【会長講演】 11月5日(金)10時00分〜11 時00分(第1会場 2F 大ホール)

座長: 井原 康夫(同志社大学)

「アルツハイマー病の制圧をめざして」

柳澤 勝彦(国立長寿医療研究センター)


【特別講演】 11月5日(金)11時00分〜12時00分(第1会場 2F 大ホール)

座長: 森 啓(大阪市立大学)

「神経回路の可塑性と記憶」  
津本 忠治(理化学研究所)


【教育講演1】 11月6日(土)9 時00分〜9時55分(第2会場 5F 小ホール1)

座長: 新井 哲明(筑波大学)

「前頭側頭葉変性症の神経病理」 
吉田 眞理(愛知医科大学)


【教育講演2】 11月6日(土)9時00分〜9時55分(第3会場 5F 小ホール2)

座長: 水澤 英洋(東京医科歯科大学大学院)

「記憶障害の神経学」         
森 悦朗(東北大学大学院)

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【シンポジウム1】 11月5日(金)13時30分〜16時00 分(第1会場 2F 大ホール)

「血管性認知症のニューホライズン」
座長:冨本 秀和(三重大学)、長田 乾(秋田県立脳血管研究センター)

1. 「血管性認知症の診断基準と問題点」 宇高 不可思(住友病院)
2. 「血管性認知症のneuroimaging」 羽生 春夫(東京医科大学)
3. 「遺伝性血管性認知症」 小野寺 理(新潟大学医学部脳研究所)
4. 「血管性認知症の実験モデル」 脇田 英明(国立長寿医療研究センター研究所)
5. 「混合型認知症の位置づけ、Vascular cognitive impairment (VCI)」 
  猪原 匡史(京都大学)

血管性認知症の診断基準はNINDS-AIREN, DSM-IVなどを中心に、いくつかの基準が用いられている。しかし、同一患者を当てはめた場合の相互の診断一致率は半分程度で、その感度、特異度に問題がある。現在の診断基準それぞれの特徴と問題点、特にNINDS-AIREN基準のなかの「small vessel diseaseにともなう認知症」と皮質下血管性認知症の位置づけ、血管性軽度認知障害(v-MCI)・VCI-NDの概念、診断基準の感度・特異度を向上させるために必要な情報は何か、などについて概説する。

【シンポジウム2】 11月5日(金)13時30分〜16時00分(第2会場 5F 小ホール1)

「EBMに基いた認知症予防」
座長:中島 健二(鳥取大学)、朝田 隆(筑波大学)

1. 「高血圧治療と認知症予防」 荒井 啓行(東北大学)
2. 「食事栄養と認知症予防」 植木 彰(自治医科大学附属さいたま医療センター)
3. 「運動と認知症予防」 朝田 隆(筑波大学)
4. 「認知症予防—地域における生活支援の活動と医療連携の重要性」
  目黒 謙一(東北大学)
5. 「複合的認知症予防プログラム」  山田 達夫(福岡大学)

認知症の予防に関しては、厳密なランダム化比較試験が困難であったりするためエビデンスレベルの高い報告が少なかったが、最近検討が進みつつある。本シンポジウムでは、昨年の本学会学術集会におけるシンポジウムで討議された高血圧治療に関するその後の展開や、食事栄養、運動、社会参加、認知リハ・認知刺激療法などの認知症予防に関する研究成果に関して、自施設での成績を含めて最近の報告をレビューして頂き、認知症予防に関する現段階でのエビデンスと共に今後の展望を示して頂く予定である。

【シンポジウム3】 11月5日(金)13時30分〜16時00分(第3会場 5F 小ホール2)

「神経変性症としての前頭側頭葉変性症:症候から分子病態解明の新展開まで」
座長:松原 悦朗(弘前大学)、秋山 治彦(東京都精神医学総合研究所)

1. 「前頭側頭葉変性症(FTLD)の症候と臨床概念」 池田 学(熊本大学)
2. 「前頭側頭葉変性症の分子病理」 新井 哲明(筑波大学)
3. 「ショウジョウバエモデルを用いたTDP-43プロテイノパチーの病態解析」
  永井 義隆(国立精神・神経医療研究センター神経研究所)
4. 「RNA 結合タンパク質の機能と疾患へのかかわり」
大野 欽司(名古屋大学)
5. 「変性疾患モデルとしてのiPS細胞」  井上 治久(京都大学)

