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会長挨拶

北條 達也

第48回日本生体電気・物理刺激研究会
会長 北條 達也
同志社大学スポーツ健康科学部 教授

第48回日本生体電気・物理刺激研究会を同志社大学寒梅館で開催の予定でしたが、新型コロナウィルス感染症第6波の感染拡大の中、WEB開催させていただくことになりました。

本研究会は、整形外科領域では世界的な業績である“骨の圧電現象”を発見された京都府立医科大学の故保田岩夫先生が1976年に『骨と電気刺激を語る会』を主宰されたことに始まり、第14回に生体電気刺激研究会、第35回に日本生体電気・物理刺激研究会と改称され、現在に至るまで主に運動器の物理療法に興味を持つ研究者や臨床家が意見を交換し合う会として発展してまいりました。私は保田先生の大学の後輩にあたり、これまで末梢神経の再生伸長に係る電気刺激の効果や温熱療法の関節軟骨への効果などに興味を抱いて研究をしてまいりました。電気刺激や超音波刺激などの物理刺激は、その周波数や刺激強度を変えると生体はその刺激に応じて異なる反応を示すことも多く報告されており、モダリティーとしては古いものですが未だに新しい知見が示されて続けており、物理刺激と生体反応に関する研究領域は奥の深い領域であると感じています。

そこで、本研究会のテーマを『生体電気・物理刺激の温故知新』とさせていただき、この領域の歴史と奥深さを改めて実感できる会にしたいと考えております。骨圧電現象の論文の共著者で保田岩夫先生ともに本研究会の黎明期を支えられた深田栄一先生は、今年100歳を迎えられます。その深田先生が私の無茶な依頼を御快諾くださり、大変ありがたいことに“温故”としてWEB講演用の動画スライドを作ってくださいました。また、“知新”として、同志社大学理工学部の松川真美教授の『超音波刺激と骨圧電』に関する新しい知見のご講演を筆頭に、4人の先生方にミニレクチャーをお願いしております。さらに京都府立医科大学生理学教室の八木田和弘教授には、旭化成ファーマとの共催セミナーとして『光刺激によるサーカディアンリズムへの影響~ 代謝・免疫・骨粗鬆症などとの関連~』と題して光刺激についての話題提供をお願いしています。そして2020年に京都府立医科大学整形外科学教室の教授に就任され、本研究会の常任幹事となられた高橋謙治先生には、『温熱ストレス応答を利用した変形性膝関節症治療』のご講演をいただく予定です。

残念ながら古都京都での対面形式の研究会の開催とはなりませんでしたが、WEB開催のメリットはインターネットにさえ接続できれば、遠方の方々や地域・施設のコロナ対策などで出張が困難な方々にも移動の労なく容易に参加いただけることです。生体電気・物理刺激について広くディスカッションできる場としたいと考えております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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