会長挨拶

第49回日本脳卒中の外科学会学術集会
会長 中瀬 裕之
(奈良県立医科大学 脳神経外科)

このたび、第49回日本脳卒中の外科学会学術集会をパシフィコ横浜において開催させていただきます。このような伝統ある学会をお世話させていただけることを教室員一同大変光栄に存じております。 今回はSTROKE2020として第45回日本脳卒中学会学術集会(杏林大学脳神経外科 塩川芳昭教授)および第36回スパズム・シンポジウム(三重大学脳神経外科 鈴木秀謙教授)と合同で開催いたします。 なお、最終日に第7回心血管脳卒中学会(杏林大学脳卒中医学 平野照之教授)も同会場で開催予定です。 当初は2020年3月26日(木)~28日(土)を予定させていただいておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、8月23日(日)~25日(火)に延期して行うことになりました。 日程の延期に伴い、ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

STROKE2020は「脳卒中 力を一つに (Unity in Diversity)」のテーマのもと脳卒中学会、スパズム・シンポジウム、脳卒中の外科学会の3学会の心と力を一つにして運営する予定です。 昨年末に脳卒中・循環器病対策基本法が可決・成立し、これから脳卒中および心臓病やその他の循環器病の予防、医療体制の整備・拡充、国民への啓発、患者とその家族への医療・福祉サービスの充実、研究の推進、登録事業等が急速に進んでいきます。 折しも2020年は東京オリンピックが行われる年です。職種に関係なく、みんなが力を合わせて脳卒中を撲滅しようというメッセージを発信できたらと考えています。

特別企画として「未破裂脳動静脈奇形(AVM)に対する本邦の手術適応と治療成績」を開催する予定です。 シンポジウムとしては1.環器対策基本法施行によって臨床現場はどう変わったか?2.もやもや病の周術期管理 hyperperfusionや術後虚血合併症の回避、3.血管内治療時代の重症くも膜下出血の集学的治療、 5. Sylvian hematomaを合併する破裂中大脳動脈瘤の外科治療、6.血栓化巨大脳動脈瘤の治療、7.脳卒中外科の人材育成、8.State of the art CEAなどを予定しております。 教育講演、ビデオセミナー、脳卒中の外科学会技術認定ハンズオンも行う予定です。 海外からの招待講演者としては、アメリカからBrian L. Hoh教授、ドイツからPeter Vajkoczy教授、韓国からSeung-Chyul Hong教授をお招きしております。

8月の横浜で、多くの皆様のご参加を教室員一同心よりお待ち申し上げます。