第34回日本静脈経腸栄養学会学術集会(The 34th Annual Meeting of Japanese Society for Parenteral and Enteral Nutrition) JSPEN2019

テーマ:栄養治療のArt and Science - 新たなるbreakthroughを目指して -

演題募集

演題募集期間

2018年6月12日(火)正午 ~ 8月7日(火)正午まで
8月14日(火)正午まで延長いたしました
8月21日(火)正午まで延長いたしました
※再延長はございません

応募方法

演題登録は、UMINの演題登録システムを利用したオンライン登録のみとなります。

下記の演題登録・確認・修正ボタンより、ご登録ください。

注意!
演題締切後に、演題の登録・修正・削除の操作は一切できません。
また、締切直前は演題登録ページへのアクセスが困難になることが予想されますので、十分な時間的余裕をもってご応募ください。

演題応募資格

演題登録は一般社団法人日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)の会員に限ります。

未入会の方は、共同演者を含め、演題募集締切日(2018年8月21日(火))までに入会手続きを行ってください。入会方法などにつきましては一般社団法人日本静脈経腸栄養学会ホームページをご覧ください。

  • 入会手続きおよび会費納入状況の確認については、一般社団法人日本静脈経腸栄養学会ホームページをご利用ください。 第34回日本静脈経腸栄養学会学術集会事務局では、入会手続きおよび会費納入状況の確認は行っておりません。
  • 演題応募時点で会員でない方は、会員番号「999」と入力し、演題募集締切日(2018年8月21日(火))までに入会手続きを行ってください。入会手続きが完了していない応募演題は、インターネット応募フォームで受け付けていても、プログラム決定時に受け付けいたしませんので、ご注意ください。

演題募集について

  1. シンポジウム・パネルディスカッション、サイエンスのセッション、要望演題、一般演題(口演)、一般演題(ポスター)として、静脈経腸栄養に関する臨床的及び基礎的研究を募集します。
  2. 栄養士・管理栄養士部会、薬剤師部会、看護師部会の各企画の公募はいたしません。
  3. 演題の採否、発表日時、会場等は学術集会会長に一任願います。
  4. インターネットによる応募のみといたします。
  5. 発表形式及び選択項目を選択してお申込みください。
  • 一般演題の応募者の中から、シンポジウム等での発表者を選出させていただくことがございます。
  • シンポジウム・パネルディスカッション・要望演題等で不採用になった場合、一般演題として採用させていただくことがございます。
  • 一般演題の発表形式に関しては、ご希望にそえない場合がございます。

