第75回日本弱視斜視学会総会 第44回日本小児眼科学会総会

ご挨拶

第75回日本弱視斜視学会総会

 
大阪市立総合医療センター 小児医療センター小児眼科 横山 連

2019年6月14日(金)から15日(土)の期間で第75回日本弱視斜視学会総会を開催いたします。今回は第44回日本小児眼科学会(会長:浜松医科大学眼科教授 堀田 喜裕先生)との合同開催です。まだ皆様の記憶にも新しいことと思いますが、前回74回総会は会期中に記録的な豪雨が西日本を襲い大きな被害をもたらしたため、残念ながら後半のプログラム実施を断念せざるを得ませんでした。今回はその実現できなかったシンポジウムと講習会の内容を引継ごうと考えます。シンポジウムは「弱視と斜視治療のEBMを考える」と題して前回の内容の一部を再現します。講習会は「斜視の検査・診断・治療」について3人の演者に重要なポイントをまとめていただきます。日々斜視診療にたずさわっている方々が、確信をもって患者に対応できる基礎を提供したいと思います。特別講演は、会長講演として私が担当します。テーマとして選んだのは強度近視性斜視で、典型的な固定内斜視だけではなく、共同性内斜視とまぎらわしい症例や、Sagging eye syndromeについても言及する予定です。

今回は浜松医科大学の佐藤美保先生のご尽力で、APSPOS (Asia-Pacific Strabismus and Paediatric Ophthalmology Society) シンポジウムをプログラムに組み込みました。本学会としては初の国際シンポジウムとなります。2018年3月に行われた第13回国際斜視学会の会期中に、今回のオーガナイザーを依頼したSonal Farzavandi先生(シンガポール)及びJason Yam先生(香港)と話し合い、弱視斜視と小児眼科の両分野にまたがる、合同学会にふさわしい内容を用意するよう計画しました。同時通訳も用意し、できるだけ多くの皆様にわかりやすく内容が伝わるよう努力いたします。

開催地に選んだ浜松は中部日本にあり、全国からのアクセスも容易です。また学会場も新幹線浜松駅から徒歩数分と近いので、できるだけ多くの方々にご来場いただき、参加してよかったと思える学会にしたいと思います。

第44回日本小児眼科学会総会

 
浜松医科大学眼科 堀田 喜裕

第44回日本小児眼科学会総会を2019年6月14日(金)・15日(土)の両日にわたり、第75回日本弱視斜視学会総会(会長は大阪市立総合医療センターの横山連先生)と合同開催いたします。第75回日本弱視斜視学会は、会長講演が企画されていますが、第44回日本小児眼科学会は特別講演を名古屋大学の寺﨑浩子先生にお願いいたしました。寺崎教授は網膜硝子体のトップサージャンですが、網膜疾患の評価、低侵襲化を目指して、形態と機能の両面から幅広い臨床研究ならびに基礎研究を行ってこられました。研究は小児眼科領域にも深く及んでいて、そのお仕事の集大成をお話しいただく予定です。シンポジウムは日本小児眼科学会、日本弱視斜視学会、日本視能訓練士協会、日本眼科医会が力を合わせて進めている小児眼疾患のスクリーニングを、講習会は皆が困っている小児の炎症性疾患をテーマとしました。

今回はじめての試みとして、横山連会長と相談の上、インターナショナルシンポジウムを計画しています。日本弱視斜視学会理事長の佐藤美保先生の取り計らいで、APSPOSの会長のDr. Frank Martinよりthe APSPOS symposiumと呼称する許可をいただき、シンガポールのDr. Sonal Farzavandiと香港のDr. Jason Yamにオーガナイザーをお願いしています。

学会場のアクトシティ浜松は、JR東海道新幹線の浜松駅から徒歩数分とアクセスの良い場所にあります。豊かな自然に恵まれた静岡県は、鰻だけでなく、果物、野菜、美味しいものがたくさんあります。どうぞ一人でも多くの方にご参加いただき、充実した時間を共有していただけたらと思います。