セッション区分 | テーマ | 登録先 | 司会の 言葉 |
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シンポジウム 1 | 下部消化器癌、その集学的治療戦略 | 内視鏡 |
言葉 シンポジウム 1下部消化器癌、その集学的治療戦略
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[司会] |
下田 良 |
佐賀大学医学部附属病院 光学医療診療部 |
大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 |
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産業医科大学 第1外科 |
大腸癌をはじめとする下部消化器癌に対する集学的治療戦略として ICI(Immune Checkpoint Inhibitor)を含めた薬物療法、放射線療法、手術療法は国内外で注目されている。本セッションでは術後の補助治療、CRT (Chemoradiotherapy)・TNT (Total Neoadjuvant Therapy)に代表される術前治療、再発直腸癌に対する術前の化学放射線療法、さらに再発例に対する全身化学療法について、各施設の治療戦略、取り組み、治療成績を提示・検討していただきたい。さらに、Watch & Wait strategy を含むサルベージ治療、外科手術の適応、これからの進行・再発大腸癌治療について議論するべく、多くの演題を募集する。
[司会] |
梅野 淳嗣 |
九州大学大学院 病態機能内科学 |
酒見内科胃腸科医院 |
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佐賀大学医学部 内科学講座消化器内科 |
炎症性腸疾患(IBD)診療においては正確な診断が極めて重要であるが、潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)の鑑別が困難な IBD unclassified(IBDU)や、近年 IBD mimicker として注目される MEFV 遺伝子関連腸炎など、診断に苦慮する症例も少なくない。また、近年多様な分子標的薬が臨床で使用可能となっているが、その有効性や安全性、適切な使い分けについては不明な点も多い。さらに、高齢者やメサラジン不耐症例、肛門病変を有するクローン病など、特殊な背景を有する症例への治療戦略、新規バイオマーカーの活用なども課題である。本セッションでは、基礎研究から各施設の治療戦略、薬剤の有効性やポジショニング、モニタリング方法まで幅広く演題を募集し、IBD 診療の発展に資する議論を行いたい。
[司会] |
長崎大学病院 医療教育開発センター/消化器内科 |
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大分大学医学部 高度医療人育成講座 |
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久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門 |
難度の高い内視鏡治療手技やロボット支援手術、AI診断支援など消化器領域における診断・治療は急速に進歩してきており、専門医にはますます高度な技能や知識が求められるようになっている。シミュレータやトレーニングモデルも開発され、学会等でのハンズオントレーニングの機会も増えてきたが、広く普及しているとは言い難い。また、手技だけでなく、病態の理解に基づいた治療の選択なども含めた教育も重要である。
本セッションでは、各施設での教育プログラムの改善、基本技術・高度技術の習得を支援するための工夫、指導者教育の体制など、消化器教育にまつわる様々な視点から、演題をご応募いただきたい。
さらには、サブスペシャリティに至る前段階、つまり医学部、初期臨床研修、専門研修の基本領域研修においても、消化器の面白さを伝える特色ある実習・研修を行っている施設があれば、ぜひ共有いただきたい。
[司会] |
小川 竜 |
大分大学医学部 消化器内科学講座 |
佐賀大学医学部 一般・消化器外科 |
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福岡大学筑紫病院 臨床医学研究センター |
上部消化器癌に対する低侵襲治療は食道・胃 ESD や D-LECS、食道癌 PDT をはじめ、最近では咽頭癌や十二指腸癌に対する内視鏡治療も標準的な治療となりつつあり、さらに患者のQOL改善に寄与している。低侵襲治療の工夫として、例えば内視鏡切除術に関して、underwater endoscopy や gel immersion endoscopy の活用、高周波ナイフ・先端フード・トラクション法などの開発、細径スコープの使用、切除後粘膜欠損部の縫縮法の開発など、さらなる安全性・有効性の向上を目指して、近年多くの報告がある。本ワークショップでは、各施設でのそれら「工夫」を報告いただき、その有効性や今後の展望について議論したい。
[司会] |
熊本大学病院 消化器内科 |
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久留米大学 外科学講座 肝胆膵外科部門 |
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久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門 |
肝癌治療は近年、外科手術、ラジオ波焼灼療法、肝動脈化学塞栓療法、放射線治療、分子標的治療、免疫療法など、多様な治療法を組み合わせた集学的アプローチが進化を遂げています。本セッションでは、これらの最新治療に関する研究成果や臨床応用の知見を共有し、今後の治療戦略を議論することを目的とし、演題を募集いたします。肝癌への集学的治療に関する各施設の現状や、課題を議論するとともに、肝癌治療の新たな可能性を探る機会として、基礎研究から臨床応用まで、幅広い視点からのご発表を歓迎いたします。皆様のご応募をお待ちしております。
[司会] |
橋元 慎一 |