募集内容

シンポジウム・パネルディスカッション

テーマ・趣旨をクリックすると、詳細をご覧いただけます。

※13.「サルコペニア・フレイルを視野に入れた高齢者の栄養管理」は指定演題のみとなります。
 公募は行いませんのでご了承ください。

1. がんと栄養療法の実際 –エビデンス?日常診療?-趣旨
がんにおける体重減少にはCancer Associated weight loss (CAWL) とCancer Induced Weight Loss (CIWL) があるとされているが、CAWLはがんに伴う消化管の狭窄・閉塞、治療や告知によるストレスを原因とした摂食不良によるもので、十分なタンパク質とエネルギーの補給により改善が可能といわれている。一方、CIWLは悪液質やがんが進行している状態における代謝異常による病態で、治療は難しい。今回はCAWLに着目することとした。CAWLに対する栄養療法では多くのエビデンスがうまれつつあり、治療戦略を含め、目まぐるしい展開を見せている領域と言える。本セッションでは、これらの栄養療法において、エビデンスの部分と日常診療の部分を分けて解説し、今後必要なエビデンスについても討議していただきたい。
2. がんに対する糖質制限食治療趣旨
炭水化物を極端に制限し、主なエネルギー源として脂肪を用いることでケトーシスを誘発する食事は、てんかんの治療に用いられていました。がんに対する効果は、基礎実験、動物実験で確認されていますが、臨床的には確立されていません。このセッションでは、がんに対する糖質制限療法やケトン食の有効性と安全性をご討議いただきます。これまでは、手術や化学療法の補助として存在してきた栄養療法が、治療法の中心として活躍しうるのか否かをテーマに活発な議論を期待します。
3. 悪液質に対する栄養治療のArt and Science趣旨
悪液質は、「併存疾患に関連する複雑な代謝症候群で、筋肉の喪失が特徴である。脂肪は喪失することもしないこともある。顕著な臨床的特徴は成人の体重減少(水分管理除く)、小児の成長障害(内分泌疾患除く)である。食思不振、炎症、インスリン抵抗性、筋蛋白崩壊の増加がよく関連している。飢餓、加齢に伴う筋肉喪失、うつ病、吸収障害、甲状腺機能亢進症とは異なる」と定義されている。疾患に関連した低栄養(Disease -related malnutrition)に含まれ、がん以外にも、慢性心不全、慢性呼吸不全、慢性肝不全、慢性腎不全、自己免疫疾患などでも悪液質をきたす。近年、体重減少の原因として、低栄養(エネルギーたんぱく質摂取不足、吸収不良など)と悪液質(慢性炎症±食思不振)を分ける考え方も提唱されている。しかし、悪液質の診断基準は煩雑である。また、悪液質は終末期にみられる病態と考えられ、決定的な治療方法がないことから、臨床現場で悪液質の評価と対応が適切に行われていることは少ないのが現状である。本シンポジウムでは、様々な疾患における悪液質の病態、治療に関して、多方面からの演題を募集する。
4. 超急性期の栄養管理 –救急医療の現場で行えること-趣旨
救急医療の現場には様々な急性期患者が搬入され、個々の病態に応じた初療が要求される。三次救急の現場に搬入される患者は大部分が重症患者であるが、それぞれの重症患者の栄養管理や評価方法については成書も多く存在し、また個々の病態やそれぞれの重要臓器に応じた栄養管理方法や病態別の栄養剤などが提唱/開発され、「重症患者の栄養管理」として議論が重ねられている。しかしながら超急性期の初期治療においては、栄養状態のアセスメントや超急性期の栄養管理をどのように行っていくべきかの判断は未だに定まっていないのが現状である。初療段階では、すべての患者の生存が望まれる訳ではないため、その後の治療に向けて患者を選別(トリアージ)する必要もある。その上で、患者の栄養状態をアセスメントし、必要な栄養管理あるいはその準備を行って以後の栄養管理へつなげていくべきであろう。本シンポジウムでは救急部搬入後の72時間以内に、重症患者の予後を改善するべく、どのように初療段階で栄養状態をアセスメントし、必要な栄養管理あるいはその準備を行って以後の栄養管理へつなげていくかを救急の前線で活躍している各々の立場から検討して頂ききたいと考えている。
5. 術後早期回復プログラムを再考する ~周術期管理の工夫による改善点と今後の課題~趣旨
ヨーロッパにおけるERAS®プロトコール、米国におけるfast track surgery、日本におけるESSENSEプロジェクトなどの術後早期回復をめざした各種プログラムが臨床現場で広く取り入れられるようになった。我が国において、これらのプログラム導入により各種術式で患者早期回復に有効であった項目は何か?一方、いまだ改善されていない項目は何か?導入・運用のための工夫や今後取り組むべき課題を含めて提示していだきたい。またより良い周術期管理を目指した動物実験などの基礎・臨床研究の意義も大きく、プログラムを支える研究成果を報告いただきたい。
6. 集中治療領域におけるNST、ガイドライン検証趣旨
海外では重症患者を対象とした栄養管理ガイドラインが複数存在しますが、本邦には存在しませんでした。また、海外のエビデンスや医療状況に基づいたガイドラインを日本の医療現場にそのまま適応できない場合もあります。そこで、日本集中治療医学会は、本邦の臨床に適応したガイドラインを作成する目的で、国際ガイドラインでは言及されないが本邦で行われている治療、海外では行われているが本邦には存在しない治療なども考慮し、総論的なクリニカルクエスチョン(CQ)とその推奨で構成した「日本版重症患者の栄養療法ガイドライン」を2016年3月に発刊しました。各推奨作成にあたって、既存のシステマティックレビューとメタアナリシス、国際ガイドラインの推奨の流用が可能かを検討し、必要であればシステマティックレビューを行っています。

一方、重症患者では臓器障害や病前合併症の状況に応じて、特殊な急性期栄養療法を要する場合も少なくありません。そこで、引き続き、これらの個々の状況における栄養療法を行う際の臨床的補助となる事を目的に、病態別のCQの立案とその推奨の作成を行い、「日本版重症患者の栄養療法ガイドライン:病態別栄養療法」を2017年9月に発刊しました。病態別ガイドラインで対象とした6つの特殊病態は以下のいずれかの条件に合致するものです:1)国際ガイドラインでは言及されない治療が本邦で行われている病態(急性膵炎、中枢神経障害)、2)国際ガイドラインで言及されている治療が本邦では一般的に行われていない病態(呼吸不全、急性腎障害、急性膵炎)、3)国際ガイドラインで対象とされている患者群が本邦の一般的な患者群とは異なる病態(高度肥満)、4)一般的な栄養療法を適応できない病態(肝不全)、5)本邦の臨床現場で栄養治療の理解に混乱が見られる病態(呼吸不全、急性膵炎)。

ガイドライン作成後のもっとも重要なステップは「普及」ですが、総論185ページ、各論97ページと大きな書物となり、またweb上からダウンロードするPDF版ですので、臨床現場では少々使いづらいのではないかと思います。そこで委員会は、ベッドサイドで簡単にアプローチできるよう骨子のみをまとめたダイジェスト版を作成しました。作成方針は、ガイドライン本書の文章を抜き出すこととし、大意を変えないように留意しました。したがって解説には最低限の情報しか述べられていません。使用者の方々には、まずはダイジェスト版でCQと推奨の骨子を参照して頂き、疑問や興味があればガイドライン原本の詳しい解説を参照して頂きたく思います。原本の解説にこそ推奨に至った理由や注意点など、知って得する情報が記述されています。

