シンポジウム1  
胆膵疾患に対するインターベンションの現状と今後の課題
司会: 藤森  尚(九州大学大学院 病態制御内科学)
小澤 栄介(長崎大学病院 消化器内科)
Discussant:石田 祐介(福岡大学医学部 消化器内科学講座)
胆膵疾患診療において、インターベンションの果たす役割は大きい。近年、経消化管アプローチ(EUS-BD)が急速に拡がり、ERCP failure例に対するEUS-BDの有用性はほぼコンセンサスが得られている。しかしながら、内視鏡で全ての症例に対処できるものではなく、経皮的アプローチ・外科手術も同様に重要であり、重篤な合併症リスクや、厳密な適応の検討、適切なmodalityの選択、合併症回避の方策などが必要である。本セッションでは、胆膵疾患に対するインターベンションについて各施設の成績や工夫を呈示して頂き、現状と今後の課題を共有する場としたい。対象疾患は良悪性を問わず、多様なアプローチルートからの報告を幅広く募集する。