第37回岐阜県病院協会医学会

学会長挨拶

令和2年初頭から始まった新型コロナウイルスの拡がりは予想を超える大きなものであり、今もまだその収束が見通せない状況ではあるかと思います。しかしながら、令和3年に入り、ワクチン接種が開始され、令和4年には、少なくとも医療従事者においては、3回目のワクチン接種まで完了いたしました。こうした状況や直近の感染状況等から、今回は3年ぶりに対面形式で開催することとしました。但し、会場ではマスクの着用、手指消毒、密回避、こまめな換気、検温等、基本的な感染防止策を徹底することが重要だと考えています。

さて、今回の学会のテーマとしましては、1)「東海国立大学機構とは何か」、2)「身近になったDX(デジタルトランスフォーメーション)」に加え、3)「COVID‒19流行下における医療提供体制の維持」を 挙げたいと存じます。

テーマ1に関しては、東海国立大学機構が発足して2年が経過しますが、岐阜県の医療人にとって重要な 話題の割に、内容を知らない方が大部分かと思います。機構についての概要等について、国立大学法人東 海国立大学機構 岐阜大学長 吉田 和弘先生、名古屋大学医学部附属病院 病院長補佐(病院CIO) 白鳥 義宗先生にそれぞれのお立場から特別講演をお願いしております。

テーマ2に関しては、朝日大学病院 消化器内科診療部長 八木 信明先生による特別講演、藤田医科大 学医学部ロボット技術活用地域リハビリ医学寄附講座教授 太田 喜久夫先生による共催セミナー及び松 波総合病院副院長兼FMDセンター長 草深 裕光先生によるキーノートレクチャーにより、デジタル化 による改革がどの程度進んでいるか情報を共有していただく予定です。また、DX(デジタルトランス フォーメーション)については皆様からの演題もお待ちしております。

テーマ3に関しては、愛知医科大学大学院医学研究科 臨床感染症学教授 三鴨 廣繁先生による共催セ ミナーにより、今一度、COVID‒19 への知見を深めていただきますとともに、長引くコロナ禍のなか、 各病院における医療提供体制の維持のための外来・病棟での様々な取り組み等について、皆様からの演題 も期待しております。皆様ふるってご応募いただけたらと存じます。

当院で主催いたします学会は初めてであり、尚且つ新型コロナウイルスへの感染防止対策を講じたうえで の対面形式での学会でありますので、何分不慣れでご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、よろ しくお願い申し上げます。

第 37 回岐阜県病院協会医学会
学会長 近藤 泰三
(岐阜県立多治見病院 院長)