第46回日本臨床薬理学会学術総会

ご挨拶

第46回日本臨床薬理学会学術総会

会長 蓮沼 智子

北里大学医学部附属臨床研究センター プロジェクト実施部門 教授
北里大学北里研究所病院研究部 部長、臨床試験センター長

この度、第46回日本臨床薬理学会学術総会を2025年12月5日(金)・6日(土)の2日間、東京駅直結のステーションコンファレンス東京にて開催する運びとなりました。 近年、私達はコロナ禍という人類にとって大きな試練を経験し、さまざまな分野でそのありようが問われました。新たな技術が生まれ、人々のマインドも大きく変化しましたが、医療、薬学分野も例外ではなく、さまざまな場面で今まで経験したことがないような対応を求められ、試行錯誤が行われてきています。ネット環境の急速な整備が行われたとともに、時を同じくしてA Iの急激な発展普及がされつつあり、医療の分野でも今後その恩恵に大きく与ることになるでしょう。

現在、人々の生活はコロナ禍前の状況に戻りつつありますが、パンデミックを通じて発展した多くの新しい技術が取り入れられているとともに、物事の考え方にも変化が出てきています。このような時代背景から、今大会のテーマを「新たなフェーズへ」としました。日本における臨床薬理学が築いてきた偉大なるレガシーを踏襲しつつ、今後の日本における、ひいては人類における医療はどのような方向に進むべきかを議論し、臨床薬理学の視点から未来を考えられる学術総会にしていきたいと思います。

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