第60回九州リウマチ学会
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会長挨拶
 
  第60回九州リウマチ学会
会長 中島 康晴
(九州大学大学院医学研究院 整形外科学教室 教授)
 
 この度、第60回九州リウマチ学会を2020年9月7日(土)・8日(日)の2日間、福岡市の福岡国際会議場で開催させていただくことになりました。伝統ある本学会を担当させていただき大変光栄に存じております。ご参加の皆様にとって実り多い学会にすべく準備しております。大変残念ながら、第59回九州リウマチ学会は新型コロナウィルスの感染拡大で中止となりました。第60回本学会では、第59回で申し込まれた演題の発表の場を提供したいと思います。再度の登録は必要となりますが、ご希望の方は是非演題を応募ください。
 今回のテーマは「リウマチ患者のQOLを考える」としました。リウマチ性疾患の診断や治療の進歩により、治療成績は大きく向上いたしました。一方、QOLに注目してみますと、HAQを中心としたいくつかの指標はあるものの、疾患活動性や骨関節破壊に比べると議論される機会は少なかったと思います。疾患活動性はある程度コントロールできるようになりましたので、今後は運動を含めた質の高い生活が求められることと思われます。さらにリウマチ患者自身の高齢化も同様に進んでいますので、いかに筋力を落とさないかという点も重要になってくると思います。
主題は
Ⅰ. リウマチ性疾患におけるリハビリとスポーツ
Ⅱ. 悪性腫瘍を合併したリウマチ性疾患の治療
Ⅲ. 脊椎関節炎の現状と課題
Ⅳ. チーム医療の工夫(第59回九州リウマチ学会 主題IV)
とさせていただきました。リウマチ患者さんのQOL向上のために皆様が日常診療で行っている試み、リハビリテーション、スポーツ活動の現状や展望に関して、主題Iにご応募いただければと存じます。併存症、中でも悪性腫瘍を有する場合の薬物治療に関しては議論の多いところだと存じます。この点をご討論いただき、今後の治療へ結び付けることができれば幸いです。脊椎関節炎に対しては、次々と新規生物学的製剤が登場していますが、その病態についてはまだまだ未知の部分も多く、このような新規製剤の実臨床での効果を検証することは重要であります。主題Ⅲの中でディスカッションできればと存じます。また、第59回本学会会長井田弘明教授に許しを得て、主題の1つ「チーム医療の工夫」を引き継がせていただきました。チーム医療の必要性はますます高まっており、治療効果を向上させるためにチームで行っている工夫に関して、特にコメディカルの方々の演題登録、ご参加をお待ちしています。
 特別講演には、長年にわたって日本のリウマチ治療をリードされて来られ、かつ日本リウマチ学会九州支部長でもある川上純先生にお願いさせていただきました。また、これまでと同様にセミナー、講演、また研修医セッションも企画しています。特に、優秀研修医演題は初日の全員懇親会で表彰を予定しておりますので、奮ってご参加ください。9月初めの残暑厳しい時期ではございますが、多くの演題のご応募、そして多くの皆様のご参加と活発な討論で、記念すべき第60回の本学会を盛り上げていただくことを切にお願い申し上げます。
 
 
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