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重要無形文化財「久留米絣」
洗うほどに風合いのでる絣は、長年暮らしの中で愛されてきました。久留米絣は、かすれ模様を生み出す昔ながらの染めと織りの技法を用いた平織りの綿織物です。柄になる糸部分を紐で縛る「括り(くくり)」の後に藍染し、縦糸と横糸を30にもおよぶ工程で織りすすめて布になります。
丈夫な久留米絣は、夏は涼しく冬は暖かい綿の特性を生かし、最近ではカラフルな絣糸を使ったスニーカーや鞄、雑貨などにも活用され、海外でも高く評価されています。
リンク:
久留米市公式観光サイト ほとめきの街 久留米絣