第83回 日本循環器学会学術集会

シンポジウム3【日本超音波検査学会-日本循環器学会 ジョイントシンポジウム】
これからの心機能評価 ─日常心エコー検査で何を計測しどう評価するか─
座長: 岩永 史郎(埼玉医科大学国際医療センター)
種村 正(心臓血管研究所付属病院)
 心エコー図検査にはたくさんの計測項目があり、新しい技術や指標の登場によりその数は増える一方である。心機能評価においても三次元画像(3D法)による心腔計測・駆出率、Global Longitudinal Strain.(GLS)、Area-length 法による左室心筋重量をはじめ、左室拡張機能評価や右心系評価などのさまざまな計測項目が新たに加わってきている。
 一方、左室駆出率はMモード法、断層法、3D法の3つの手法で、1回拍出量はMモード法、断層法、ドプラ法、3D法の4つの手法で計測が可能である。更にこれらの自動計測も実用レベルになってきていることから、その使い分けも問題となっている。本セッションでは、今後、心機能評価を行う上で日常検査において何を計測してどう評価すべきか、何を削ることができるのかについて議論する。

閉じる

↑ pagetop

© 2018- 第83回 日本循環器学会学術集会. All Rights Reserved.