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会長挨拶
宮原 寿明
国立病院機構 九州医療センター
副院長
 この度、第49回九州リウマチ学会を平成27年3月21日(土)・22日(日)の2日間、福岡市のアクロス福岡で開催させていただくことになりました。大変光栄に存じます。

 関節リウマチ診療は過去15年間で大きく様変わりしました。生物学的製剤をはじめとする新しい治療薬が次々と臨床応用されるとともに、T2T戦略が臨床現場で広く実践されるようになり、患者の疾患活動性はかなり制御されるようになってきました。このエビデンスにのっとった治療ガイドラインとして、昨年、EULAR2013改訂RA診療リコメンデーションが発表されました。更に我が国でもMTXの増量や7剤の生物学的製剤使用が可能になった現状に則して診療ガイドライン策定がなされ、今年10月には日本リウマチ学会から『関節リウマチ診療ガイドライン2014』が出版されました。こうした新しいリウマチ治療の確立と診療の標準化促進は多くの患者の長期的予後をも改善するものと考えられます。

 しかしながら、実臨床においては難治例や合併症併存例、医療経済的な治療困難例など多彩な症例が混在しており、ガイドラインに沿った治療だけでは不十分なであることも事実です。今後の治療効果の更なる向上のためには、薬物療法抵抗性の克服に向けた検討や、より良いADL・QOL獲得を目指した手術療法の検討が次のステップに向けた課題であると言えます。そこで、今回の主題は、「生物学的製剤難治例に対する治療の工夫」と「リウマチ手・足病変に対する外科的治療の新しい流れ」としました。また、特別講演として、今回のガイドライン作成分科会長の山中寿先生に「RA診療ガイドライン」についてお話しいただき、先生方の診療に役立てていただくことにいたしました。

 今回は会期が3月の第3週に当たり、年度末のお忙しい時期の開催となってしまいましたことをお詫び申し上げます。1ヶ月後の4月23日(木)〜25日(土)は日本リウマチ学会も控えております。お忙しい中恐縮ですが、多数の演題のご応募、そして多数の皆さまのご参加と、活発な討論で、会を盛り上げて頂くことを切にお願い申し上げます。
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