ご挨拶
第12回九州山口薬学会ファーマシューティカルケアシンポジウム 開催にあたって
2022年2月5日(土) 6日(日) の両日、川商ホール (鹿児島市民文化ホール) にて第12回九州山口薬学会ファーマシューティカルケアシンポジウムを開催する運びとなりました。
診療報酬改定や改正薬機法の内容からも、薬剤師が今、医療人として多職種連携の旗下に薬物治療を支える存在として大きな期待を寄せられています。そして、国民の期待に応えられる薬剤師として薬物治療管理に貢献するには、時代の流れを捉える研鑽の積み重ねが必要であり、医療・教育・研究にバランスよく精通した高い職能を持つことが求められます。
今回の大会テーマを「つなげよう薬剤師の力 〜磨く専門、ひろがる連携〜」とさせていただきました。新型コロナウイルス感染症の渦中で医療情勢が刻々と変化しています。このような時こそ、人と人との対話、薬剤師同士や他職種との更なる連携が必要ではないでしょうか。本大会では、特別講演2題、教育セミナー2題、シンポジウム6題などを予定しております。病院薬剤師をはじめ、薬局薬剤師、大学薬学部の教員・学生の多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
来年の2月初旬にはコロナ禍が終息していることを想定し、本大会も従来通りの集合型開催として企画を進めて参ります。早春の鹿児島は、早々に春の息吹が感じられるほど温暖で活気があります。深い歴史を探訪できる近隣の散策観光、そして鹿児島を代表する食事なども一興かと存じます。皆様のお越しをぜひお待ち申し上げます。
第12回九州山口薬学会ファーマシューティカルケアシンポジウム
大会長・実行委員長
武田 泰生 鹿児島大学病院 教授・薬剤部長 |