本学会では基礎・臨床の研究者が協力して“認知症”関連疾患の脳病態解明を進めてきました。最近、前頭側頭葉変性症の脳病態解析から、プロテイノパチーをキーワードとして筋萎縮性側索硬化症と共通する発病の分子基盤が明らかとなりつつあります。本シンポジウムでは、神経変性症としての前頭側頭葉変性症について、その症候から分子病態解明の新展開までそれぞれの領域の専門家に紹介していただき、運動疾患・認知症疾患という枠を超えて神経変性疾患研究に切り込むための糸口としたいと考えます。

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【シンポジウム4】 11月6日(土)10時00分〜12時00分(第1会場 2F 大ホール)

「認知症診断における神経画像の意義」
座長:福山 秀直(京都大学)、伊藤 健吾(国立長寿医療研究センター)

1. 「VSRADの使い方」 松田 博史(埼玉医科大学)
2. 「MIBG心筋シンチグラフィーの臨床的意義」 織茂 智之(関東中央病院)
3. 「心理検査とSPECT」
鷲見 幸彦 (国立長寿医療研究センター)
4. 「地域検診における画像診断」 根本 清貴(筑波大学)
5. 「メモリークリニックから希望する画像診断」 藤本 直規(藤本クリニック)

認知症の診断に画像診断が重要であることは広く認識されているが、近年、いくつかの大規模研究も含め、さまざまなアプローチがなされており、その結果が待たれる。画像診断は、認知症の早期診断以外に、除外診断、鑑別診断に有用でその意義がいろいろ議論されており、今後の日常臨床では、大規模研究のデータをもとに、さまざまな補助診断法としての利用が重要であると思われる。非侵襲的検査法が進歩した今日、有効な画像診断の利用法について考えてみたい。

【シンポジウム5】 11月6日(土)10時00分〜12時00分(第2会場 5F 小ホール1)

「認知症の阻止を狙った治療薬開発研究」
座長:高島 明彦(理化学研究所)、富田 泰輔(東京大学)

1. 「Aß凝集機構解明から予防・治療薬開発へ」 小野 賢二郎(金沢大学)
2. 「細胞内異常タンパク質の蓄積機構とその制御」 野中 隆(東京都精神医学総合研究所)
3. 「タウ蛋白を標的とした認知症治療戦略の有効性」 佐原 成彦(Mayo Clinic)
4. 「ポリグルタミン病における凝集毒性概念の変遷と治療」 岡澤 均(東京医科歯科大学)

認知症発症機構においては神経細胞内外の蛋白異常凝集との関連が指摘され、その機構を標的とした治療薬開発研究が進められている。しかし、こういった病態とシナプス、神経変性の関係を明らかにして初めて真の治療薬開発につながると考えられる。本シンポジウムにおいては、各異常凝集蛋白について、最新の動向と研究成果をご紹介いただき、最終的にどのようなストラテジーによって認知症の根本治療薬開発に至ることが出来るのか、御議論頂きたいと思う。

【シンポジウム6】 11月6日(土)10時00分〜12時00分(第3会場 5F 小ホール2)

「Patient-centred dementia medicine:生活障害を診て、家族に関わり、能力を引き出す医療」
座長:山口 晴保(群馬大学)、武田 雅俊(大阪大学)

1. 「Patient-centred dementia medicine」 高橋 智(岩手医科大学)
2. 「認知症ケアマッピングと認知症専門医が関わる地域連携」 田中 志子(いきいきクリニック)
3. 「認知症の人の底力を地域に活かす」 多湖 光宗(ウエルネス医療クリニック)
4. 「認知症を生きる人と家族への対応」 高橋 幸男(エスポアール出雲クリニック)

研究のための医療やマニュアルに則った画一的な医療から、一人ひとりに対応したテーラーメイド医療へのパラダイムシフトを提言する。脳画像ではなくその人の生活状況を診て、残存能力を評価し、褒めて能力を発揮させ、介護家族の心理教育で関係を調整してBPSDを予防し、介護保険など地域でのサービス情報を提供し、本人と家族のQOLを高める実践医療が求められる。「診断して終わりではなく、診断後その人の人生にどう関わるか」をテーマに、新たな取り組みを紹介したい。

