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第19回 日本コンピュータ外科学会大会
会期:
2010年11月2日(火)〜4日(木)
会場: 九州大学医学部 百年講堂
テーマ:
世界最高水準の医療技術立国を目指して

 第19回日本コンピュータ外科学会大会を平成22年(2010年)11月2日(火)・3日(水)・4日(木)の3日間、九州大学医学部百年講堂で開催させていただきます。福岡での開催は平成14年の第10回大会(杉町圭蔵会長)の開催以来2回目となります。本学会においてはこれまでの学会員各位の多大なご努力により、現在では研究領域のあらゆる分野で最先端のレベルをリードする研究成果が数多く産出されております。一方、医療現場では、平成22年度の診療報酬改定にも認められますように外科治療、とくに安全性および精度の高い低侵襲手術の提供が推進されており、本学会の果たすべき役割が以前にもまして重要となっています。
 今回は"世界最高水準の医療技術立国を目指して"をメインテーマといたしました。おりしもこれまでわが国の経済成長を支えてきた自動車産業をはじめとするものづくりの分野が低迷しつつあるなか、今後の日本を支え、諸外国に輸出できる可能性がある産業は世界有数の医療技術と考えられております。このような時期に本学会の大会長を務めさせていただくこと、大変光栄に思いますとともに、その責任の重さを感じております。
 平成21年11月には手術支援ロボットの製造販売が厚生労働省より承認されました。手術ロボットの導入により今後の本邦の外科手術は大きく変貌する可能性があります。そこで、本学会においては、教育セミナーに米国テルモハート社野尻知里先生をお迎えし、「左心補助人工心臓 DuraHeart の実用化の経緯(仮)」と題して新規医療機器の臨床応用へ向けた課題克服に関してご講演いただきます。また特別講演では米国 Intuitive Surgical 社の Simon DiMaio 氏をお迎えして、「da Vinci and Beyond」と題して今後の手術支援ロボットの動向についてご講演いただく予定です。Keynote Lecture ではコンピュータ医学の分野における世界的第一人者であるドイツベルリン工科大学の Heinz U Lemke 教授をお迎えし、ご講演を賜る予定となっております。
 さらに、第一線で活躍される臨床医の先生方に興味を持っていただけるよう、臨床の分野別のセッションを設けました。また、ランチョンセミナーなどの企画では、わが国のロボット手術や NOTES 関連手技の指導的立場におられる先生方のお力添えにより state of the art の感動を会員の皆様に共有していただけるものと期待しています。
 晩秋の福岡は食べ物が非常においしくなる季節でもあります。医学系研究者および工学系研究者また企業の方々の多数のご参加をお待ちしております。
第19回 日本コンピュータ外科学会大会会長
九州大学大学院医学研究院 先端医療医学講座 教授
橋爪 誠