昨年の本会では総論の解説と検証を行いましたので、このセッションでは、本ガイドラインの骨子は簡単に触れ、ダイジェスト版の作成方針、病態別推奨の抜粋を、作成委員会の委員の先生方に解説していただきます。加えて使用者の方々の演題を公募したいと思います。ガイドラインの批評、現場での使用方法、その際の問題点など、ご指摘いただきたいと思います。ダイジェスト版によりガイドラインが普及する事、そして臨床現場における疑問や新しい研究テーマが議論される礎となることを祈念しております。
7. 腸内細菌とプロバイオティクス・プレバイオティクスの有用性趣旨
皆様もご存知の通り、腸内細菌は今非常に注目されています。分子生物学的な腸内細菌叢の解析方法が開発され、詳しい分析が可能となったことや、腸内細菌叢のいない無菌マウスへの腸内細菌の移植研究などにより、従来腸内細菌と関連があるとされてきた腸疾患やアレルギーなどばかりでなく、肥満、糖尿病などの代謝疾患との関連性も解明されてきました。また、腸内細菌叢・腸・脳の相関の観点から、神経・精神疾患と考えられてきた自閉症、うつ、認知症などにも、腸内細菌叢の関連性が明らかにされてきています。このように幅の広い研究テーマである、腸内細菌叢とプロバイオティクス、プレバイオティクス、そしてさらにシンバイオティクスに関して、俯瞰的にその有用性を見出そうとするのが、このシンポジウムのテーマです。臨床的、基礎的な幅広い分野からの発表を期待しております。すべての発表は公募です。腸内細菌関連の研究を行っている会員の皆様の応募をお待ちしています。
8. 栄養治療とリハビリテーション趣旨
近年、栄養治療とリハビリテーションを同時に行うリハビリテーション栄養の取り組みが注目されている。栄養サポートチームに理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が参加する機会は増加した。また、2018年の診療報酬改定では、回復期リハビリテーション病棟入院料1の施設基準について、管理栄養士が、リハ実施計画等の作成に参画することや、管理栄養士を含む医師、看護師その他医療従事者が計画に基づく栄養状態の定期的な評価や計画の見直しを行うこと等が要件とされた。栄養治療とリハビリテーションを同時に行うことでより高い成果を出す取り組みや研究は徐々に広まっているが、現状ではエビデンスが少ない。本シンポジウムでは、主に呼吸器疾患、循環器疾患、運動器疾患に対する栄養治療とリハビリテーションの基礎研究、臨床研究の演題を募集する。回復期リハビリテーション病棟で栄養治療のアウトカムを検証した演題も募集する。
9. AKIとCKDの栄養管理趣旨
本シンポジウムでは、急性腎障害(acute kidney injury:AKI)と慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)の栄養管理のあり方について、各方面のエキスパートの先生方にご講演頂くとともに、現状の問題点と今後のあり方についてディスカッションしたい。
AKIは、救命救急、ICUなどで特に多く経験する病態であるが、栄養管理が非常に重要である。しかし病態が複雑であり、現場で働く医師、メディカルスタッフにとっても難しく、一筋縄ではいかない面がある。
CKDの栄養管理については、ガイドライン(日本腎臓学会:慢性腎臓病に対する食事療法基準 2014 年版、日本透析医学会慢性透析患者の食事療法基準)はあるが、これらはおもに安定した症例に対する標準的なものであり、栄養不良を呈する場合には、これらを修正して症例に対応する必要がある。さらに、CKD・透析患者は高率にサルコペニアやフレイルを呈し、リハビリテーション栄養の考え方は高齢化とともに、その重要性が増している。
そして実際の栄養管理法として、非経口栄養である輸液の面からCKD患者に対するアミノ酸製剤を腎不全用にするのか、一般用にするのか、議論のあるところである、また、一般に保存期CKD患者に適用される低たんぱく食については、効果と低栄養の危険性を評価しながら、応用する必要がある。
興味深い内容が満載のシンポジウムであり、是非多くの会員の参加を期待したい。
10. 栄養管理を考えた周術期口腔ケア趣旨
口腔ケアが高齢者の誤嚥性肺炎の予防に効果的であると報告されて以降、その重要性が認識され、口腔内の環境や機能を改善することが、QOLやADLの向上につながることが明らかになっています。口腔内の環境の悪化は、身体の他の様々な部位の感染源となるため、口腔機能管理(口腔ケア)は、各種がんの手術、心臓血管手術、臓器移植、整形外科手術などにおいて生じる術後の肺炎、創やインプラントの感染、がん化学療法、放射線治療における口内炎や粘膜炎などの合併症を抑制、抗菌薬の使用量が減少、在院日数の短縮などにつながると報告されています。平成24年からは、周術期口腔機能管理として保険にも収載されています。現在では、より効果的で効率的な方法が模索され、医療費の削減について経済的な検証もなされている最中です。口腔は、管理が不十分な場合に感染源となる一方で、栄養摂取を考えた場合、咀嚼や嚥下という経口摂取に最も生理的な機能を果たす器官でもあります。口腔機能の低下によって生じる栄養状態の悪化は、サルコペニアにつながります。手術によっては、気管内挿管や気管切開をされ、その間静脈栄養、経管栄養による栄養管理がなされることがあります。絶食期間は咀嚼や嚥下などの口腔機能低下を招く恐れがあり、経口摂取開始までの間に口腔機能を低下させない口腔ケア、さらにはあらかじめ口腔機能を向上させておくことが、今後必要となるかもしれません。そのためには、医師、歯科医師、歯科衛生士、看護師、管理栄養士、PT、OT、STなど多職種による緊密な連携が不可欠です。
今回演者の方々には、本学会のテーマ「新たなるBreakthroughを目指して」を参考に、過去の常識にとらわれず「口腔ケアにおける新たなるBreakthroughを目指して」をテーマに活発なご討議を期待します。
11. 嚥下リハ・耳鼻科・口腔外科 診断と診療趣旨
