますが、多くの皆様が第33回日本末梢神経学会学術集会の会場へ足を運んで頂けるよう、着々と準備を整えて参りますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。

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