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【シンポジウム7】 11月6日(土)14時30分〜17時00分(第2会場 5F 小ホール1)

「γセクレターゼ研究とAß産生を標的とした薬剤開発の現状」
座長:大河内 正康(大阪大学)、鈴木 利治(北海道大学)

1. 「治療標的としてのγセクレターゼ -細胞内因性活性制御機構-」
  西村 正樹(滋賀医科大学)
2. 「APPおよびAPPのγセクレターゼ代謝産物の機能」 鈴木 利治(北海道大学)
3. 「γセクレターゼによる膜内切断機構 -トリペプチドの放出とAß産生-」
  舟本 聡(同志社大学)
4. 「Aß様ペプチドの分泌から見えること -Aß産生過程の発症への関与の可能性-」
大河内 正康(大阪大学)
5. 「Aßを標的とした治療薬の開発現状」 岩井 晃彦(アステラス製薬株式会社)

集積・蓄積性をもったAß42の特殊な性質がアルツハイマーの発症に関連する可能性が言われるようになって久しい。アルツハイマー病の分子病理解明研究の結果、それらの関連分子や経路を標的とした薬剤開発が世界中で活発に行われているが、今のところ分子創薬の成果としての抗アルツハイマー病薬は上市されていない。では現在その開発はどこまで進んでいるのか?一体、どのような薬剤が検討されているのか?それらにはどの程度の上市の可能性があるのか?このシンポジウムでは、まず、各分野のエキスパートの先生にその基礎から分かりやすく事実を整理して頂き、その分野の新規薬剤開発戦略を概説して頂く。そして、最後に現在進行中の薬剤開発の進捗状況について個々の例をあげて詳しく解説して頂きます。

【シンポジウム8】 11月7日(日)9時00分〜11時30分(第1会場 2F 大ホール)

「Dementia with Lewy Bodies (DLB) : Discovery & Update」
座長:山田 正仁(金沢大学)、小阪 憲司(横浜ほうゆう病院)

1. 「レビー小体型認知症の発見とこれまで」 小阪 憲司(横浜ほうゆう病院)
2. 「DLBの病変形成過程」 齊藤 祐子(国立精神・神経医療研究センター病院)
3. 「DLBの臨床症候学とその病態生理」 長濱 康弘(滋賀県立成人病センター)
4. 「DLBの検査と診断」 吉田 光宏(金沢大学附属病院)
5. 「DLBの治療戦略-中核症状からBPSDまで-」 眞鍋 雄太(藤田保健衛生大学病院)

DLBはAlzheimer病に次いで多い認知症であり、Parkinson病や自律神経不全ばかりでなく、うつ病や睡眠障害等との密接な関連が注目されている。本総会はDLB発見の地、名古屋で開催される。最初に、(1)DLB発見者である小阪先生から発見の経緯についてお話しいただき、さらに、(2)DLBの病変形成過程(Lewy小体の形成過程とDLB/Lewy小体病の病変進展形式)、(3)症候学とその基盤となる病態生理、(4)診断に有用な検査と診断、(5)多彩な精神神経症状の治療・マネージメントについて、最新情報を各シンポジストが呈示し討論する。

【ワークショップ】 11月6日(土)14時30分〜17時00分(第1会場 2F 大ホール)

「4大認知症(AD、DLB、FTLD、VD)のBPSDと対応」
座長:池田 学(熊本大学)、谷向 知(愛媛大学)

1. 「ADのBPSDと対応」 今村 徹(新潟医療福祉大学)
2. 「レビー小体型認知症のBPSD」 橋本 衛(熊本大学)
3. 「前頭側頭葉変性症のBPSDの特徴と対応」  谷向 知(愛媛大学)
4. 「Subcortical ischemic vascular dementia (SIVD)における行動異常」 西尾 慶之(東北大学)