摂食嚥下障害の原因は、疾患、加齢、薬剤、低栄養状態、原疾患に対する治療内容などさまざまです。現在超高齢社会を迎えている本邦においては、多数の基礎疾患、多数の内服薬、また近年注目されているフレイルやサルコペニアの摂食嚥下障害により病態はさらに複雑になっています。実際の臨床の場においては、摂食嚥下障害の原因を特定することが困難で、対応に苦慮することも少なくありません。
診断には、これまで摂食嚥下機能検査として改訂水飲みテスト、反復唾液嚥下テスト、フードテスト、頸部聴診法、嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査、舌圧測定などが行われてきました。これらに加えて、サルコペニアの摂食嚥下障害では、嚥下関連筋の診断に、CT、MRI、筋電図、エコーなどが有効です。しかしながらこれらすべての検査を行うことは現実的ではなく、簡易的な判定基準の作成も必要です。また機能検査はあくまでも検査時の所見であり、必ずしも日常の機能を反映しているものではなく、検査の限界もあります。
現在行われている主な治療は、栄養管理、リハビリテーション、口腔ケア、薬剤の変更や減量、薬物療法、手術です。摂食嚥下障害を改善するための栄養管理(食事内容や栄養剤、サプリメント、摂取するタイミング)や新たな薬物療法の開発、さらには、機能が低下する前にあらかじめ向上させるプログラムの作成が必要ではないかと考えます。
今回シンポジウムでは、上記で述べた現状と課題に対し、摂食嚥下障害の研究をされている方々に、従来の方法に加えて現在行っている取り組みや研究内容についてご発表いただき、本学術集会のテーマでありますbreakthroughとなることを期待します。
12. 認知症高齢者の摂食障害とその対応趣旨
我が国の栄養管理の現場では、静脈栄養から経腸栄養、経口摂取まで、患者の幅広いニーズに対応した栄養摂取法が選択できるよう、さまざまな工夫、さまざまな食品などにより、日々、環境が改善されている。このような状況のなかでも、我々が頭を悩ますのは、認知症を合併した症例が食事を摂取してくれないといった場面ではないだろうか? 優れた組成の食品、製剤などがあっても、本人が摂取してくれない限り、まったく役に立たないということになる。
今後、超高齢社会が進行していくなかで、認知症高齢者の数は増加することが予想される。認知症高齢者が急性期治療を受ける場面も増える。また、近年は、認知症高齢者に胃瘻を造設する事例は減少し、長期間にわたり、経口摂取を支援していかなければならない事例が増加している。今後、地域で根づいていくべきとされる地域包括ケアシステムにおいても、認知症を合併した高齢者の食支援をどのように行っていくべきかは、きわめて重要な課題となる。
認知症高齢者の摂食障害に対するケアを行う上で、もっとも重要なことは、食事を食べてもらえない、その人なりの原因を突き止め、その原因に適合した対策を早期に行うことだと考えられる。今後、認知症高齢者の摂食障害のアセスメントや、対応のノウハウなどを共有していくこととが強く望まれる。
さらに、認知症は進行し、やがて死へとつながる疾患でもある。病状が進行した際、どこまで食支援を行うべきか、死が目前となった場合、どのようなケアを行っていくべきかは、倫理的な観点からも検討する必要がある。
このような視点から、本学術集会において、認知症高齢者の摂食障害とその対応に関するセッションを企画させていただくこととなった。認知症の摂食障害の現状、認知症の原因疾患に関する知見、アセスメントの工夫、対応のノウハウ、地域での取り組み、倫理的な問題点など、幅広い内容で演題を募集する。
13. サルコペニア・フレイルを視野に入れた高齢者の栄養管理趣旨
超高齢社会の日本ではサルコペニア・フレイルを認める高齢者が増加傾向にあり、その栄養管理は極めて重要である。日本静脈経腸栄養学会では、第34回から第36回学術集会で継続して取り上げるテーマの1つにサルコペニア・フレイルが含まれている。今回、サルコペニア・フレイルを視野に入れた高齢者の栄養管理をテーマに、日本静脈経腸栄養学会と日本サルコペニア・フレイル学会の合同シンポジウムを企画する。サルコペニア・フレイルに関する臨床・研究の最新の情報を日本サルコペニア・フレイル学会から紹介していただくとともに、サルコペニア・フレイルを認める高齢者の具体的な栄養管理をどのように行えばよりよいかを考える場としたい。
14. 地域一体型NSTの現状と課題趣旨
わが国では高齢化が急速にすすんできている。その対策として、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援を目的に、医療や介護が必要となっても可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう地域包括ケアシステムが構築されてきている。
地域包括ケアシステムにおいて医療―介護、病院―診療所、多職種など連携が必須であることは言うまでもない。また在宅や地域などには栄養療法が必要な方は低栄養や生活習慣病・がん・嚥下機能低下者など多数存在し、単なる栄養状態の改善にとどまらない経口機能・褥創・フレイル・リハビリなどさまざまな栄養療法の目的がある。今まさに地域包括ケアシステムにおいてNSTが試されているのである。
在宅や地域などでは、ひとつの法人に多職種がいるところもあれば、複数の法人で多職種を集めないといけないところもある。医療もあれば介護もある。カンファレンスの有り方もさまざまである。NSTが今までもたらしてきた有用性や重要性を知る医療者はそのメリットを期待して、在宅や地域においてもさまざまな型でNSTを行っている。
今回のシンポジウムでは、実際に在宅や地域で行われているNSTから得られた成果や課題を明らかにし、今後求められる地域一体型NSTの型などを論じてゆきたい。
15. 重症心身障害をかかえる人と家族を栄養の視点から多職種で支える趣旨
