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大会長挨拶

リハビリテーション・ケア合同研究大会 大阪2020
大会長  宮井 一郎

一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会副会長
一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会理事
社会医療法人大道会副理事長 森之宮病院院長代理

2020年11月27日(金)と28日(土)の2日間、大阪国際会議場において開催されるリハビリテーション・ケア合同研究大会2020大阪の大会長を務めさせていただく社会医療法人大道会副理事長 森之宮病院院長代理の宮井一郎と申します。本研究大会は1997年に熊本で開催以来、一般社団法人 日本リハビリテーション病院・施設協会、一般社団法人 回復期リハビリテーション病棟協会、一般社団法人 全国デイ・ケア協会、一般社団法人 日本訪問リハビリテーション協会、全国地域リハビリテーション研究会、全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会が合同で毎年開催されてきた歴史ある学術集会です。地域包括ケア時代を迎えた本邦のリハビリテーション・ケアについて、医療・介護・福祉の垣根を越えて幅広く議論し、実践につなげる場となります。特に近年は、地域包括ケアシステムの構築に向けて、大会が活性化しており、全国の病院、診療所、介護施設、福祉施設など様々な職場で活躍するヘルスケアに関わる多彩な専門職が参加する予定です。

さて、地域包括ケアシステムにおけるリハビリテーション・ケアの実践は、様々な専門性を有する医療や介護提供者と利用者の身体的、心理的、環境的な相互作用により成立します。その過程は多様性に富み、誰が誰に対していつ、何のために、何を、どのように提供したか、さらにその短期的、中期的、長期的な効果がどうであったのかなど、客観的な評価に基づく検証は大きな課題です。リハビリテーションやケアの手法に関しても同様で、個々の患者の状態やその変化に応じた介入方法や必要な介入量まで、標準化ができていないことが現状です。さらに標準化ができたとしても、生来的に専門職の技量や利用者の価値観や双方の相性も複雑にその効果に影響します。今後ますます増大するリハビリテーション・ケアに対するニーズに適切かつ継続的に応えるためには、現状の課題を正面から論じる必要があるように思います。

そこで本研究大会のテーマを
「リハビリテーション・ケアの可視化 ~心の形~」Visualizing shape of heart of rehabilitation and care
としました。

リハビリテーション・ケアの過程や成果の可視化のためには、まず、客観的な記述が行われ、日常的な介入がデータとなって蓄積され、継続的に検証される”形”をつくることが欠かせません。そのようなヘルスケアデータやビックデータの蓄積や解析、AIの応用、ロボティックスなどのテクノロジー導入への汎化など、次世代のリハビリテーションに向けた取り組みについて、議論を深めたいと考えています。一方、リハビリテーション・ケアを提供するのも受けるのも、”心”を持った人です。リハビリテーション・ケアに携わる私どもが、生き生きと満足感や達成感を持ちながら質を高めていこうという意欲を持ち続けるためには、あるいは利用者が満足感や達成感をもって生活できるためには、何が必要なのでしょうか。

全国のリハビリテーション・ケアに関わる医療・介護・福祉の専門職による包括的な議論を通じて、今後やるべきことを具体的に見出し、参加者が前進できる力を得るような大会にしたいと思います。ご理解・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。