第7回腹腔鏡下胆道手術研究会 Laparoscopic advanced biliary surgery meeting: LABS meeting

当番世話人挨拶

horiguchi この度、第7回腹腔鏡下胆道手術研究会(Laparoscopic Advanced Biliary Surgery: LABS)の当番世話人を仰せつかり、大変光栄に存じますとともに、責任の重さを感じております。1990年に本邦ではじめて腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われて、すでに27年が経過し、現在では高難度の胆道疾患に対しても腹腔鏡下胆道手術が安全に行われるようになりました。本研究会は、その当初より、ご尽力していただいた徳村弘実先生と長谷川洋先生が中心となり、LABSメンバーが参集し、より安全で質の高い手術手技をめざし、腹腔鏡下胆道手術の発展と普及、若手外科医への伝承を目的としています。
 内視鏡関連のデバイスの開発や手技の発展に伴い、総胆管結石症の治療は十二指腸乳頭切開(EST)が普及し、腹腔鏡下総胆管切石術は停滞しているのが現状です。しかし、本来の乳頭機能温存術式の有用性に相反する治療法であり、本研究会として、今後も取り組んでいく課題であります。一方、胆道再建を要する疾患に対する安全な腹腔鏡下手術も数多く行われるようになりました。 2016年4月に腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術(LAP-PD)が保険収載されました。LAP-PDの保険収載は胆道・膵臓内視鏡外科の発展において大変輝かしいことであります。今回、ロボットを用いた胆道再建を含め、安全確実に遂行するためのいろいろなノウハウを腹腔鏡下胆道手術のエキスパートの先生方に講演をご依頼申し上げました。
 先進的な技術と知識を備えた腹腔鏡下胆道外科医の育成およびLABSの発展のため、本研究会にて存分に討議していただきたいと思います。
 明日からの臨床に役立つような、有意義な研究会になることを祈念し、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
第7回 腹腔鏡下胆道手術研究会(LABS)
当番世話人 堀口 明彦
(藤田保健衛生大学 坂文種報徳會病院 消化器外科 教授)