重症心身障害をかかえて生きる人と家族が必要とするサポートは広範囲にわたり、多職種協働によって取り組まれるべきものである。2018年3月には日本医師会小児在宅ケア検討委員会が小児在宅ケア提供体制の整備に向けた課題と対策についての報告書を提出した。それによると医療的ケア児(必ずしも重症心身障害とは限らない)は2016年で18000人であり、さらに増加している。食事・栄養は生活・健康維持に欠かせないものであるが、その視点でのサポートは情報・サービスともに乏しい現状がある。実際、体重が増えると介護が大変になるから体重を増やさないようにしている、という場面に遭遇することもまれではない。個々の状況に合わせた栄養経路、形態、内容と量、それが適切に選択されることが生活・健康維持に必要なことである。その情報が提供されなくてはならないものの、医療者サイドでも十分に整理されていないことが課題である。また重症心身障害の栄養を考える上で、フレイルティ、サルコペニア、悪液質、摂食機能障害など、高齢者医療やリハビリテーション栄養で注目されている考え方を敷衍することがきわめて有効であり、さらに小児では成長・発達・療育の視点も加わってくる。そのあたりをふまえて、このシンポジウムでは、重症心身障害をかかえる人と家族を栄養の視点で支えるために、現時点での課題と今後の方向性について、それぞれの立場から多角的に論じていただき、討議をしていくこととした。関係諸氏にはぜひ積極的にご参加いただき、これからのケアに反映させていただけることを願っている。
16. 静脈栄養を再考する趣旨
今や、腸が使えるならば腸を使うことが栄養療法の基本として広く知られ実践されている。静脈栄養は、経腸栄養に比べ、1)腸内環境の維持に不利、2)腸管のバリア機能の維持に不利、3)感染防御能の維持に不利、4)血糖管理に不利・・・など多くの問題を有している。しかし、過去半世紀にわたり多くの患者の命を救い、現在もなお重要な栄養管理法であり続ける静脈栄養の価値が下がることは決してない。本シンポジウムでは、1)静脈栄養の適応や経腸栄養と併用する場合の注意点、2)静脈栄養の組成(微量元素を含む)、3)中心静脈栄養と末梢静脈栄養の使い分け、4)血流感染を防ぐポイント、5)静脈栄養の短所を克服するための新しい製剤の可能性、等について、動物実験などの基礎研究や臨床データを提示いただき、静脈栄養を再考することをテーマとする。患者に最高の栄養療法を提供するためには、適切な静脈栄養の再考が必要であろう。
17. 半固形化栄養の現状と課題、そして将来趣旨
半固形化栄養は、わが国が世界ではじめて提唱した概念で、従来のポンプを用いて粘度の低い経腸栄養剤を持続的に注入する世界のgolden standardと大きく異なる。胃の機能を最大限考慮した新しい考え方である。 半固形化栄養の利点は
1) 胃食道逆流による逆流性食道炎や誤嚥性肺炎を軽減できる
2) 瘻孔からの漏れ、スキントラブルが防止できる
3) 血糖や消化管ホルモン分泌異常が軽減できる
4) 投与時間が短縮できる などとされている。
2018年度の診療報酬改定では、これらの利点に加えて、在宅での臨床効果が評価(期待)されて、胃瘻からの半固形化栄養剤の在宅管理料が保険収載された。しかし、新しい方法であるが故にエビデンスとなるべき研究は発展段階であり、今後の研究が待たれている。 本セッションでは、これらの状況を踏まえて、現在の半固形化栄養の臨床的エビデンスを提示し、さらに在宅医療への貢献を可能な限り科学的に分析、議論したい。
18. メディカルスタッフの教育とスキルアップ趣旨
いま栄養士・管理栄養士の皆さんは多くの職種の方から多方面での活躍を期待されています。栄養部による病院経営改善も求められています。それのみならず、NSTや褥瘡管理チームなど、医療現場においても種々の疾患の栄養管理方針を栄養士が考えて医師・看護師に提案し、説得してそれまでの治療方針を変更させ、そして自らが患者さんにわかりやすく説明するなど、栄養士の立場も大きく変革されてきました。このような業務を自信もって行うには、栄養学を広く再学習し、自分でデータを整理し、そして根拠に基づいた栄養管理を確立するよう努めなければいけません。仲間を増やし、コミュニケーションスキルも磨く必要があります。そのためには、大学院(修士課程、博士課程)での学修や、各種の専門栄養士やESPENのLLL(life long learning)などの資格を取得することが、よいきっかけになると思われます。ほかにも自己研鑽するのによい方法を経験された栄養士の方も多いと思われます。このように、各種のキャリアパスを経ることで、「栄養士として自分が大きく進歩した」「自分の世界観が広まった」「他の栄養士の皆さんにもぜひ知ってもらいたい」と思われる方にご応募いただき、ご自身の経験を共有していただきたいと思います。
19. 糖尿病合併患者の栄養管理(Art & Science)趣旨
※準備中
20. 日本静脈経腸栄養学会 臨床栄養専門療法士制度の誕生趣旨
NST専門療法士制度が発足し、2004年の最初の認定から14年が経ち、規模・名実ともに国内を代表する認定資格制度となった。一方で疾患領域別での認定制度の新設も急務となっており、メディカルスタッフの更なるスペシャリティーの育成が重要となっている。兼ねてより上部資格制度の新設について提案すべく協議を重ね、ある程度の方向性が定まったため、新資格制度の新設についての提言がされた。名称(仮称)は、臨床栄養専門療法士認定制度として、がんをはじめとする疾患領域別資格制度を目指す。同認定制度は以下の10項目からスタートする。
1)がん専門療法士、2)肺疾患専門療法士、3)肝疾患専門療法士、4)腎疾患専門療法士、5)心疾患専門療法士、6)運動器専門療法士、7)在宅専門療法士、8)周術期専門療法士、9)感染領域専門療法士、10)小児領域専門療法士
まずは、日本で最も多い死因のがんに対する、がん臨床栄養専門療法士の資格制度から開始することになった。本資格は、目の前のがん患者の治療を支え、ベッドサイドで栄養療法を実践できるエキスパートを認定し、がん治療の向上と患者と家族のQOLの向上を目標とするものである。今回、このJSPEN臨床栄養専門療法士制度の概略と今後の展開について、がん臨床栄養専門療法士の資格制度を中心に紹介する。

