|
|
シンポジウム7 |
|
新時代の肝疾患診療 |
|
司会: |
馬渡 誠一(鹿児島大学大学院 消化器疾患・生活習慣病学)
国府島庸之(国立病院機構九州医療センター 消化器内科) |
|
|
Discussant:高橋 宏和(佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター) |
|
抗ウイルス剤の発達により大多数のウイルス肝炎症例は治癒・制御が可能となり、肝硬変合併症治療や肝癌薬物療法の選択肢も大きく拡大したが、それぞれの治療効果や有害事象、予後への影響など検討すべき課題が残されている。また、近年のゲノム編集技術を用いた疾患動物モデルや疾患特異的な細胞培養系の開発、網羅的RNAシークエンス・一細胞遺伝子発現解析などの新たな技術革新、人工知能技術を用いた機械学習モデル解析といった解析手法の進歩などにより、肝疾患領域においても病態や治療標的の解明・治療法の開発が進みつつある。本シンポジウムにおいては、このような背景を基に大きく変化する肝疾患診療について、希少疾患も含め領域を問わず、基礎、臨床の側面から広く公募し、新時代の肝疾患診療を探求する機会としたい。 |
|
|