第18回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO2021 Virtual Congress)【Live Streaming: 2021年2月18日(木)~2月21日(日) / On-demand Streaming: 2021年3月1日(月)~3月31日(水)】JSMO2021 News Mail Vol. 8
第18回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO2021 Virtual Congress)Live Streaming: 2021年2月18日(木)~2月21日(日)On-demand Streaming: 2021年3月1日(月)~3月31日(水) JSMO2021 News Mail Vol. 8

日本臨床腫瘍学会 会員 各位
皆様、
学術集会部会の緩和ケア支持療法部会からの選りすぐりのシンポジウムをご紹介いたします。
日本緩和医療学会との合同シンポジウムにもご期待ください。ぜひ、ライブ配信されるシンポジウムにご参加いただき、最新の緩和ケア、支持療法についてご覧ください。

緩和ケア支持療法部会 Symposium

1. Oncologistも知っておきたい、ワンランク上のがん疼痛診療(シンポジウム 3)
日時:2月18日(木)16:00~18:00(ライブ配信)
司会: 小原 弘之 川崎医科大学総合医療センター 内科
松岡 弘道 国立がん研究センター中央病院
演者: 松岡 弘道 国立がん研究センター中央病院
住谷 昌彦 東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部
蓮尾 英明 関西医科大学 心療内科学講座
山口 重樹 獨協医科大学医学部 麻酔科学講座
企画概要
本セッションではがん医療の発展に伴い予後も伸びて、ますます重要となってきた疼痛管理に関して、一歩進んだ切り口から学び、今後につなげる企画としたい。がん患者の「痛い!」を目にしたとき、客観的所見に乏しくても、安易に機械的にNSAIDsやオピオイドの増量がされる指示が出ていないだろうか?がん患者の痛みを考える際には、腫瘍関連因子(虚血・出血、腫瘍増大、感染、骨折)と患者関連因子(ケミカルコーピング、せん妄、オピオイド耐性、抑うつ・身体化)を考慮することが重要であるとされている(JCO 2014)。特にケミカルコーピングが見落とされ機械的な増量指示が出されていることにも遭遇する。本企画では、昨今多くのオピオイド製剤や鎮痛補助薬が登場してその使い分けは煩雑化しており、その整理を行うとともに、がん患者の疼痛診療で陥りやすい罠を整理し、がん疼痛への薬物療法、がん患者の非がん痛のみかた(慢性疼痛)、偽依存とケミカルコーピングの観点から4人の演者が最新の知見を交えたシンポジウム形式のセッションとする。

2. 進行がん患者の難治性せん妄をどうマネジメントするか?(シンポジウム 19)
日時:2月19日(金)20:30~22:30(ライブ配信)
司会: 森田 達也 聖隷三方原病院 緩和支持治療科
岡本 禎晃 市立芦屋病院 薬剤科
演者: 小川 朝生 国立がん研究センター先端医療開発センター 精神腫瘍学開発分野
大谷 弘行 九州がんセンター 緩和治療科;聖マリア病院 緩和ケア内科
林 ゑり子 横浜市立大学 医学部 看護学科
松田 能宣 国立病院機構近畿中央呼吸器センター 心療内科/支持・緩和療法チーム
企画概要
進行がん患者のせん妄には難治性、非可逆性のものも含まれ、治療なケアに難渋することも稀ではなく、特に終末期においては、緩和困難な症状として鎮静の対象となることもある。本シンポジウムでは、せん妄が難治化する原因、また難治性あるいは非可逆性になった場合の目標設置、薬物療法の方針、尊厳を保つためのケア、家族ケアなどについての現状と課題を議論する場としたい。

3. 結局、ACPって??(シンポジウム 24)
日時:2月20日(土)09:00~10:00(ライブ配信)
司会: 木澤 義之 神戸大学医学部附属病院 緩和支持治療科
演者: 森 雅紀 聖隷三方原病院 緩和支持治療科
竹之内 沙弥香 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 基礎看護学講座
企画概要
まだまだACPって結局何?と思われている会員の皆様も多いのではないだろうか?本セッションでは、もう一度基礎からACPを体系的に学ぶ機会としたい。

4. がん悪液質への新たな挑戦(シンポジウム 27)
日時:2月20日(土)16:20~17:50(ライブ配信)
司会: 相羽 恵介 戸田中央総合病院 腫瘍内科
髙山 浩一 京都府立医科大学大学院 内科学呼吸器内科分野
演者: 髙山 浩一 京都府立医科大学大学院 内科学呼吸器内科分野
内藤 立暁 静岡県立静岡がんセンター
光永 修一 国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科
立松 典篤 名古屋大学大学院医学系研究科 総合保健学専攻
企画概要
悪液質は現在注目されている支持医療対象項目である。これまで、その重要性がうたわれながらも科学的研究が少なく、標準治療が存在しない状況であった。しかし、近年科学的研究が進み、いよいよ臨床家は知らなければならない領域となっている。本シンポジウムで悪液質の知見の普及を図りたい。

日本緩和医療学会/日本臨床腫瘍学会合同シンポジウム

1. 最先端のがん治療と終末期ケアをどのように統合するか?
(日本緩和医療学会/日本臨床腫瘍学会 合同シンポジウム)
日時:2月21日(日)09:00~11:00(ライブ配信)
司会: 三宅 智 東京医科歯科大学 臨床腫瘍学分野
井上 彰 東北大学大学院医学系研究科 緩和医療学分野
演者: 石川 敏昭 東京医科歯科大学大学院 総合外科学分野
伊勢 雄也 日本医科大学付属病院 薬剤部
林 ゑり子 横浜市立大学医学部 看護学科
後藤 悌 国立がん研究センター中央病院
杉山 育子 東北大学病院 看護部
西 智弘 川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター



会期中のライブ配信プログラムにご参加いただいた方には、素敵な特典をご用意いたしております。奮ってご参加ください。
事前参加登録期間:
2020年10月1日(木)正午から2021年1月29日(金)正午

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※事前参加登録特典として先着5,000名にポケットプログラムを送付いたします。

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