サイエンスのセッション

テーマ・趣旨をクリックすると、詳細をご覧いただけます。

サイエンスのセッション趣旨
完全静脈栄養法の確立、安全な輸液製剤の組成、経腸栄養法の進化、新しい周術期栄養管理法の導入・・・。
過去数十年の間に臨床栄養は飛躍的な進歩を遂げてきた。この背景には、多くの基礎研究があったことを忘れてはならない。
明日のよりすばらしい栄養療法のためには、われわれは今日の地道な研究を積み重ねていく必要がある。
本セッションでは、臨床栄養の進歩に欠かすことのできないサイエンスに焦点をあて、細胞から動物、ヒトまで多くのすばらしい基礎研究・臨床研究の成果を披露いただき、参加者全員でその興奮を共有したいと考えている。
  • 本セッションでは、臨床栄養の進歩に欠かすことのできないサイエンスに焦点をあて、細胞から動物、 ヒトまで多くのすばらしい基礎研究・臨床研究の成果を披露いただき、参加者全員でその興奮を共有したいと考えています。

要望演題

1 食道がんの栄養管理 8 重症病態における栄養管理 15 肝胆膵疾患
2 胃がんの栄養管理 9 肥満患者への外科的アプローチ 16 呼吸器疾患
3 肝胆膵における周術期の栄養管理 10 救急医療と栄養管理 17 循環器疾患
4 下部消化管における周術期の栄養管理 11 集中治療域における栄養管理 18 腎疾患
5 鏡視下手術における栄養管理 12 スポーツ・運動と栄養 19 エネルギー代謝
6 移植/腎移植 13 予防医学・健康管理 20 たんぱくアミノ酸代謝
7 急性期の栄養管理 14 炎症性腸疾患  

一般演題(口演/ポスター)

