日本超音波医学会第81回学術会議を開催させて頂きます大阪大学の別府でございます。大阪大学は、超音波ドプラ法を創成した仁村泰治、金子仁郎、里村茂夫、血流ドプラ信号が血球からの反射であることを突き止めた加藤金正、電子走査型超音波断層装置の開発に尽力した松尾裕英を擁した学府です。その一員として今回の学術集会をお引き受けできたことを大変光栄に存じております。今や医学の広い範囲で普及している超音波ですが、新たな発展を期待して、この学術集会を開催したいと念じております。
その意味に置いても、今回の学術集会のメーンテーマを単純に学術的成果の発表のみならず、医療全般の眼から超音波を見直すためにも「医学と医療における超音波」と致しました。個々の領域での最先端の知見の発表は当然ながら、領域を越えた横断的なテーマ、例えば、「成長と老化」「メタボリックシンドローム」「新手法」「超音波造影法」「血管」を取り上げたいと思っています。
また、本学会ができることの一つとして、超音波医学会が培ってきた知識・技術の社会還元を考え、「健診」「優しい医療」を通じて一般社会での超音波医学の認知度向上をめざしたいと思っています。
機器展示は、従来の方式を一新したいと思っています。企業の各位にアイデアを出して頂いています。企業からどのような働きかけができるかが大変楽しみです。
今回の学術集会では、海外からの招請講演として、日本から海外に留学または在住し活躍している先生方にお話し願うことにしました。海外で何が注目され、何が研究の対象になっているのか、その成果はどこまで進んでいるのか、生の声を是非聞きたいと思っています。そういうわけで、大変申し訳ありませんが、英語セッションは今回はありません。
もちろん、従来好評を頂いています教育セッション、新技術開発セッション、奨励賞セッション、ライブやハンズオン、ファイアサイドセッションは継続して企画しております。
会員諸氏が「参加して良かった」と思って頂ける学術集会にしたいと思います。是非お誘い合わせの上、ご参加下さい。お待ち申しております。
日本超音波医学会 第81回学術集会
会長 別府 慎太郎
(大阪大学大学院 医学系研究科 機能診断科学講座 教授)
会長 別府 慎太郎
(大阪大学大学院 医学系研究科 機能診断科学講座 教授)

