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会長挨拶

第31回日本Shock学会総会開催にあたって

第31回日本Shock学会を、2016年10月6日(木)に東京ドームホテルで開催することになりました。

今回の学会は、4年に一度開催されるInternational Federation of Shock Society (IFSS)と同時開催となります。そこで、今回のテーマは「ショック研究の国際化」と致しました。Shock学会は、基礎研究者と臨床医が同じテーマで病態生理の解明や治療法の確立に向けて研究成果を話し合う、極めて学際的な学会です。医学の発展のためにはこのような学会こそが必要であり、多くの若手研究者や若手医師に参加してもらいたいと考えています。しかし、実際には若手医師の研究離れ、大学離れは加速しており、今後のショック研究にも黄色信号が灯りつつあります。このような状況の中、IFSSに参加する、文献でしか見たことのない海外の著名な研究者、臨床医の講演や発表を聞くことは、若い人たちにとって、必ずや刺激になると考えております。是非若手の医師や研究者の方に、IFSSと日本Shock学会の両方に参加していただき、アカデミックな4日間を堪能していただきたいと思います。

今回の学術集会では、Critical Care Medicine誌のChief Editorである米国Emory大学Critical Care CenterのTimothy G. Buchman教授に特別講演をお願いしています。また、今回、Shockの領域でも注目され始めている細胞死をテーマとして活動している日本Cell Death学会との合同シンポジウムを企画しました。例年と同様、会長賞セッションも開催致します。日頃の研究成果をこのセッションで発表し競い合っていただきたいと思います。今回の会長賞セッションは海外からの参加者にも理解できるように、スライドは英語で作成していただきたいと考えています。一般演題は口演とポスターセッションを考えています。若手の方には、できるだけIFSSで英語でのポスター発表を行っていただきたいと思いますが、英語での発表が得意ではないという方は、是非日本Shock学会の方へ演題を応募していただければと思います。

会期中は、秋のさわやかな季節です。IFSSでは、アメリカショック学会と同様、2日目に早朝マラソン(Presidential Run:5km 皇居1週)が開催される予定です。是非このfun runにも参加して、海外からの参加者と交流を深めていただきたいと思います。

IFSSに引き続いて開催される第31回日本Shock学会総会に、是非多くの方に参加していただきますようお願い申し上げます。

第31回日本Shock学会総会
千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学
会長 織田 成人