1 周術期の栄養管理 21 体組成分析 41 炎症性腸疾患
2 ERAS 22 エネルギー産生栄養素
(たんぱく質、脂質、炭水化物)
42 肝胆膵疾患
3 頭頸部癌の栄養管理 23 ビタミン・微量元素・抗酸化物質 43 呼吸器疾患
4 上部消化器がんの栄養管理 24 代謝 44 循環器疾患
5 下部消化器がんの栄養管理 25 水・電解質 45 腎疾患
6 肝胆膵がんの栄養管理 26 静脈栄養(TPN、PPN) 46 糖尿病
7 がんと栄養 27 経腸栄養 47 脳血管障害
8 がん化学療法と栄養 28 PEGと栄養 48 肥満(過栄養)
9 放射線療法と栄養 29 半固形化栄養剤 49 栄養デバイス・手技
10 がん悪液質 30 経口摂取移行の工夫 50 栄養教育
11 ICUにおける栄養管理 31 サルコペニア・フレイル 51 カテーテル管理
12 救急患者の栄養管理 32 認知症と栄養 52 地域連携・在宅栄養
13 NST 33 口腔ケア 53 クリニカルパス
14 NSTにおける医師の役割 34 摂食・嚥下障害と栄養 54 栄養の基礎的研究
15 NSTにおける歯科医師の役割 35 リハビリテーションの栄養 55 緩和医療
16 NSTにおける管理栄養士の役割 36 高齢者の栄養管理 56 術後食
17 NSTにおける看護師の役割 37 小児の栄養管理 57 経口補水
18 NSTにおける薬剤師の役割 38 排泄ケアと栄養 58 侵襲
19 NSTにおけるPT・ST・OTの役割 39 感染と栄養 59 その他
20 栄養評価法 40 褥瘡と栄養

フェローシップ賞応募セッション

フェローシップ賞へ応募される場合は、以下の規定をご確認の上、ご応募ください。

フェローシップ賞応募規定
  1. 応募者は本学会員で、過去5年間に本会での発表経験を有すること。
  2. 受賞後2年以内にASPENあるいはESPENに出席可能であること
  3. 受賞者は、2年以内にASPENあるいはESPENへ参加すること。
  4. 受賞者は、参加するASPENあるいはESPENへ演題発表の申込みを行うこと。
  5. 受賞者は、ASPENあるいはESPENに出席後、本学会誌「日本静脈経腸栄養学会雑誌」へ別途定めた形式で学会参加報告記および受賞演題の抄録を投稿すること。
  6. 日本静脈経腸栄養学会に関連する他の賞への重複応募は認めない。
  7. 応募研究内容は、最近の研究成績に基づく独創的な内容とし、原著あるいはそれに準ずる(メタ解析など)ものとする。
  8. 共著者は、実績的に多大な貢献をした者に限り記すこととする。
  9. 症例報告は対象外とする。
  10. フェローシップ賞の発表に際しては、医学研究及び医学発表における倫理的問題に関する見解及び勧告(平成22年2月25日)を遵守する。
  11. 演題応募締切の時点で年会費を完納していること。

JSPEN学術集会での発表歴(上記規定1)および、以下の応募資格の除外事項について、登録時にも確認していただきます。

  • フェローシップ賞応募演題として採用されない場合は、一般演題での発表となりますので、予めご了承の上、ご応募ください。
応募資格の除外事項
  1. 一般社団法人日本静脈経腸栄養学会に関連する他の賞への重複応募は認めない。
  2. 本学会の研究助成金受領者、過去に本学会で何らかの受賞歴を有する者は、本賞への応募はできない。
  3. 本賞の審査委員長および審査委員は、申請者(研究代表者)とはなれない。
  4. 本賞に応募してフェローシップ賞応募者セッションに選出された場合、演者は筆頭演者のみとし共同演者は提示されない。
  5. フェローシップ賞応募者セッションに選出されなかった場合は一般演題に応募することが可能で、その場合は共同演者(審査委員長あるいは審査員も可)が提示される。
  6. 本賞への応募は、一人一演題のみとする。(同一施設から異なる発表者の応募は可)

演題登録方法

入力データについて

  • プログラム、抄録集ではご本人が登録されたデータをそのまま使用します。
  • タイプミスがあってもそのまま印刷されますのでご注意ください。
  • 登録締切後の原稿の変更は一切出来ません。
  • 共著者の追加、変更も出来ませんので予め十分にご注意ください。

暗号通信使用のお願い

  • オンライン登録および修正は、原則として暗号通信の使用をお願いします。
  • この暗号通信の使用により、第3者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改竄したりすることを防ぐことができます。
  • したがって、当学会では原則として暗号通信の使用を推奨します。
  • 暗号通信は特に準備はいりません。UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)のサーバコンピュータに管理が移ります。
  • 暗号通信は登録または修正作業が終わるまで継続されます。ただし、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダーの設定に問題があるか、ブラウザが古い)もありますので、その際は平文通信をご利用ください。
  • 平文通信においては、パスワード等の盗聴が可能ですから、セキュリティや個人情報の保護の点で危険です。
  • 特に病院情報システムや電子メール用に使っているパスワードの使用は絶対に避けてください。
  • 被害が演題・抄録以外にも及びます。
  • 平文通信をご利用の際は、こうした危険性を十分に考慮ください。

