大会開催を前にして
 
 日本臨床麻酔学会第29回大会の開催まであと1ヶ月となりました。開催に当たり、会員およびご関係の皆様には大変なご協力・ご援助をいただきました。心から御礼申し上げます。おかげさまで、大会抄録号も無事皆様にお届けすることが出来ました。
 麻酔科医に要求される知識は増加の一途をたどり、それに伴う麻酔科医のスキル向上が他科から期待される時代になりました。まさに “Change”している麻酔科医を肌で感じているのは私だけではないと思います。大会を通じて会員の皆様方が、これまでの実践を評価し、今後の麻酔科診療を立案するのによい機会、よい場を提供できれば幸いです。
 特別講演の2名(作家 鈴木光司氏、教育学者 齋藤孝氏)の人気は高く、一般の方から是非聞かせて欲しいとの希望が多くありました。急遽、座席の一部を市民の方にも無料で公開することにしましたのでよろしくご協力ください。
 招請講演は海外から11名、国内から6名の方にお願いしました。ともにシンポジウム(11題)、パネルディスカッション(5題)とできるだけ関連性を持たせるように工夫しました。
教育講演は、臨床に直結した知識を得て頂こうと、特に最近話題のテーマ31題を計画しました。麻酔科関連分野を幅広く網羅し、第一線でご活躍中の先生方に講演をお願いしています。
 一般演題は630余題を超える応募をいただきました。中でも会員の興味を引くような領域から80題を、“ポスター・ディスカッション”としました。1演題に15分かけます。これ以外の演題を内容により、ポスター/口演のいずれか適切なほうに大別させていただきました。充分なディスカッションと実りある成果を期待しています。
 再開した日中麻酔学討論会は、2回目の日本主催となり、中国から30余名の先生方が出席されます。国際交流委員会のご指導のもと、大会2日目(30日;金)に英語で行なわれます。ぜひご参加ください。教育委員会のご指導で、「リフレッシャーコース」も開催されます。1講義につき、2単位〔(社)日本麻酔科学会〕が付与されます。HP上からコースの概要、テーマと演者、残席数など確認できます。お早めの事前登録をお願いします。各種セミナー、併催学会・研究会も例年通り行なわれます。是非、自由にご参加ください。
 浜松は企業の街、楽器の街として知られていますが、グルメにもうれしい街です。展示会場や意見交換会(会員懇親会)では地元の美味が楽しめる企画を準備しました。ご満足いただけるものと思っております。「参加してよかった」、「参加できなくて残念だった」と評価される大会を目指してスタッフ一同、最後の“詰め”に入っております。一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
 
9月吉日
 
日本臨床麻酔学会第29回大会
会長 佐藤 重仁
(浜松医科大学 麻酔・蘇生学)