第25回日本腎不全看護学会学術集会/第7回アジア腎不全看護シンポジウム

会場:名古屋国際会議場

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ご挨拶

第25回日本腎不全看護学会学術集会

第25回日本腎不全看護学会学術集会
大会長 宮下 美子
ホスピーグループ 腎透析事業部
宮下 美子

COVID-19感染拡大及び長期化に伴い皆様におかれましては、慢性腎臓病患者および腎不全患者に対しさまざまな対応・ご努力を重ねておられることと拝察いたします。

この度、「第25回日本腎不全看護学会学術集会」および「第7回アジア腎不全看護シンポジウム」を2022年10月15日(土)・16日(日)に、名古屋国際会議場およびオンラインのハイブリッド型にて開催させていただくことにいたしました。

第25回日本腎不全看護学会学術集会のテーマは、「支えあうケア~シームレスな連携~」といたしました。地域包括ケアシステムの構築が進められる中、2040年に向けて地域共生社会の実現が求められています。地域共生社会とは、地域住民や多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超え、つながることで一人一人が生きがいを感じられる社会です。治療を受けながら地域で生活する慢性腎臓病患者および腎不全患者は、複合的な支援を必要とするケースが多くあります。誰とどのように支えていくのか、その中で私達慢性腎臓病・腎不全領域の看護職者はどのような役割を果たすのか、改めて考える必要があると思います。医師、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士など身近な医療者をはじめ、ケアマネジャー、訪問看護師など介護系ならびに地域の方達と、領域を超えた更なる連携が必要となっています。

慢性腎臓病患者および腎不全患者を多職種、多領域の人で支え、シームレスな連携をめざして、皆様とともに考え深めていく機会になればと思います。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第7回アジア腎不全看護シンポジウム

第7回アジア腎不全看護シンポジウム
大会長 平松 美紀
日本腎不全看護学会 国際交流委員長
平松 美紀

この度、第25回日本腎不全看護学会とともに第7回アジア腎不全看護シンポジウム(The 7th Asian Nephrology Nursing Symposium:ANNS)を開催することとなりました。ANNSは、アジア地域における腎不全看護の質向上を目的に設立され、2009年以降2年ごとに、アジア各国での開催を継続してきました。今回は、2013年の横浜大会以来2度目の日本開催となります。

今回のテーマは、”Sharing our experiences to overcome the crisis”といたしました。アジア各国の腎不全看護にかかわる専門職の方々が、コロナ禍で遭遇した危機的状況やその対応、またはコロナ禍にかかわらず各国の腎不全看護に関する様々な取り組みについてなど、アジア各国の情報を共有し、ともに危機を乗り越えたいという願いを込めました。

残念ながら、COVIDの感染拡大はいまだ終息の兆しが見えない状況です。そのため、オンラインでの開催となります。直接お会いできないのが非常に残念ですが、オンラインだからこそのメリットを生かし、国際交流を楽しみたいと考えています。本大会がお互いの国に関心をもつきっかけとなれば嬉しく思います。

今回のANNSは1日間ですが、国内外より多くの方にご参加いただきたいと思います。皆様にお会いできることを楽しみにしております。

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