ご挨拶

 近年の医療改革が進む中、臨床検査を通じて社会により良質な医療を提供するためにはわれわれは何に挑戦してどのように進化すべきでしょうか。そのような視点から、本学会のテーマは「challenge伝統の継続と未来への進化」といたしました。
 医療は日々進歩していますが、私たち臨床検査技師は時代のニーズに応えられているでしょうか?新たな検査の開発、検査説明や検体採取など私たちが行うことで患者さんに有益なことはたくさんあるのではないでしょうか? これらを達成するには、臨床検査技師をはじめ、医師、研究者、試薬企業、製薬企業、分析企業や流通企業など臨床検査に関わる方々が協調し進化しなくてはなりません。この学会では皆さんと一緒にこれからの臨床検査を考えていきたいと思っています。
 今回の学会はIFBLS2016(第32回世界医学検査学会)、第63回日本臨床検査医学会学術集会、第11回日本臨床検査学教育学会学術大会と同時開催です。日本臨床検査医学会とはシンポジウムなどのセッションを共催とし、臨床検査技師の視点からだけでなく、検査医の視点からのディスカッションを通して病態の理解を深めればと思っています。また、国際学会と同時開催ですので国際観のある学会になればと思っています。
 最後にこの学会にご参加された方々の学術や技術レベルが向上し、医療の場でより有益な臨床検査について議論することによって、臨床検査を通じた社会貢献へ繋がっていければと願っていますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
 皆様のご参加のほどよろしくお願いいたします。

第65回 日本医学検査学会 学会長
中町 祐司
神戸大学医学部附属病院 検査部
公益社団法人 兵庫県臨床検査技師会 会長