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| 第46回日本小児アレルギー学会学術集会を2009年12月5日〜6日に福岡市で開催するはこびとなりました。小児アレルギー病学の進歩と歩調をそろえて発展してきた伝統ある本学会を担当させて頂きますことは、佐賀大学小児科学講座および同門会にとりまして、誠に光栄であります。会員の皆様方には心から御礼申しあげます。 |
| 近年の免疫・アレルギー学および分子生物学の急速な進歩により、アナフィラキシー、食物アレルギー、気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患の病態解明が着実に進み、疾病の理解は確実に前進しつつあります。我々、小児アレルギー疾患の研究や臨床に携わっているものにとっては、喘息死亡率の着実な低下、長期入院児の激減など、小児喘息患児のQOLは確実に向上し、疾患の克服に向けて確かな手応えを感じ始めたところではありますが、一方では、罹患率はこの
30年間で確実に増加しています。発症の機構解明にはほど遠く、乳幼児期の喘息の発症予防と治療は大きな壁として立ちはだかっています。小児アレルギー学会は基礎の免疫・アレルギー病学研究に立脚し、得られた成果を臨床に応用して、アレルギー疾患で悩むこども達のために還元することを大きな使命として位置づけ歩んできた学術団体であると考えていますが、常に原点を振り返りながら未来を開拓していかなければならないと考えます。そこでメインテーマを“小児アレルギー診療の原点より未来を模索する”と設定し、日常臨床に立脚し、将来の診断治療に道を開くkeyとなる何かを発見できる学術集会となることを目指してプログラムを計画いたしました。シンポジウムのひとつに“小児アレルギー研究の方向性を探る”として、今後数年間にこの分野で小児科医が取り組んでいくべき課題を提言して頂くセッションをもうけると共に、治療の標準化に向けて新しいガイドラインを種々の角度から検討して頂くことも予定しています。
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| あえて地元の佐賀市で開催せず、福岡市を開催地に選択致しましたのは、会場を一カ所に集約して、利便性を優先し密度の高い学術集会にしたいと考えたからであります。学問の神様 菅原道真公ゆかりの太宰府天満宮・太宰府政庁跡、観世音寺は福岡市の中心天神から電車で約20分の距離にありますし、平成17年10月に開館した九州国立博物館も太宰府天満宮に隣接して設置されています。学術集会の後、現代の学問に触れて熱した心と頭を古代のロマンで鎮めて、小児アレルギー診療・アレルギー研究の未来に向けてのモチベーションを高めていただければと願っております。全国からの多くのご参加をお待ち致します。 |