2025年の日本乳癌学会学術総会のテーマを
「アジアと欧米の違い Bridging across the Pacific」としました。
我々アジア人と欧米人は、遺伝的および環境的背景の違いから体型や体質が異なります。
また、乳癌の診療体制もそれぞれ異なります。
そのため、欧米で創出されたエビデンスは非常に貴重である一方、
すべてをそのまま外挿することができない場合もあると考えられます。

今回の総会では、外科、内科、放射線診断および治療、病理、形成外科、緩和ケア、医療情報などの分野で、日本と海外の実態を調査し、それに基づいて両者の違いに焦点を当てた議論を行いたいと考えています。現在、それぞれの研究の協力施設の先生方によって収集された膨大なデータを、担当の先生方とデータセンターの優秀な生物統計学者が解析しています。

また、総会に先立ち、プレミーティングを開催し、それぞれの研究の経過を会員の先生方と
共有することで、7月の総会での議論をさらに深めたいと考えています。
以下は、各部門のプレミーティング日程です:

2月22日:

緩和医療部門

(ACPに関する研究)

3月29日:

外科部門

(部分切除後の局所再発に関するコホート調査)

5月10日:

内科部門

(閉経前乳癌の術後薬物療法に関するコホート調査)

5月24日:

病理部門

(部分切除後の断端診断に関する研究)

6月21日:

放射線診断部門

(乳房構成に関する研究)

ぜひご参加いただき、活発な議論にご貢献いただければ幸いです。

第33回日本乳癌学会学術総会
会長 石川 孝(東京医科大学 乳腺科学分野)

第1回プレミーティング

第2回プレミーティング

第3回プレミーティング

第4回プレミーティング

第5回プレミーティング

SCHEDULE

形式:WEB配信(Zoom)

日時:2025年6月21日(土)14:00~15:45

PROGRAM

座長 石川 孝 東京医科大学 乳腺科学分野 主任教授

講演1 日本の乳房構成判定についての解説
演者 角田 博子 聖路加国際病院 放射線科 医長・乳房画像診断室 室長
講演2 日本人医師間の乳房構成判定のvariabilityの解説
Inter- and intra-observer variability of qualitative visual breast-composition assessment in mammography
among Japanese physicians: a first multi-institutional observer performance study in Japan
演者 小山 陽一 東京医科大学病院 乳腺科 助教
講演3 世界各国の医師間の乳房構成判定のvariabilityを研究する意義について解説
演者 植松 孝悦 静岡県立静岡がんセンター 乳腺画像診断科 兼 生理検査科 部長
講演4 乳房超音波検査から乳房構成判定を試みる研究について:JABTSのUS GTC研究部会の内容
演者 木村 芙英 第二川崎幸クリニック 乳腺外科 部長

視聴対象者:日本乳癌学会会員

※医療関係者:主として医師、歯科医師、薬剤師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床心理士等の医療専門家(医学部・薬学部等の学生を含む)及び医療施設において医療に従事する職員

参加費:無料

共催:富士フイルムメディカル株式会社

参加申込はこちらから

学会事務局

一般社団法人 日本乳癌学会

〒103-0027
東京都中央区日本橋3-8-16 ぶよおビル3F

運営事務局

株式会社コングレ

〒103-8276
東京都中央区日本橋3-10-5
オンワードパークビルディング

E-mail:jbcs2023@congre.co.jp

プレミーティング

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