第61回日本卵子学会

ご挨拶

学術集会長 寺田 幸弘教授

第61回日本卵子学会学術集会
学術集会長 寺田 幸弘
秋田大学大学院医学系研究科医学専攻
機能展開医学系産婦人科学講座 教授

第61回学術集会開催にあたって
「Reproduction is choreography of male and female」

私は1992年に日本卵子学会に入会しました。
当時の私は、東北大学産婦人科の生殖医学のグループに所属して2年目でした。
当時は発生生物学の難解な演題ばかりで、殆ど理解することは出来ませんでした。
学会会場では基礎農学理学系と臨床医学系の先生方の議論と交わりがありました。
駆け出しの私にも「臨床も視野にいれた本格的な発生生物学の学術集会」はとても魅力的な会でした。爾来、この学会は私にとって「特別なもの」になっています。

20年前に在籍したオレゴンのシャッテン先生のラボには世界中からの、生殖生物学を志す人材が集まっていました。階下のラボにはシャッテン先生とともに今回おこしいただくミタリポフ先生がポスドクとしていました。とても刺激的で幸せな時間をいただきました。

~Reproduction is choreography of male and female~ 当地でシャッテン先生にご教示いただいたことの根幹が今回の学会のテーマです。
胚はあたかも腫瘍細胞のような激しさで増殖し形態をかえてゆきます。しかし、日々開発、進歩する技術でその営みを観察すると、男女の命が卵子細胞質という陽だまりのなかで惹かれあい、新しくできた入れ物のなかで命が連綿と繋がってゆくことが理解できます。

不妊症診療は唯一、次世代以降に影響を及ぼす可能性を包含する医療です。生殖補助医療の現場を実質的に守るのが「生殖補助医療管理胚培養士」「生殖補助医療胚培養士」です。
私はこの10年、認定委員会の副委員長、委員長を務めてさせていただいております。培養士の仕事の大切さに敬意の念を抱きながら取り組んできました。

遠路秋田までおこしいただく皆様に「参加してよかった」と思っていただけるような学術集会になるように、秋田大学産婦人科教室の皆とともに取り組ませていただきます。

主催事務局

秋田大学 産婦人科学講座
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