会期:2012年1月27日(金)〜29日(日)名古屋国際会議場

ご挨拶

会 長 小椋 祐一郎

第35回日本眼科手術学会総会
会 長 小椋 祐一郎
名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学 教授

このたび第35回日本眼科手術学会総会を主催させていただきますことを、学会役員をはじめ会員の皆様に厚くお礼申し上げます。

学会のメインテーマを「眼科手術におけるサイエンス・アート・ヒューマニティ」とさせていただき、眼科手術を科学的・技術的、そして人間愛的な3つの側面から捉えてみたいと考えました。この3つは古代ギリシアのヒポクラテスが説いて以来、約2500年経った今でも変わらない医療の原点だと思います。手術では技術的な側面ばかりが強調される傾向がありますが、科学的および人間愛的な側面も非常に重要です。

今年もプログラム委員会によって、多くのシンポジウム、教育セミナー、スキルトランスファーコース、インストラクションコース、コメディカルプログラムなどが企画されています。特別講演は大鹿哲郎教授(筑波大)による「Quality of Surgery, Quality of Vision and Quality of Life」と、寺﨑浩子教授(名古屋大)による「硝子体手術-Quality of Surgery (QOS)を追求して」です。期せずしてお二人とも「Quality of Surgery」がキーワードとなっています。日本を代表する術者のすばらしいお話しが拝聴できると期待しています。

今回の学会ではいくつかの新しい試みをさせていただきました。3Dのテレビや映画が話題となっていますが、「眼科手術3Dシアター」として第6会場で学会期間中ずっと3Dの手術ビデオを上映いたします。3D映像は長く見ると疲れますので、いろいろな先生の手術ビデオを集めて1時間程度に編集したものを反復して上映します。時間が空いたお好きなときにお寄りください。また、すべての教育セミナーといくつかのランチョンセミナーをインターネットにてWeb配信します。聞きたいセミナーが重なっても後でゆっくりと視聴することができます。セミナー終了後にコンピュータ、スマートフォン、iPadなどで、オンデマンドでいつでも視聴可能です。専用の視聴閲覧ルームも設けてあります。視聴のためのイヤホンもコングレスバッグの中に入っていますので、ご活用ください。配信は学会終了後1週間継続しますので、自宅で見ることもできます。スマートフォンで見ることができる電子抄録も作りました。単に参照するだけではなく、自分の予定も記入できるように工夫いたしました。学会前に、アップルのApp StoreやAndroid Marketからダウンロードしてください。名古屋国際会議場の機器展示会場は狭いので、今回はメインの展示場以外に会場の中に5カ所展示ブースが分散しています。それぞれのブースを回って、スタンプを集めていただくと(スタンプラリー)、もれなく景品をお渡しいたします。また、抽選で一眼レフのデジカメが当たるチャンスもあります。

2009年に網膜硝子体学会を主催したとき、陳進輝先生(北海道大)に「名古屋B級グルメバイブル」を作っていただき好評でしたので、今回さらにバージョンアップした改訂版を作っていただきました。1月28日(土)の夕刻には「名古屋B級グルメとワインの夕べ」として、名古屋めしの名店から手羽先・天むす・味噌カツなどのおいしいグルメと私のお勧めワインを提供させていただきます。「3時のおやつ」も予定しています。学会の合間に名古屋のおいしいグルメをお楽しみください。

手術学会の名古屋での開催は2000年に三宅謙作先生が主催されて以来、12年ぶりになります。多くの皆様のご参加を祈念しています。

副 会 長 安間 哲史

第35回日本眼科手術学会総会
副 会 長 安間 哲史
愛知県眼科医会 会長

第35回日本眼科手術学会総会が名古屋国際会議場で開催されます。日本眼科手術学会総会は、過去に3回、名古屋で開催されており、第4回目となる今回の総会が小椋祐一郎会長のもと、地元で開催して頂けることに感謝しています。

眼科手術は黎明期から成長期を過ぎ、成熟期に入っています。眼科手術学会も、日眼、臨眼に次ぐ眼科の3大学会になっており、多くの会場で様々なテーマのプログラムが同時進行しています。今回も、小椋祐一郎会長やプログラム委員の諸先生方のご努力で、参加者を飽きさせない、面白いプログラムが組まれるものと確信しています。

平成16年から始まった新医師臨床研修制度は眼科を志望する医師を減らしてしまいました。しかしながら、最新のテクノロジーを応用した診断機器に加え、ヒトの持つ5感のうち最も大切な視機能を改善させ、更には、顔の最大のランドマークでもある目を取り扱う「眼科手術」は、いつの時代にも、若い人たちを魅了させる、やりがいのある素晴らしい領域であることに変わりはありません。

第35回日本眼科手術学会総会が、実際に手術を行っておられる先生にも、行っておられない先生にも、眼科領域の最先端の情報を提供する魅力のある学会となり、「日本眼科手術学会」が若い人たちを惹きつける「眼科」の先鞭となることを祈り、副会長の挨拶とさせていただきます。

多くの方々のご参加を心からお待ちしています。

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