会長挨拶

藤元 昭一

第53回九州人工透析研究会総会
会長 藤元 昭一
宮崎大学医学部医学科 血液・血管先端医療学講座 特別教授

このたび、第53回九州人工透析研究会総会を宮崎市に於いて開催させていただくこととなりました。回数が示しますごとく、長きにわたって九州の人工透析医療の根幹として存在する本研究会の総会を、継続して開催していただいている皆様に感謝申し上げます。

そのような中、昨年の本研究会総会はコロナ感染症蔓延のため、開催を中止とさせていただきました。現在もまだコロナ禍の真っただ中にある状況(2021年4月現在)ですが、そのうちに終息してくるものと確信しています。本研究会の演題募集が始まる頃(2021年6月22日)には、医療スタッフの皆様のほとんどはワクチン接種も終えられ、本研究会開催時には全国民の多くに、ワクチンが行き渡っているのではないかと不安ながらも思っています。そのため、今回は通常通りの現地開催(密となるポスター発表はなし)を考えて準備していますが、場合によってはハイブリッド開催(現地集合 + Web)となるかもしれないと危惧はしています。

今回のテーマは「With/Afterコロナ時代の腎代替療法」とし、皆様と問題点を共有し、明日に繋がる叡智を得ていただければと思っています。シンポジウムは、升谷耕介先生(福岡大学教授)、西野友哉先生(長崎大学教授)に「コロナ感染症と透析医療」に関する企画をお願いしており、皆様のお役に立つ話題が取り上げられるものと期待しています。特別講演は、当地にご縁のあるお二人の方に行っていただきます。ひとつは透析の分野でもエポックメイキングな話題であるHIF-PHに関するご講演を2019年にノーベル医学生理学賞を授与されたWilliam G. Kaelin Jr 先生のもとで研究を続けておられた南嶋洋司先生(群馬大学教授)に、もうひとつは医療・透析分野ばかりでなく、企業体としての大きな視点からのご講演を西脇章様(宮崎日機装株式会社社長)にお願い致しました。興味深いお話が拝聴できるものと思いますので、皆様に会場に足を運んでいただければ幸いです。

今回も会場はシーガイアコンベンションセンターです。目の前に緑の木々に囲まれたフェニックスカントリークラブ、真っ青な日向灘が望める絶景の場所です。美味しい素材もある時期ですので(伊勢海老、刺身、宮崎牛、他)、焼酎とともに「食」も楽しんでいただければと思っています。是非、多くの皆様においでいただき、有意義で活発な研究会総会になりますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。