第49回日本脊椎脊髄病学会学術集会

会長挨拶

第49回日本脊椎脊髄病学会学術集会を迎えて
All Japanからグローバリゼーションへ
―From All Japan Being Globalization—

第49回日本脊椎脊髄病学会学術集会
会長 松山 幸弘
(浜松医科大学整形外科 教授)
会長:松山 幸弘

今般の新型コロナウイルス感染症の影響に伴う第49回日本脊椎脊髄病学会学術集会の延期に際しまして、会員の皆様には寛大なるご理解と多大なるご支援を賜りましたこと、あらためまして心より御礼を申し上げます。新型コロナウイルスの第2波感染拡大は続いており、予断を許さない状況です。全国各地で感染症対応にご尽力されている全ての医療者の皆様に心より敬意を表します。

本学術集会は、会期を2020年9月7日(月)~9日(水)、会場は神戸コンベンションセンター(神戸国際展示場、神戸国際会議場、神戸ポートピアホテル)にて、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を徹底した上で、現地開催する予定で準備を進めてまいりましたが、感染第二波の拡大が見られる現状を鑑み、通常開催が極めて難しくなりました。完全WEB開催に変更するべきか、ずいぶん悩みましたが、どうしても本来の学術集会にある臨場感や皆様の生の声、姿を見たい、また会場で討論を是非したい、との声も多々あり、ハイブリッド形式での開催といたしました。

神戸コンベンションセンターでの現地開催はそのまま継続し、来場が困難な先生方にはWEB上でオンデマンド配信および、マスターズインストラクション、シンポジウム、症例検討、ディベートそして共催セミナーや教育研修講演をライブ配信で視聴やチャットを使用して討論にも参加できる、新しいハイブリッド開催に変更することにいたしました。

もちろん我々医療従事者は感染拡大のリスクを最小限とすることを第一とすべきであります。しかし、社会経済的視点からも我々はこの学術集会開催形態を考えなければなりません。もちろん現地会場では、感染対策室専門家の意見に従って感染予防対策を徹底し、ソーシャルディスタンスをしっかり確保できるよう我々スタッフ一同努力をしてまいりたいと思います。

本学術集会では、座長・演者の皆様には予定された時間に現地あるいは遠隔地からウェビナー会議形式のセッションに参加していただき、講演会場の一部プログラムをリアルタイムライブストリーミング配信いたします。一般口演とポスターセッションはオンデマンドで視聴可能とし、手術ビデオを主体としたマスターズインストラクション、ディスカッションを主体としたシンポジウム、症例検討、ディベートはウェビナー上にて登壇者間で質疑応答・ディスカッションが可能になります。また、視聴者の皆様には、ライブ配信中はチャット機能でセッションにご参加いただけます。

会期後は、すべてのセッションをアーカイブ化し、一定期間、各演題の音声付きスライドの閲覧のみならず、ライブ映像の録画視聴もお楽しみいただく予定です。また、「新型コロナウイルス感染症対策と挑戦」と題して浜松医科大学感染対策室の古橋一樹先生に、またこの状況下での企業家として会社運営に関する方向性をヤマハ株式会社社長の中田卓也様に緊急特別セッションとして文化講演でご講演を賜ります。企業展示も私が回覧し、それぞれの企業の売りポイントをYoutube形式で動画配信したいと思います。多くのことが初めての試みでありますが、内容を充実させ、会員の皆様にとりまして有意義な学術集会となりますよう、鋭意準備を進めております。

今回の学術集会では、数千人に及ぶ人の移動、集合を行うことなく、活発な学術的交流を図ることができる全く新しい形の学術集会のあり方を提案し、未来に向けた大きな第一歩としたいと考えております。開催形態の大幅な変更に伴い、皆様には多大なるご心配とお手数をおかけいたしますこと重ねてお詫び申し上げますとともに、引き続き皆様のご理解、ご支援を賜りたく何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年8月17日

第49回日本脊椎脊髄病学会学術集会
会長 松山 幸弘
浜松医科大学整形外科学教室

会長挨拶

第49回日本脊椎脊髄病学会学術集会を令和2年4月16日(木)—4月18日(土)、名古屋国際会議場で開催させて頂きます。伝統あるこの学術集会の会長を務めさせて頂ける事、誠に光栄に存じます。またこの機会を与えてくださった学会会員のみなさま、役員の皆様に心より御礼申し上げます。

第49回のテーマは「All Japanからグローバリゼーションへ」とさせて頂きました。
なぜAll Japanか?そしてなぜグローバリゼーションか?
すでに日本では多くの学会でレジストリーシステムが立ち上がり、日本全国の整形外科、脊椎外科領域の症例が登録され始めてきています。この症例登録システムから得られるAll Japan のデーターベースから価値ある多くの情報を世界にむけて発信する時がきています。また私たちは、欧米はもとより急成長するアジアの国々にもっと目を向け、お互いに情報共有をしながら高め合っていく必要があります。All Japan, All Asiaで世界へ発信することの必要性を強く感じております。今現在、輝かしく世界へ進出発展する
ヤマハ株式会社代表取締役社長 中田卓也さまにはグローバリゼーションの方向性について御講演を賜る予定です。

今回のテーマに沿って、すべての共催セミナー、教育研修講演、特別講演をすべて英語で講演をして頂くことにいたしました。多くの海外からの先生方にも学会に参加し、ディスカッションを楽しむためには必要なことと考え、すべてのスライドは英語で表記もして頂きます。主題は1: また成人脊柱変形を振り返る 2:胸椎OPLLは克服できたか:前方派、後方派:なぜ危険なのか 3:超Minimal invasive surgery、また手術ビデオセッションとして、1:後輩に伝えたい忘れられない症例 2:匠の技;宮大工の技を見せる 3:ここがポイント を企画し、そしてディベートも用意するつもりです。すべて海外の参加者を含めて英語で行いたいと思いますのでどうかよろしくお願い致します。

春の名古屋はまだ残り桜があるとても気持ちの良い季節であります。また会場は開放的で気持ちの良い春の風を感じることができることと思います。会場内で多くの浜松名物をご用意し、いたるところで浜松を感じられるよう、医局員、同門一同精一杯頑張りますので、どうかよろしくお願い申し上げます。皆様方のご来場を期待しております。