BPSDは本人だけでなく介護者の負担を増大させ、両者のQOLを損なう大きな要因である。認知症を正確に診断するとともに、その特徴を理解した上でBPSDへの対応を適切に行うことは認知症臨床において最も重要な課題の一つといえる。本ワークショップでは、アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、血管性認知症でみられるBPSDの特徴とその対応について検討してみたい。

【専門医教育セミナー】 11月7日(日) 

[変更]
開始時刻が早まりましたので、ご注意くだい。
誤)
受付時間/
10:00〜10:30
セミナー開始/
10:30〜
正)
受付時間/
8:30〜9:00
セミナー開始/
9:00〜

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【共催企画】

ランチョンセミナー1  11月5日(金)12時10分〜13時10分(第2会場 5F 小ホール1)

座長: 西澤 正豊(新潟大学脳研究所 臨床神経科学部門神経内科学分野)

「血管性認知症の新たな治療戦略:漢方医学からの視点」
長田 乾(秋田県立脳血管研究センター神経内科)

共催: 株式会社ツムラ

ランチョンセミナー2  11月5日(金)12時10分〜13時10分(第3会場 5F 小ホール2)

座長: 道勇 学(愛知医科大学病院 神経内科)

「認知症を支える地域連携の取り組み ―認知症疾患医療センターの立場から―」
内海 久美子(砂川市立病院 精神神経科)

共催: 日本脳神経核医学研究会/富士フイルムRI ファーマ株式会社

ランチョンセミナー3  11月6日(土)12時10分〜13時10分(第2会場 5F 小ホール1)

座長: 大内 尉義(東京大学大学院 医学系研究科 加齢医学講座)

「生活習慣病と認知機能障害:老年医学的立場から」
横手 幸太郎(千葉大学大学院 医学研究院 細胞治療内科学/糖尿病・代謝・内分泌内科)

共催: ノバルティス ファーマ株式会社

ランチョンセミナー4  11月6日(土)12時10分〜13時10分(第3会場 5F 小ホール2)

座長: 岡本 幸市(群馬大学大学院 医学系研究科 脳神経内科学)

「認知症から見た転倒,転倒から見た認知症」
鳥羽 研二(国立長寿医療研究センター)

共催: ヤンセン ファーマ株式会社/武田薬品工業株式会社

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ランチョンセミナー5  11月7日(日)12時10分〜13時10分(第2・3会場 5F 小ホール1・2)

座長: 岩坪 威(東京大学大学院 医学系研究科 脳神経医学専攻 神経病理学分野)

「アルツハイマー病治療薬の最前線」
天野 直二(信州大学医学部 精神医学講座)

共催: ファイザー株式会社

イブニングセミナー1  11月6日(土)18時10分〜19時10分(第2会場 5F 小ホール1)

座長: 玉岡 晃(筑波大学臨床医学系 神経内科)

「糖尿病とアルツハイマー病」
羽生 春夫(東京医科大学 老年病科)

共催: エーザイ株式会社/ファイザー株式会社

イブニングセミナー2  11月6日(土)18時10分〜19時10分(第3会場 5F 小ホール2)

座長: 祖父江 元(名古屋大学大学院医学系研究科 神経内科学)

「認知症の早期診断・鑑別診断の意義と重要性−SPECT の果たす役割について−」
橋本 衛(熊本大学医学部附属病院 神経精神科)

共催: 日本脳神経核医学研究会/日本メジフィジックス株式会社

スポンサードシンポジウム「若年性認知症の生活機能障害と脳内メカニズム」 
11月7日(日)13時30分〜16時00分(第2会場 5F 小ホール1)

座長: 石合 純夫(札幌医科大学医学部 リハビリテーション医学)
  朝田 隆(筑波大学 臨床医学系精神医学)
  1. 「認知症性疾患の行為障害(広義)の特徴とそのメカニズム」
    中川 賀嗣(北海道医療大学 看護福祉学部)
     
  2. 「若年性認知症に対するリハビリテーションの現状と課題」
    香山 明美(社団法人 日本作業療法士協会)
     
  3. 「若年性認知症の就労支援について」
    田谷 勝夫(障害者職業総合センター)
     
    共催: ヤンセン ファーマ株式会社

 

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以上のプログラムは8月末現在の予定であり、学術集会開催時に一部変更させて頂く場合があります。