会長挨拶
会長 岡田 克典
東北大学加齢医学研究所呼吸器外科学分野・
東北大学病院呼吸器外科

このたび、第63回日本移植学会総会を、2027年10月6日(水)、7日(木)、8日(金)の3日間にわたり、函館サーモン・まるなまホール(函館市⺠会館)ならびに函館サーモン・まるなまアリーナ(函館アリーナ)にて開催することとなりました。伝統ある本会を担当させていただけますことを、大変光栄に存じております。東北大学では、2007年に先進外科学分野(現消化器外科学分野)の里見 進先生が主催された第43回日本移植学会総会以来、20年ぶりの主催となります。
地元の仙台市では、会場が改修工事期間中であるため、今回は函館市での開催とさせていただきました。函館市は、日本で初めての脳死肺移植を成功に導かれた私の恩師、近藤 丘前教授の出身地であり、また、本学会に多大なご貢献をされてきた南カリフォルニア大学の岩城裕一先生も函館のご出身と伺っております。函館は、「100万ドルの夜景」で世界的に知られており、五稜郭をはじめとする数多くの歴史的建造物や、新鮮で豊富な海の幸にも恵まれた日本を代表する観光都市です。私どもにとってもご縁の深い函館で、皆様をお迎えできますことを、大変うれしく思っております。
さて、本学会のテーマを「Toward Sustainable Advancement―未来へつなぐ移植医療の光―」といたしました。善意による臓器提供、臓器あっせん、移植手術、さらにはレシピエントの長期管理に至るまで、移植医療を支えるすべての仕組みを持続可能なものとし、未来へ向けてさらに大きく発展させていきたいとの願いを込めたものです。学会にご参加いただく皆様も、この思いを共有されているものと確信しております。近年の診療報酬改定などによる国の後押しも得られる中、このテーマをいかに実現していくかについて、皆様と幅広く、そして実りある議論を深める場となれば、会長としてこれに勝る喜びはありません。
前述のように、函館は風光明媚な観光地でもあります。学術集会のプログラムの合間には、ぜひ、観光や食事をお楽しみいただき、日頃の忙しい毎日の疲れを癒していただきたく思います。大石准教授・平間講師の両事務局長をはじめ、医局員一同、皆様のご来函を心よりお待ち申し上げております。
2026年10月吉日
