座長・演者の皆様へ

第38回日本血栓止血学会学術集会
会長  嶋 緑倫
奈良県立医科大学 小児科学教室 教授

 

第38回日本血栓止血学会学術集会の開催にあたり一言ご挨拶申し上げます。本学会の学術集会は長年に渡ってわが国での血栓止血学に関する学術発表と最新の情報発信の場として重要な役割を担ってきました。この伝統ある学会を主催させていただくことは非常に光栄なことと存じます。第27回を前奈良医大小児科教授の吉岡章先生が奈良で開催されてから、はや、10年過ぎましたが、この間、血栓止血学も大きく進歩しました。それに伴い学術集会の参加者数や演題数も増加してきています。また、シンポジウムや他学会とのジョイントシンポジウムなど学術集会の内容も年々充実してきています。第38回学術集会もこれまでの学会のプログラムを踏襲しながら、本学会の伝統でありますdiscussion をしっかりできるような学会にしたいと考えています。海外からの特別講演者としては、国際血栓止血学会SSC委員長、Queen's University の David Lillicrap 教授とプロテインSや第V因子の構造機能解析で著名なLund 大学のBjörn Dahlbäck 教授をお招きすることになっています。 学会会場は奈良県新公会堂がリニューアルされた奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~です。東大寺を初めとする奈良市の文化の中心に位置しています。奈良は天平2年(730年)に光明皇后の発願により病人の治療や投薬を行うために施薬院が創設されてから、医学、薬学の源流が現在にも引き継がれています。この地で、血栓止血学会の会員の皆様が集まって、大いに議論し情報交換ができるような楽しい学会にしたいと考えております。
多数の会員の皆様の参加を御願い申し上げます。