入力文字について

  • 「丸文字」 「ローマ数字」は使用できません。
  • 英字の組み合わせで、II、VI、XIのように入力してください。
  • シンボル(symbol)書体半角(1バイト文字)のαβγ等を使用するとabcなどに自動変換されてしまいますので使わないようにしてください。必ず全角(2バイト文字)のα β γを使用してください。
  • 半角カタカナは使用できません。カタカナは全角で、英字および数字は半角で記入してください。
  • タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、斜め(イタリック)文字、太文字、改行、アンダーラインなどを使用する際は、書式を変更したい範囲をそれぞれ〈SUP〉〈/SUP〉、〈SUB〉〈/SUB〉、〈I〉〈/I〉、〈U〉〈/U〉で挟んでください。また、行の途中で改行したい場合は、改行する文の冒頭に〈BR〉を入力してください。これらの記号はすべて半角文字を使用してください。
  • 音引き「ー」とダッシュ「―」、マイナス「-」とハイフン「-」などの使い分けをしてください。
  • 英文入力の際にひとつの単語をハイフン(-)で切らないでください。
  • 不等号「<」「>」を使用する時は、全角文字を使用してください。

その他

  • オンライン演題登録につきまして不明な点、疑問等がございましたら下記のページをご覧ください。

抄録作成要項

制限文字数

  • 演題名  全角50文字
  • 抄録本文 全角800文字
  • 図表は受け付けません。
  • 抄録本文は、1.目的 2.方法 3.結果 4.考察及び結論の順番に記載してください。

演者情報

  • 筆頭演者を含む最大15名までの登録となります。

応募についての注意点

  • 登録されたデータは今後プログラム・抄録集などに掲載されますが、登録されたデータに手を加えず使用されます。
  • 登録内容の修正・確認作業時に必要になる、IDとパスワードは必ずご自身で保管してください。下記問合せ先ではセキュリティを維持するため、この件に関するお問合せには一切応じられませんので、ご注意ください。
  • 締切日以降の登録、修正は一切受け付けできません。
  • この応募方法では、郵送するものは一切ありません。
  • WEBブラウザの「戻る」「進む」ボタンは使用しないでください。入力したデータが無効となる可能性がございます。
  • フェローシップに応募される方は、必ず「フェローシップ応募者セッション希望者の確認事項」の項目で、応募資格の除外事項の同意確認およびJSPEN学術集会発表歴の確認を行ってください。
  • 採用された演題の著作権は、一般社団法人日本静脈経腸栄養学会に帰属しますのでご了承ください。

利益相反(COI)状態の申告について

一般社団法人日本静脈経腸栄養学会は、本学会会員などの利益相反(Conflict of Interest,COIと略す)状態を適正にマネージメントするために、「臨床研究の利益相反(COI)に関する共通指針」を策定しました。

近年、国内外において多くの医学系の施設や学術団体は臨床研究の公正・公平さの維持、学会発表での透明性かつ社会的信頼性を保持しつつ産学連携による臨床研究の適正な推進を図るために、臨床研究にかかる利益相反指針を策定しており、適切なCOIマネージメントによって正当な研究成果を社会へ還元するための努力を重ねています。本指針は、当学会においても会員ならびに学会関係者などに本学会事業での発表などで利益相反状態にあるスポンサーとの経済的な関係を一定要件のもとに開示させることにより会員などの利益相反状態を適正にマネージメントし、社会に対する説明責任を果たすために策定したものです。

(1)演題応募時の申告方法

  • 演題応募時に、利益相反の有無についての選択項目がございます。
  • 演題登録システム上で、利益相反状態をご入力ください。(必須)
  • 別途申告書のご提出は不要です。
  • なお、筆頭演者ではない方が登録を行う場合も、筆頭演者のCOI状態についてご登録ください。

(2)演題発表時の申告方法

  • (申告すべき利益相反(COI)がない場合、ある場合どちらの場合もご申告が必要です。)
  • 筆頭演者は、下記の該当するCOI状態について発表時にご申告ください。
口演発表者
  • 発表スライドの最初(または演題・発表者などを紹介するスライドの次)に挿入してください。
ポスター発表者
  • ポスターパネルの最後に貼付してください。

研究倫理について

応募演題は研究自体の倫理性、特に、ヒトを対象とした医学研究の場合には患者さんのプライバシーの保護やインフォームドコンセントなどに関する倫理的問題に十分配慮されますようお願いいたします。倫理的問題に関しては、演題登録システム内にてアンケートがございますので、ご協力をお願いいたします。

個人情報管理に関して

今回お預かりした個人情報は、当学術集会の学術論文発表目的以外での使用はいたしません。

運営事務局において、必要なセキュリティ対策を講じ、厳重に管理しております。

応募方法

第34回日本静脈経腸栄養学会学術集会会長ならびに学術事務局にて確認後、演題採用の可否等は、運営事務局より電子メールでご連絡いたします。

演題登録に関する問い合わせ先

第34回日本静脈経腸栄養学会学術集会 運営事務局

株式会社コングレ
〒102-8481 東京都千代田区麹町5-1 弘済会館6階
TEL:03-5216-5318 FAX:03-5216-5552
E-mail:jspen2019@congre.co.jp