鹿児島大学病院 光学医療診療部 |
大分赤十字病院 肝胆膵内科 |
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福岡大学筑紫病院 消化器内科 |
肝胆膵非腫瘍性疾患は、急性・慢性肝疾患、胆石症、良性胆管・膵管狭窄、急性・慢性膵炎、膵嚢胞性疾患、自己免疫性疾患など、様々な疾患が含まれ、癌の早期発見を企図した診断と経過観察、発癌予防や症状改善を目的とした治療を必要とする。各疾患に対する診断・治療方針は、複数の選択肢が存在し、内視鏡診療や偶発症対策においてもガイドラインでは網羅できない、個別の対応を必要とする場合もある。
本セッションでは、肝胆膵非腫瘍性疾患に対する各施設の疾患拾い上げ、診断、治療、経過観察の工夫や取り組みをご発表頂き、情報共有・意見交換・学びの場としたい。多数の演題応募を期待している。
[司会] |
石田 祐介 |
福岡大学医学部 消化器内科学講座 |
九州大学 臨床・腫瘍外科 |
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宮崎大学医学部 外科学講座 |
胆・膵悪性疾患の最近の進歩として、免疫チェックポイント阻害剤の登場、遺伝子パネル検査の導入、低侵襲手術の普及などが挙げられる。また、治療経過とともに必須となる閉塞性黄疸や消化管狭窄などのマネージメントにも様々な手法が取られるようになった。これらの進歩は我々の臨床の現場に大きな変化をもたらしており、最新の治療に関する知識を常にアップデートしていくことが求められている。本ワークショップでは、内視鏡診療を含む内科的アプローチおよび外科的アプローチから見た、胆膵領域悪性腫瘍の最適な治療法や今後の展望について議論を深めていきたい。
[司会] |
金城 徹 |
琉球大学病院 光学医療診療部 |
長崎大学大学院 移植・消化器外科学 |
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産業医科大学 医学部 第3内科学 |
本セッションでは、消化器疾患領域の診療で遭遇した、特に記憶に残る貴重な症例(super-high impressive case)を募集します。診断に難渋した症例、稀少で示唆に富む症例、高難度だった治療、治療に伴う想定外の合併症、failure to rescue 例など、皆様が経た貴重な経験は、次世代の医師にとってはどんな教科書より重みがあり、またその積み重ねが今後の医療の改善や進歩に繋がる筈です。ひとりひとりの医師が経験する機会は限られますが、それらを持ち寄ったこの時間は大変貴重なものとなります。皆様の積極的な演題応募をお待ち申し上げるとともに、セッションの聴講も是非にお願いしたいと思います。
採択の結果は、9月下旬頃(予定)に例会ホームページへ掲載いたします。
発表区分は、会長にご一任ください。
シンポジウム・ ワークショップ・ 特別企画 |
一般演題・ 研修医発表・ 専攻医発表 |
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学会 |
著者数 |
5名まで※ (筆頭著者を含む) |
20名まで (筆頭著者を含む) |
所属 施設数 |
10施設まで (複数選択可) |
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消化器 内視鏡 学会 |
最大 著者数 |
10名まで※ (筆頭著者を含む) |
21名まで (筆頭著者を含む) |
所属 施設数 |
21施設(複数選択可) |
※最大著者数は、主題演題(シンポジウム・ワークショップ・特別企画)と公募演題(一般演題・研修医発表・専攻医発表)で異なります。
演題登録システムでは上記の最大著者数以上登録できる仕様となっておりますが、主題演題で登録可能な最大著者数を超えて登録しないようご注意ください。
抄録を最初に登録するときに登録者本人に任意のパスワードを決めていただきます。登録番号、パスワードに関しての問い合わせには一切応じられませんので必ずメモをとるなど保管するようにしてください。演題応募時の登録番号とこのパスワードを用いることにより、登録後の変更が何回でも可能です。修正・確認は修正・確認画面より行ってください。
01. 食道 |
02. 胃・十二指腸 |
03. 小腸 |
04. 大腸 |
05. 肝 |
06. 胆 |
07. 膵 |
08. その他 |
01. 形態 |
02. 機能 |
03. 生化学 |
04. 薬理 |
05. 代謝 |
06. ウイルス |
07. 病理 |
08. 炎症 |
09. 潰瘍 |
10. 腫瘍 |
11. 消化吸収 |
12. 胆石 |
13. 肝炎 |
14. 肝硬変 |
15. 門脈 |
16. 疫学 |
17. 成因 |
18. 病態生理 |
19. 診断 |
20. 画像 |
21. 治療 |
22. 手術 |
23. 予後 |
24. その他 |
優秀演題は、会期1日目(2025年11月28日(金))の情報交換会にて表彰いたします。※予定
表彰についての詳細は PDF「研修医・専攻医奨励賞について」をご参照ください。
演題口演発表時には、消化器病学会・消化器内視鏡学会共に、利益相反(COI)状態の開示が必要になります。
日本消化器病学会
https://www.jsge.or.jp/shibu_coi/
日本消化器内視鏡学会
https://www.jges.net/procedure/coi
株式会社コングレ九州支社
〒810-0001 福岡市中央区天神 1-9-17
TEL: 092-718-3531
FAX: 092-716-7143
E-mail: g126-e120@congre.co.jp
[主催事務局]
第126回日本消化器病学会九州支部例会
大分大学医学部消化器・小児外科学講座
〒879-5593
大分県由布市挾間町医大ヶ丘1-1
第120回日本消化器内視鏡学会九州支部例会
大分大学医学部消化器内科学講座
〒879-5593
大分県由布市挾間町医大ヶ丘1-1
[運営事務局]
株式会社コングレ 九州支社
〒810-0001 福岡市中央区天神1-9-17-11F
TEL 092-718-3531 FAX 092-716-7143
E-mail g126-e120@congre.co.jp